MozJPEGで更新日時を維持

MozJPEG処理後は更新日時が現在日時になります。そこでFTimeを利用してMozJPEG実行後に更新日時の戻し処理を行います。

準備と実行

準備はMozJPEGが入ったフォルダにファイルをいくつか移動させます。

FTimeが実行できない場合、FTimeの付属テキストを参考にdllのコピーやランタイムを導入してください。バッチの数字は品質で数字が大きいほど高画質容量大、bはベースライン、pはプログレッシブです。

MozJPEGの実行

画像を入れたフォルダをバッチファイルに放り込めば処理が始まります。

MozJPEGで作成したベースラインのjpgファイルにcarmineを1~3回実行すると、サイズがわずかに小さくなることがあります。フォルダでなくファイルをバッチにドロップしたり、処理後に出力用フォルダが残った状態で同じバッチを実行すると、変換処理は行いません。

処理時間
ベースラインとプログレッシブの画像が表示されるまでにかかる時間
小画像の一例大画像の一例
サイズ表示時間サイズ表示時間
ベースライン54.06KB3ms4.14MB184ms
プログレッシブ52.90KB5ms3.99MB475ms

小さな画像だと誤差ですが、大きい画像だと表示時間に差が出てきます。

powershellを使った場合

FTimeの代わりにpowershell -Commandからの操作で時刻の変更もできます。250ファイル合計4MBに対して、10秒で終わる処理が11分かかりました。同条件でFTime利用だと40秒強でした。

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