ATOK Tips
かな漢字変換システムATOK(えいとっく)のあれこれ。キー操作はすべてMS-IMEスタイルのものです。ATOK単体パッケージは2017年、一太郎付属版ATOKは2021年で買い切り形式が終了しました。
小ネタ
再変換などの機能は一部アプリで全く動作しなかったり、他の部分を再変換するなど正常に動作しないことがあります。
- ATOKメニューと基本設定
- キー操作・カスタマイズ
- ホームポジションのキー操作
- 画面周りの設定
- プロパティ
- バックアップツール
- 起動時に常駐するプログラム
- その他
- 更新ファイル適用済みセットアップファイルの作成
ATOKメニューと基本設定
ATOKで文字入力が可能な状態の時に「Ctrl+F10」を押すとメニューが表示されます。機能の横にある()の中のキーを押すとすぐにその機能が利用できます。
- 素早く起動
- 「Ctrl+F10」「R」の順にキー入力をするとATOKプロパティ、「Ctrl+F10」「D」「U」だと辞書ユーティリティが起動します。メニューの項目右側に表示される英数字を見ながら操作をすれば、よく使う機能は自然に覚えられます。
- 別のメニュー
- 「Ctrl+F10」のあとに「L」「O」「U」のどれかを押すと別メニューに切り替わります。切り替えると次回起動時も変更したメニューのままになります。別メニューでは表現モードの変更など別の設定の変更ができます。
- ATOK14互換のメニュー
- 「Ctrl+F10」「R」→「入力・変換-入力補助-特殊」を開いて「ATOK14互換のメニューを使用する」を有効にすると、上記のメニューの切り替えなしに各機能や設定にアクセスできます。
- メニューを経由しない直接起動
- メニューや右クリックメニューなどで、一部機能の横に表示されている操作を入力すると、メニューを経由せずに使えます。ATOKメニューの単語登録なら「Ctrl+F7」、お気に入り文書なら「Shift+Ctlr+F11」から実行できます。
基本設定
- バージョン30.0.8~31の変換処理
- 2017(バージョン30)から新変換エンジンになり、「Ctrl+F10」「R」→「入力・変換-入力補助-特殊」に「高度な変換処理を行う」が追加されました。令和対応アップデート辺りのバージョンで、妙な変換候補が目に付くならチェックを外すとよいです。
- 表現モードと話し言葉
- 「Ctrl+F10」「R」→「入力・変換-基本-変換」の表現を「一般」から「話し言葉」に変更するとチャットのような緩い入力も変換しやすくなります。「話し言葉関西」など各地域の設定で方言の変換もできます。公的な文書も「話し言葉」設定で変換できますが、校正支援の一部が働かなくなり、適切ではない言葉の変換もできるので「一般」に戻した方がよいです。
- 表現モードの一時的な変更
- 基本メニューの場合「Ctrl+F10」「U」でメニューを切り替えておきます。「Ctrl+F10」「G」「P」で「一般」、「Ctrl+F10」「G」「K」で「話し言葉関西」などに変更できます。ATOK14互換メニューなら事前のメニューの切り替えは不要です。
- スペースキーの動作
- 「Ctrl+F10」「R」→「入力・変換-入力補助」の「スペースキーで入力する空白文字」からスペースの設定ができます。全角スペースをほとんど使わないなら「常に半角」に、Shift+スペースを「スペースの逆」にして、全角スペースの入力はShift+スペースにするとよいです。
ヘルプ
- ATOKのヘルプ
- 「Ctrl+F10」「H」「H」か、プロパティなどで画面下に表示されるOK/キャンセルの横のヘルプボタンを押すとヘルプが起動します。内容が充実しているので、分からないことがあればすぐに確認すると便利です。
- ATOK操作ガイド
- ATOKのインストーラーを起動して、左下にある「ATOKの使い方を学ぶ」ボタンを押すと起動します。画面の指示に従うことで基本操作を学べます。使っていない有用な機能があるかもしれません。
キー操作・カスタマイズ
「Ctrl+F10」「R」→「キー・ローマ字・色」タブから、スタイルの変更やキーカスタマイズなどができます。
- MS-IMEスタイル
- 一覧の「MS-IME」をクリック→「スタイルの選択」→「OK」、これでMS-IME風のキー操作になります。
- キー設定がATOKスタイルになる現象
