Seasonic SS-300SFD
分解をしてファンに注油します。
SS-300SFD
SeasonicのSFX電源です。発売は2005年頃と古いですが、2013年現在も新品が販売されているようです。80PLUSの公式ページには以下のようなデータが記述されており、80PLUS Standardの基準を満たしているそこそこ効率がよい電源です。
20% | 50% | 100% | Rating | |
---|---|---|---|---|
80% | 80% | 80% | Standard | |
SS-300SFD | 81.30% | 83.83% | 80.80% | Standard |
82% | 85% | 82% | Blonze |
他のSFX電源と比較
他のSFX電源と比較すると同じサイズですが、ファンの部分だけ9.3mmほど飛び出しています。
取り付けられないケース
画像のようなSFX電源のそばにスペースがないケースには、ファンが当たってしまって取り付ける事ができません。
上下逆にすれば取り付けられるケース。
スペースがあっても上下逆さまにしないと付けられないケースもあります。
ファンに注油
長期間使用するとファンから異音が出てくる事があります。そんな時にファンに注油をすると改善する事があります。保証期間内の場合、分解はやめた方がいいです。
分解
筐体を開くには裏表のネジ4つを外します。
ネジを外したら筐体をスライドさせて開きます。
ファンガードの4隅にあるネジを外すとガードが外れます。
注油
使われているファンはCHA8012CB DC12V 0.17Aです。埃をブロアーなどで吹き飛ばし、ファンの隙間にシリコンスプレーで注油します。シュッシュと吹いたら少しファンを回しつつ全体に吹き付け、注油後はファンを手で軽く回してなじませます。
シリコンスプレーはホームセンターなどで数百円で購入できます。潤滑剤の定番クレ5-56はプラスチックにダメージを与える可能性があるので、ここでは使わない方がよいでしょう。
組み立て
画像のような並びにして、ふたをスライドさせてファンを組み込みます。
ファンガードを取り付けてネジ4を締めます。
ケーブルに気をつけつつふたをスライドさせて取り付けます。あとは表裏のネジ4本を付けて終了です。