ママチャリの前タイヤ交換
ママチャリ前輪の劣化したタイヤを交換します。
交換部品と使用工具
オートライト取り付けで使用した車輪のタイヤがパンクしました。パンクなのでパッチやチューブ交換をすればよいですが、画像のようにタイや表面が削れて側面に大きな切れ込みが多数出ていたので、タイやごと交換する事にします。
この自転車は26インチなので、ブリヂストンの26インチ用タイヤチューブセットを購入しました。画像の銀色のテープが巻かれている部分にチューブと説明書が入っています。この梱包方法に対してカッターを使うと危険なのでテープをはがしてほどいた方がよいです。
従来の虫ゴムタイプの物が使われています。
一応サイズを確認してみると、ちゃんとサイズが合っていました。26インチタイヤなら大抵は「26 X 1 3/8」(別表記「37-590」)ですが、事前にタイヤサイズは確認しておいた方がよいでしょう。
交換部品
種類 | 商品名 | 価格 | 購入店舗 |
---|---|---|---|
タイヤ・チューブ | IA26BLB1 (F272694) 26インチ用タイヤ・チューブ | \1880 | ヨドバシカメラ |
リムテープ | リムバンドテープ | \198 | オーケー |
使用工具
使った工具は2点で、100均ショップで購入できます。あとリムテープを切るのにハサミを使います。
- 14mmレンチ:前輪を固定しているナットに使用
- タイヤレバー:タイヤ外しに使用
前輪の取り外し
タイヤを交換するために後輪を外します。
ハブダイナモのケーブル
最初にハブダイナモのケーブルを抜いておきます。線にダメージがいくので、ケーブルではなく端子部を持って引っ張って外します。
ナットを外す
14のレンチを使って左側のナットを外しました。外しきる前に取り付け順序を確認しておきます。
右側のナットも外しました。
前輪を外す
ナットを外すとフレームがタイヤの軸に乗っているだけになるので、上に持ち上げるだけでタイヤが外れます。
前輪が外れました。
タイヤ交換
タイヤ外し
元のタイヤのバルブとナットを外します。
通常のパンク修理と同じ要領で、タイヤレバーを使ってタイヤを外します。
リムテープの貼り付け
タイヤを外すとリムテープが見あたらず、スポークの付け根部分がむき出しになっています。
普通はリムテープが貼られていると思いますが、リムテープは年月と共に劣化するので、タイヤ交換のタイミングで張り替えてしまうのがよいです。
チューブを見てみるとスポークの跡が残っています。
実際何年もパンクはしていなかったので、これで問題ないのかもしれませんが、不安なのでリムテープを買ってきました。
リムのバルブを通す穴のそばからリムテープを貼り始めます。
画像のように溝にテープを貼り付けながら指で塗り込みます。
1周巻き終わりました。穴のところまできたらハサミで切ります。
1周巻きましたがスポークの出っ張りが気になるので、結局3周巻いてテープを使い切りました。
新しいタイヤの取り付け
取り付け前にタイヤにチューブをはめ込んでおきます。
リムの穴の空いた部分にバルブを通します。このとき無理に押し込まず、指でバルブを押したら引っ込んで、再び戻る程度の余裕を持たせます。バルブが思いっきり飛び出た状態だとタイヤがしっかりはまりません。
チューブを挟まないようにタイヤをはめていきます。
タイヤの装着が完了しました。スーパーバルブなどを取り付けて空気を少し入れます。空気が入ったらタイヤがしっかりはまっているか手と目で確認します。
組み立て
フレームの先端にタイヤを乗せたら、逆の手順で組み立てます。まずは金具を付けて、カゴの支柱を取り付けます。
泥よけを取り付け、ワッシャーを通します。
最後にナットを取り付けます。ナットは軽く締めておいて逆側も同じ状態にします。
レンチで左右交互にナットを締めていきます。締め終わったらハブダイナモのケーブルを接続します。
最後に空気を入れて交換完了です。