- MS-IMEスタイルで「←/→」キーは文節の移動ですが、唐突に「←/→」キーがATOKスタイルのような文節区切りの伸縮になることがあります。「キー・ローマ字・色」タブを開き、何も変更せずOKボタンを押せば元に戻ります。一部操作が効かなくなるなどの症状にも有効です。
- ほかのスタイルから色設定を読み込む
- 「表示色カスタマイズ」を押し、メニューの「他のスタイルから読み込み」から別のスタイルの配色を取り込めます。キー設定はMS-IMEスタイル、配色はATOKスタイルのような設定もできます。
キーカスタマイズ画面
- 画面の大きさ
- キーカスタマイズ画面の端をドラッグして広くすると作業がしやすくなります。
- 機能/キーの切り替えと検索ボタン
- 画面左下にある「機能/キー」を押すと表示が変わるので、変更に都合のよい方を選択してください。この設定に画面右上の検索ボタンも連動しており、「機能」のチェックを入れたなら「機能を検索」、「キー」なら「キーを検索」となります。
- 現在割り当てられているキー
- 画面左下の「キー」のチェックを入れて画面をスクロールさせると、何も設定されていないキーが見つかります。必要に応じて機能を割り当てれば操作性が上がります。
- 機能を割り当て可能な状態
- 画面左下の「機能」のチェックを入れて画面をスクロールさせると、割り当て可能な状態は「-----」、割り当て不可な状態では「*****」と表示されます。
- 変更・削除ボタン
- 画面左端の「機能」や「キー」を選択した状態で変更・削除ボタンを押すと、その行のキー設定をまとめて変更・削除できます。右側の各項目を選択すると、個別に変更・削除できます。
- 1機能に割り当てられるキー設定数
- 4つが上限で、4つ割り当てられている機能は他のキーの設定時に表示されません。「機能を検索」から割り当てたい機能ーを選び、既存の不要な設定を削除すれば新たに割り当てができます。入力中や変換中など各状態ごとに4つずつ割り当てが可能です。
- キー変更画面の機能一覧
- 何かキーを選択して「変更」ボタンを押したとき、チェック中の状態すべてで割り当て可能なものが機能一覧に表示されます。目的の機能が表示されない場合、「割り当て不可能な状態」か「4つキー設定がされている状態」のチェックが入っています。
確定
- 自動表示候補確定
- 推測候補が自動表示されているとき、「Shift+Enter」を押すと候補の先頭の内容で確定します。プロパティから推測候補を手動表示設定に変更していると使えません。推測候補に限らず、訂正候補などの自動表示されるものなら「Shift+Enter」で確定できます。
- 無学習全文確定
- 同音語がいくつかある言葉は、変換辞書に登録済みの組み合わせだと一発で変換できますが、それ以外だと最後に確定した同音語が優先表示されます。無学習全文確定は確定時に学習をしないので、変換候補への影響や覚えてほしくない言葉の学習を防げます。未割り当てなので「Enter」のキー割り当てと内容が重複している「Ctrl+Enter」に割り当てるとよいです。
- 部分確定
- 文節移動が可能なとき、「Ctrl+↓」か「Ctrl+N」を押すと現在選択している文節まで確定できます。
- 1音確定
- 文字を入力して変換前に「Shift+↓」を押すと、先頭の1文字だけ確定します。続けて押せば2文字3文字とひらがなのまま確定できます。細切れ入力に有効で、例えば「彼」と入力確定して「はこなかった」と追加で入力します。そのまま変換確定すると「彼箱なかった」、1音確定を1回使ってから変換すれば「彼は来なかった」となります。
- 先頭/末尾1文字確定
- 文節選択時か候補ウィンドウで文字の上にカーソルを移動させて右クリックを押して「先頭1文字確定」か「末尾1文字確定」を選ぶと、選択中の文節の先頭/末尾の1文字だけを抽出して部分確定します。この機能はキー設定で割り付けることもできます。
キー | 未入力 | 入力中 | 変換中 | 次候補 | 全候補 | 区切り | 半角 | 記号 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Shift+Enter | 自動表示候補確定 | ||||||||
Shift+↓ | 1音確定 | 次候補群表示 | |||||||
Ctrl+↓ | 部分確定 | 部分確定 | |||||||
