TDK GBDisk RS1の外付け化

TDKのSLC採用で古いSSDをUSBメモリにします。

GBDisk RS1

表面 裏面

TDKのSSD、GBDisk RS1です。業務用途向けで、ATM端末や駅の券売機などで使われるのを想定した製品のようです。

基板

背面のネジ8本外すと基板が外せます。

GBDriver RS1 K9KAG08U0M

コントローラはTDKのGBDriver RS1、SLCはSamsungのK9KAG08U0Mが8枚使われています。

GBDriver RS1はSATA1.0対応で、不良ブロック分散化メカニズムによる高信頼性、クリッピング機能を使用して空きブロックを多く確保して書き換え可能回数を増やす機能を持ちます。

ベンチマーク

eSATA接続 USB2.0接続

相当昔の製品で、業務用途にも耐えうる高信頼性が売りのためか、速度はふるいません。USB2.0接続でもたいした差はないので外付けケースに入れてUSBメモリとして使ってみる事にします。

外付けケースに取り付け

HDPC-AU1.0KA 外付けケースに組み込み

HDPC-AU1.0KAのケースが余っていたので、中の変換基板を取り付けてみたところPCに認識されませんでした。他のケースに入れてみると動作したので、これを使う事にします。このSSDを取り付けていると、SSD用のユーティリティの類が動作しないので、I-Oの基板で動作しなかったのはその関係かもしれません。

ホットボンドで基板固定 フタを閉じて完成

金属のガワを外したまま取り付けると、動かした時に基板が上下に動くのでホットボンドで固定しておきます。最後にフタを取り付けて、無駄に大きいUSBメモリの完成です。

外付けケースに取り付け時の重さ ガワを足した時の重さ

外付けケースに組み込んだ時の重さは83gですが、金属のガワを足すと120gになってしまいます。外付けケースに組み込むならガワはなくても構わないので外して取り付けています。基板単体の重さは19gです。

消費電力

ACアダプタ利用の外付けケースに接続した時の消費電力です。

電源投入直後ベンチ中アイドル
消費電力2.7W2.7~3.0W2.6W
inserted by FC2 system