Bluetake Bluetooth スーパーミニマウス BT500+
分解をします。
BT500+の分解
Bluetake製BluetoothマウスのBT500+です。
~ 仕様 ~
Bluetooth V1.2準拠、Class2(最大10mの距離)
光学式800dpi、3ボタン&ホイール
DC2.4V~3Vで動作(電池2本分)、USBからの充電対応
一般的なマウスと比べると小さいです。
単4電池2本で動作します。エネループでの駆動も可能です。
付属のUSBケーブルをマウス先端の端子に差し込めば充電が可能です。
背面には電源スイッチとペアリングボタンがあります。
ペアリングボタンを押すと青く点灯します。接続先のBluetoothも有効にすればペアリングが行えて接続の確立ができます。一度ペアリングを行えばそれ以降は電源を入れるだけで認識します。
付属USBケーブルを接続すれば赤く光り充電が始まります。
充電が完了すれば緑色になります。
分解
BT+500の分解に取りかかります。
丸で囲った部分のシールをはがすとネジが出てきます。
隠しネジには接着剤みたいなのがこびりついていました。+や-ではなくギザギザの切り込みがうっすら見えるので試しにトルクスドライバを使ってみます。
ドライバがしっかりはまってる感じはしませんでしたが、試しに回してみたところネジの頭の穴が潰れました。
正攻法では開けられなくなったので別の方法を考える事にします。
マウスの前面を見てみると隙間が空いています。多くのマウスは左右のボタンの下辺りに爪があり、それらを外す事で分解ができました。というわけでマイナスドライバを差し込みこじ開けてみる事にします。
マイナスドライバを差し込むと簡単に爪が外れて前面が開きました。力を入れすぎると中の基板を傷つけそうなので慎重にした方が良さそうです。
後ろ側のネジは固定されたままなので、前面を持ち上げそのまま後ろに倒してみます。
筐体上部を取り外す事ができました。
基板は筐体下部に乗っているだけなので簡単に外せます。
赤丸のペアリング用のゴムボタンも簡単に外れます。
基板の表側です。
赤丸が電池用の端子、黄丸は電池が収まる向きです。
基板の裏側です。
中央に電源スイッチ、その下にペアリング用の端子、左側先端に充電用の端子があります。
ホイール周辺です。
左右のクリックには小型のマイクロスイッチ、ホイールクリックにタクトスイッチ、ホイールはロータリエンコーダです。
中央上部に緑色のLED、すぐ下に赤色LED、中央に青色LEDが配置されています。
光学センサーにはAgilent社製ADNS-2030が使われています。
電池駆動の無線用マウスのセンサーという事で、移動がしばらく検知されない時は自動的に省電力モードになります。
データシートのpdfは
http://literature.agilent.com/litweb/pdf/5988-5686EN.pdf
にあります。