設定例 | |||||||||
Ctrl+Enter | 無学習全文確定 | 無学習 |
取り消し・やり直し操作
- 文字入力中の取り消し
- 入力中に「ATOKをOFF」すると入力がキャンセルされます。「Ctrl+F10」「R」→「入力・変換-入力補助-特殊」→「日本語入力オフにしたとき入力中の文字列を確定する」から、入力中の文字を残すかどうか設定できます。確定アンドゥ時も設定に準じた動作になります。入力中に「Esc」を複数回押すと設定関係なく入力中の文字は消えます。
- 再変換
- 文字列を「範囲選択」か「クリック」して「変換」キーを押すと再変換が行えます。読みが複数あると候補一覧の上に「読み:○○」と表示され、そこをクリックすると読みを変更できます。難読語の読みを調べるのにも使えます。再変換時に「ATOKをOFF」にしたり「ESC」を複数回押すと、再変換前の状態に戻ります。
- 確定アンドゥ
- 変換確定直後に「Ctrl+BS」を押すと直前の入力が未確定に戻って修正や追加ができます。2008から「Ctrl+BS」を複数回押すと、さらに前の入力も対象になります。2014からATOKがOFFの状態で入力した直後に「Ctrl+BS」を押すと、英字から日本語に変換できます。
- 確定リピート
- 「Shift+Ctrl+R」を押すと確定した文字列の一覧を表示します。一覧は確定履歴を参照しています。確定履歴をクリアして無効にした状態だと、直前に確定した内容が入力されます。一覧は候補ウィンドウと同じ動作で、ページ送りや全候補表示も可能です。
- 変換取消と全変換取消
- 「Esc」などで使える「変換取消」は選択中の文節以降を取り消し、「Shift+Esc」の「全変換取消」はすべての文節の変換を取り消します。
- 注目文節削除
- 文節選択時か候補ウィンドウで文字の上にカーソルを移動させて右クリックを押して「注目文節削除」を選ぶと、選択中の文節を削除します。この機能はキー設定で割り付けることもできます。
キー | 未入力 | 入力中 | 変換中 | 次候補 | 全候補 | 区切り |
---|---|---|---|---|---|---|
Esc | 自動表示閉 | 全文字削除 | 変換取消 | 全候補選択取消 | 変換取消 | |
Shift+Esc | 全変換取消 | |||||
変換 | 再変換 | 変換/次候補 | 変換/次候補 | |||
Ctrl+BS | 確定アンドゥ | 確定アンドゥ | ||||
Shift+Ctrl+R | 確定リピート |
候補ウィンドウ
- 先頭/末尾文字並び替え
- 候補ウィンドウで「Ctrl+PageDown/Up」を押すと先頭/末尾の文字で並び替えができます。同音で複数の候補がある人名などで有効です。候補ウィンドウの右クリックメニューからも操作できます。
- 部首名並び替え
- 候補ウィンドウを右クリックして「部首並べ替え」を選択すると、部首名で候補のソートができます。特定の漢字を出したいときに有効です。機能検索で「候補操作・候補並べ替え(部首)」に何かキーを割り当てれば、キー入力からでも操作できます。
英字入力
ShiftやCapsを使って英字入力ができます。
- 一時的な英語入力モード
- Shiftを押しながら英字キーを押すと、ShiftかCapsを押すか確定するまで英語入力モードになります。この動作は「Ctrl+F10」「R」→「入力・変換-英語」→「Shiftキー + A~Zで英語入力に切り替える」のチェックを外せば無効になります。古いバージョンだと「入力・変換-入力補助」に設定項目があります。
- 英語入力モード
- Capsを押すたびに日本語/英語入力モードが切り替わります。もう一度Capsを押すまで入力モードは固定です。英語入力モードではスペルチェックや推測入力、インストールしているなら電子辞典から意味を調べることができます。
- Capsロック
- Shift+Capsを押すたびにCapsロックのON/OFFが切り替わり、英字入力が小文字/大文字固定になります。
- 英数固定入力
- Shiftを押しながら無変換キーを押すと英数固定入力になります。英字固定の入力ですが日本語にできるものは日本語に変換できます。英語入力モードと違って支援機能が働きません。Shiftを押さずに無変換キーを押すとひらがなやカタカナ入力に戻せます。
ホームポジションのキー操作
