SONY PCVA-JC1
USB接続JOGコントローラの分解などをします。
外観
SONYのVAIO用JOGコントローラです。
この機種の特徴である、回して操作するジョグダイアルが中央にあります。中央に、押下と上下左右の操作ができるセンターポイントが付いています。
割り当て可能な普通のボタンは4+2の計6個あります。
背面の足を立てて角度を変えることができます。ケーブルを出す方向は横にすることもできます。
分解
裏側のネジ5本を外せば開くことができます。
基板を外しました。基板にボタンのゴムが張り付いてます。
ボタンの調子がおかしい時は、接点洗浄剤やアルコールなどで掃除すると改善するかもしれません。
基板表裏です。表は接点とUSBコネクタ、裏は制御チップなどがあります。
基板にALPSの印字があります。
USBコネクタは直付けのため、断線時の交換は手間がかかります。配線の配色は一般的なUSB機器と同じようです。
組み立て
組み立て時はゴムを筐体にセットします。
画像のようにケーブルを引き回して筐体を閉じます。ネジを締める前に手で押さえたまま、ボタンを押して動作確認をします。ボタンの反応がおかしい時はゴムと筐体のかみ合わせを確認します。問題がなければネジを締めて終了です。
制御ソフト
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/cg/1330719719/512-522で配布されたPCVAUtlを使うと容易に使用できます。
ファイルをダウンロードして実行するとタスクバーに常駐します。Vistaだと右クリックから「最大化」しないと中身が表示されませんでした。
この画面から割り当てなどの設定が行えます。操作方法は付属のテキストファイルに書かれています。PCVA-JC1を付けてexeを実行するだけで使える便利なソフトです。
公式の「VAIO USB Jog Utility」はうまく動作しませんでした。