MS-IMEスタイルとMS-IMEでは、ホームポジションから手を大きく動かさず操作ができるようにキー割り当てされています。全てではないですが、MS-IMEでも同じような操作ができます。
確定のNとMや左右キー相当のSとDなど、関連機能はそばに配置されています。一度に切り替えるのは難しいので、最初はEnterの代わりにCtrl+Mで確定、Backspaceの代わりにCtrl+Hで文字を削除する癖を付け、そのあとで文節やカーソル操作に慣れていくとよいでしょう。
入力中の文字の削除と確定
文字削除 | 確定 | ||||
---|---|---|---|---|---|
取り消し | 1字削除 | 前文字削除 | 部分確定 | 全体確定 | |
ホーム | Ctrl+Z | Ctrl+G | Ctrl+H | Ctrl+N | Ctrl+M |
別キー | Esc | Delete | BackSpace | Ctrl+↓ | Enter |
「Ctrl+H/M」はIMEによる文字入力中ではないときも、BS/Enterキーとして動作します。ちょっとした修正や改行もホームポジションのまま操作ができます。アプリでそれらキーの組み合わせに何か機能が割り当てられているとそちらが優先されます。
矢印キーと文節/カーソル操作
キーボード中央列左側の「SとD」が文節移動、右側の「KとL」は文節の範囲変更ができます。「SとD」の上と下にある「EとX」は矢印キーの↑↓と同等の動作で候補の選択ができます。「Ctrl+J」は後述します。
文節移動 | 文節範囲 | 変換候補 | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
先頭 | 左側 | 右側 | 末尾 | 縮小 | 拡大 | 前候補 | 次候補 | グループ | ||
ホーム | Ctrl+A | Ctrl+S | Ctrl+D | Ctrl+F | Ctrl+K | Ctrl+L | Ctrl+E | Ctrl+X | Ctrl+J | |
別キー | Ctrl+← | ← | → | Ctrl+→ | Shift+← | Shift+→ | ↑ | ↓ | ||
先頭 | 左側 | 右側 | 末尾 | 左側 | 右側 | 先頭 | 末尾 | 誤り位置 | ||
カーソル移動 |
MS-IMEで文字入力中の「Ctrl+←/→」と同機能の「Ctrl+A/F」はカーソル先頭/末尾移動ですが、ATOKは1機能に最大4つのキー割り当て(先頭移動はHome/Ctrl+←/Ctrl+E/↑の4つ)のため、ATOKの「Ctrl+A/F」入力中の動作は未割り当てになっています。もし「Ctrl+E/X」を使わないなら設定を削除して「Ctrl+A/F」に割り当てるとよいです。
グループ移動と誤り位置へ移動(ATOKのみ)
ATOKは候補ウィンドウで「Tab/Shift+Tab」を押すと前後のグループへ移動できます。グループ移動は「広い、拾い……」から「広井、廣井……」のような別グループに移動します。別グループがない時は候補の先頭に移動します。次候補/全候補選択時に「Ctrl+J」を押すとTabキーと同じ動作になります。
候補選択時以外で「Ctrl+J」を押すと、入力ミスをしたと思われる部分へジャンプします。
キー | 未入力 | 入力中 | 変換中 | 次候補 | 全候補 | 区切り |
---|---|---|---|---|---|---|
Ctrl+J | 確定リピート | 読みの入力誤り位置へジャンプ | 次グループ移動 | 誤り位置へ |
「Ctrl+J」の未入力に確定リピートを入れると使う機会があるかもしれません。後述のキー設定の変更をしているなら、確定リピート表示中に「Ctrl+Space」で全候補表示や「変換」キーのページ送りも可能です。
後変換
ひらがな | 全角カナ | 半角カナ | 全角英数 | 半角英数 | |
---|---|---|---|---|---|
ホーム | Ctrl+U | Ctrl+I | Ctrl+O | Ctrl+P | Ctrl+T |
別キー | F6 | F7 | F8 | F9 | F10 |
U/I/O/PはF6~F9キーのように隣り合って並んでいますが、半角英数のTはUの左側に配置されています。
その他機能
これらはMS-IMEでも使えます。IME切り替えはいつでも可能で、他の機能は文字入力が可能な場所で実行できます。
名称 | 操作 | 内容 |
---|---|---|
再変換 | 変換キー | 未入力時に文字列を範囲選択かクリックしてキーを押すと再変換 |
確定アンドゥ | Ctrl+BackSpace | 文字入力直後にキーを押すと入力中の状態に戻り修正が可能 |
単語登録 | Ctrl+F7 | IMEがONのときにキーを押すと単語登録画面を表示 |
メニュー | Ctrl+F10 | IMEがONのときにキーを押すとIMEのメニューを表示 |
IME切り替え | Ctrl+Shift Win+Space | 複数のIMEをインストールした状態でキーを押すとIMEが切り替わる |
全候補表示(ATOKのみ)
候補ウィンドウや推測候補など何か候補が表示されている状態で右クリックメニューの「全候補表示」を選ぶと、候補の表示数が通常の9件から35件になります。全候補表示中はコメントや辞典の表示ができません。文節移動や部分確定などもできないので、「Ctrl+M」で確定するか「Ctrl+Z」で取り消して全候補表示を終わらせてください。
MS-IMEスタイルでは割り当てられていない機能なので、ATOKスタイルと同じ「Ctrl+Space」に割り当てるとよいです。一部キーは全候補時の操作が未割り当てになっているので、併せて設定しておきます。全候補表示中の「Ctrl+Space」は取り消しにしておくとよいです。
キー | 入力中 | 変換中 | 次候補表示中 | 全候補表示中 | 文節区切り直し |
---|---|---|---|---|---|
Space | 変換/次候補 | 全候補次移動 | 変換/次候補 | ||
Shift+Space | 変換/前候補 | 全候補前移動 | 変換/前候補 | ||
Ctrl+Space | 全候補表示 | 全候補選択取消 | 全候補表示 | ||
Ctrl+E | カーソル先頭移動 | 変換/前候補 | 全候補前移動 | 文節区切り収縮 | |
Ctrl+X | カーソル末尾移動 | 変換/次候補 | 全候補次移動 | 文節区切り伸長 |
全候補表示は前/次移動で候補選択できますが、各候補の左側に表示される数字や英字を押しても選べるので、ホームポジションならそちらから選ぶと早いです。候補ウィンドウで候補を数字キーで選択すると部分確定されますが、全候補一覧で数字/英字キーを使って候補を選ぶと部分確定されません。
変換/無変換キーの設定変更例
2019年のWindows 10テスト版で、変換/無変換キーでIMEのON/OFFをする設定になりました。IMEを利用したいときは変換キー、そうでないときは無変換キーを押してから入力をすれば、IMEのON/OFFを把握していなくても望む状態で入力ができます。
「再変換」は有用なのでShift+変換に移します。Ctrl+変換に「確定アンドゥ」を設定して、Shift+変換の元の機能(読み・確定文字への復帰)の代わりにします。
候補ウィンドウが複数のページにまたがるとき、PageUp/Downを押すと前後のページに移動できます。ホームポジションでそれらを押すのは手間なので、変換/Shift+変換に「次/前候補群表示」を割り当てるとよいです。入力中に「1音確定」を入れておくと重宝します。
キー | 未入力 | 入力中 | 変換中 | 次候補 | 全候補 | 区切り | 半角 | 記号 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
無変換 | 日本語入力OFF | |||||||
変換 | 日本語ON | 1音確定 | 次候補群表示 | |||||
Shift+変換 | 再変換 | 前候補群表示 | ||||||
Ctrl+変換 | 確定アンドゥ | 確定アンドゥ | ||||||
Shift+無変換 | 自動表示候補確定 | |||||||
Ctrl+無変換 | 無学習全文確定 | 無学習 |
Shift+無変換はShift+Enterと同じ「自動表示候補確定」、Ctrl+無変換は「無学習全文確定」にしました。
無変換キーの入力文字種切り替えは「Ctrl+F10」「U」で別メニューにした状態で「入力文字種」を選べばすぐ変更できます。後変換はCtrl+U/I/O/P/Tで変換できます。
ひらがな/カタカナキーの設定変更例
変換の右側のキーはそのまま押したら「ひらがな」で入力文字種をひらがなに、Shiftを押しながら押すと「カタカナ」で入力文字種をカタカナにします。電子辞典を導入している環境で、これらを普段使用していないなら情報ウィンドウのON/OFFを割り当てるとよいです。
情報ウィンドウは主に別途インストールしている電子辞典の内容を表示するときに使います。辞典検索に必要なEndキーはノートだとFnキーと組み合わせる物が多いので、未割り当てや常用していないキーに設定すると使いやすくなります。以下の割り当て後は「ひらがな/カタカナ」で辞典画面ON/OFFや、「ひらがな」で情報ウィンドウのタブ移動ができます。
キー | 未入力 | 入力中 | 変換中 | 次候補 | 全候補 | 区切り | 半角 | 記号 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ひらがな | 情報ウィンドウオープン/表示切替 | |||||||
カタカナ | 情報ウィンドウクローズ |
- 情報ウィンドウの手動表示
- 情報ウィンドウの自動表示を手動に切り替えると変換操作時の遅延が軽減できます。「Ctrl+F10」「R」→「入力・変換-表示」を開き→「情報ウィンドウを表示」を「する(自動)」から「する」に変更してOKを押します。
- 類語ファインダーの辞典検索とデフォルトのキー割り当て
- 情報ウィンドウ表示ON/OFFを別キーに割り当てても、類語ファインダーの情報ウィンドウ表示ON/OFFは初期設定のCtrl+End/Shift+Endのままです。それら設定を削除すると新規割り当てのキーで操作ができます。
画面周りの設定
画面名称 | 用途 | 文字サイズ | 画面サイズ | 表示位置 | 位置固定 | デザイン |
---|---|---|---|---|---|---|
候補ウィンドウ | 文字変換 推測変換 連想変換 | 変更可 | 変更不可 | 変更可 | 可能 | 変更可 |
情報ウィンドウ | 辞典表示 | 変更可 | 不可 | 変更不可 | ||
類語ファインダー | 連想変換 | |||||
イミクル | 辞典表示 |
候補ウィンドウ
- 文字サイズの変更
- 画面右下にある虫眼鏡アイコンか、右クリックメニューの拡大表示から変更できます。2015以前は右クリックから拡大できますがサイズ指定はできません。プロパティ「入力・変換-候補ウィンドウ」を開けば標準・大・特大の3種から大きさを選べます。
- 表示位置の変更と固定
- 画面下側の空欄(1/3などと表示している行)をマウスでドラッグして移動します。右クリックして「表示位置を固定」を選ぶと固定できます。解除するときは「表示位置を固定」をもう一度クリックします。
- デザインの変更
- 2008以降で「Ctrl+F10」「5」を押し、そこから好きなものを選べば候補ウィンドウの表示が変わります。
- 表示フォントを固定
- 一部アプリで候補のフォントが変わる場合、プロパティから変更しないように設定できます。プロパティ「入力・変換-候補ウィンドウ」を開き「表示フォントを固定する」にチェックを入れてOKボタンを押します。
- 表示までの操作回数
- 変換時に2回スペースキーを押すと候補ウィンドウが表示されますが、その回数の変更ができます。プロパティ「入力・変換-候補ウィンドウ」を開き「候補ウィンドウ表示までに必要な変換回数」の値を変更します。
- 古いATOKでの動作
- 古いATOKで候補が「ひらがな・漢字」2つだけの場合、スペース変換から候補ウィンドウが表示されません。プロパティ「入力・変換-候補ウィンドウ-追加する候補」→「全角カタカナ後変換候補を追加する」にチェックを入れるとカタカナ候補も表示され、スペースキー複数回押しで候補ウィンドウを呼び出せます。
情報ウィンドウ
- 文字サイズの変更
- 画面右下にある虫眼鏡アイコンか、右クリックメニューの拡大表示から変更できます。候補ウィンドウと異なるサイズを設定できます。
- 画面サイズと表示位置の変更
- 画面右下角をドラッグしてサイズを変更できます。画面上部か下部の空欄をドラッグして移動できます。一時的な変更で、次回変換時は表示位置が候補ウィンドウの横に戻ります。
- 表示・非表示
- 画面右上にある×をクリックするか「Shift+End」キーで非表示にできます。候補ウィンドウを右クリックして「情報ウィンドウを表示」か「Ctrl+End」キーで元に戻ります。
- 表示の変化
- 2005から別項目へ飛ぶジャンプ機能、2006からURLのリンクと文字の範囲選択、2008から配色の変更とタブの実装、2016から表示の変更など時々変化しています。
- ひらがなで辞典検索
- 文字を入力して変換前のひらがなの状態で「Ctrl+End」から画面を開くと、同音の言葉の意味がすべて表示されます。使用中の辞書セットで変換できない言葉もひらがなから調べられます。
- 再変換で辞典検索
- 調べたい文字を範囲選択して「変換」キーを押すと、再変換機能で候補が表示されて辞典を使えます。ブラウザなどで直接再変換ができない時は、アドレスバーなどに文字を貼り付けて再変換します。
- デザイン
- 候補ウィンドウのデザインを変更すると、情報ウィンドウのデザインも若干変わります。「標準・青・桃・黄・緑」「クラシック」「ミニマル・リバース」の3グループのどれかを選んだとき変化します。
類語ファインダー
- 文字サイズの変更と解説の表示非表示
- 画面右上にある「+」と「-」から7段階の範囲で文字サイズを変更できます。その隣のボタンから解説の表示・非表示を切り替えられます。
- 画面サイズと表示位置の変更
- 画面の端をドラッグして大きさを変えることができます。画面上部の空欄をドラッグして移動できます。次回起動時は候補ウィンドウ付近に表示位置が戻ります。
- 従来の表示
- 2015から連想変換が類語ファインダーに置き換わりました。プロパティ「入力・変換-連想変換」にある「候補ウィンドウ~」のチェックを入れると、候補ウィンドウに連想変換が表示されます。
- 言葉の読み
- 類語ファインダーでは一部の言葉の読みが表示されますが、右クリックを押して「全ての候補に読みを表示する」を選ぶと、表示されている全ての言葉に読みが表示されます。同じ操作をすれば元の状態に戻ります。
- 電子辞典
- 類語ファインダーの画面で調べたい言葉をクリックして選択し、右クリックの「情報ウィンドウ表示」か「Ctrl+End」キーを押すと情報ウィンドウが表示され、電子辞典と連携が可能です。標準連想変換辞書などの解説がない辞書をより活用できます。
- 再変換から連想変換
- 再変換中でも「Ctrl+Tab」から連想変換や類語ファインダーを起動できます。
- 日本語シソーラス
- 2019年度の上位版に付属した日本語シソーラスを有効にし、動詞や形容詞などの用言で類語ファインダーを開くと日本語シソーラス以外は表示されません。他の辞書と品詞の登録方針が異なるのが原因で、バグではなく仕様扱いになります。
イミクル
- 文字・画面サイズと表示位置の変更
- 画面右下の「+」と「-」から文字サイズを11段階の間で変更できます。画面端をドラッグしてサイズ変更できます。画面上部の空欄をドラッグして移動できます。
- 簡易モードと詳細モード
- 画面右上の「▲」か「▼」をクリックすると簡易モードと詳細モードが切り替わります。詳細モードでは入力欄から直接調べたい言葉を入力して検索が可能です。
- 検索種別の変更
- 「単語検索」ボタンを押すと、「部分一致/前方一致/後方一致」検索を選べます。それらは部分一致に対応した電子辞典で利用できます。
- 検索履歴と消去
- 詳細モードで検索ボタン左側にある∨を押すと検索履歴が最大20件表示されます。2017から履歴の末尾に追加された(検索履歴の消去)をクリックすれば履歴の消去ができます。
- ピン留め
- 2017からピン留め機能が追加されました。オンにすると前面表示、オフにすると別のアプリに移ったタイミングでイミクルの画面を自動で閉じます。
- 再検索
- イミクル画面上の文字を範囲選択してShiftキーx2などの起動キーを押すと、イミクルに表示されている言葉を調べられます。文章内のリンクをクリックするとタブ表示が1つになって他の辞典は使えませんが、そういったときにも有効な操作です。再検索をした時点で戻るボタンが無効になります。
- 入力欄で再変換
- 詳細モードで入力欄の言葉を範囲選択して「変換」キーを押すと、再変換で別の言葉にできます。再変換中に「Ctrl+Tab」で連想変換や、導入していればDIC/IDX形式の辞典を情報ウィンドウに表示できます。
- Altキーx2からの起動
- 一部アプリでAltキーx2から起動しない場合、Ctrlを押しながらAltキーx2で起動することがあります。
- 常駐させない使い方
- 設定を開き「ATOKイミクルを常駐する」のチェックを外します。ATOKで文字入力が可能な状態で「Ctrl+F10」「2」を押せばイミクルが起動するので、必要に応じて起動終了できます。
- 主な変更点
- バージョンアップでイミクルに変更が加えられることもあります。
変更年 | 内容 |
---|---|
2016 | イミクル実装 |
メイン画面 | |
2017 | [ピン留めして表示したままにする/しない切替]が追加 |
2017 | [設定]が[検索]右側から[ピン留め]右側へ移動 |
2017 | [検索履歴]の末尾に(検索履歴の消去)が追加 |
設定画面 | |
2019 | プログラムボタンからのキー呼び出しに対応する |
プロパティ
入力・変換-入力補助
- 変換時の操作設定@文節移動を末尾で止める
- 「入力・変換-入力補助-特殊」にある「文節移動を末尾で止める」のチェックを外すと、変換時の文節移動で末尾から先頭、あるいはその逆の操作ができます。末尾で止めた方が使いやすく感じる場合もあるので、実際にON/OFFして気に入った方を選ぶとよいです。
- 変換時の操作設定@変換取り消し後のカーソル位置を保持する
- 「入力・変換-入力補助-特殊」にある「変換取り消し後のカーソル位置を保持する」をONにすると、取り消し時にカーソルがその場にとどまるので修正がしやすいです。OFFだとカーソルが末尾に移動するので、長文を入力しているときは修正が手間です。
- 変換時の操作設定@文節区切り直しを末尾で止める
- 「入力・変換-入力補助-特殊」にある「文節区切り直しを末尾で止める」は上の「文節移動を末尾で止める」の区切り直しバージョンです。文節区切り直しは端をまたぐと選択範囲が広範囲になるため、ONの方が使いやすいかもしれません。
- 従来のATOK言語バー
- 「入力・変換-入力補助-特殊」の下にある「テキストサービスの詳細設定」からテキストサービスを無効化すると従来のATOK言語バーが使えます。ただしストアアプリでATOKが使えなくなります。
入力・変換-変換補助~半角全角変換
- 変換補助の無効化されている項目@助詞からの細切れ入力
- 「入力・変換-変換補助」にある「助詞からの~」のチェックを入れると有効になります。「友人」の後ろに「にあう」と入れて変換した時にOFFなら「友人」「似合う」、ONなら「友人」「に会う」となります。この設定が誤変換につながることもあるので、細切れ入力を多用しないならOFFでよいでしょう。
- 変換補助の無効化されている項目@カーソル位置前後の文章を参照して変換
- 「入力・変換-変換補助」にある「カーソル位置~」のチェックを入れると有効になります。「彼はお茶が好きだ」に「あつい」を足した時にOFFだと「暑い」「お茶」、ONだと「熱い」「お茶」となります。環境によって動作しないケースもありますが、とりあえず有効にしてもよいかもしれません。
- 日付・時間入力
- 「おととい」「きょう」「あした」など前後2日間の読みを入れると日付に変換されます。月や年の前後2つも同様です。「いま」「じこく」で現在時刻、「ひづけ」は日時に変換されます。「入力・変換-変換補助-日付」の「「今日」などの~」のチェックを外せば無効化できます。
- 入力し直した単語を学習
- 未登録単語の読みを入力して変換をすると目的の単語がないのでESCやBSでキャンセルします。直後に他の単語の漢字を組み合わせて目的の単語を作ります。すると「Shift+Enter」で単語登録しますかと確認表示が出ます。「入力・変換-入力支援-訂正・学習」の「別の単語~」のチェックを外すと無効化できます。
- 半角全角変換
- 「入力・変換-半角全角変換」からカタカナは全角、数字は半角に変換するなどの設定が行えます。入力効率が変わってくるので使用用途に合わせて設定を行った方がよいです。「入力中の文字に対しても有効にする」をOFFにすると、未変換で確定したら全角、変換時は半角のような使い分けもできます。
入力・変換-連想変換
- 標準搭載の連想変換辞書
- 17で実装された「日本語使いさばき辞典」は2009から改訂増補版になり、2020から「標準連想変換辞書」に置き換わりました。
- 文章表現辞典
- 初期設定だと「文章表現辞典」は無効になっているので、必要なら有効にするとよいです。感謝/謝罪/依頼/連絡/招待/拒否/請求/贈答/お中元/お歳暮/祝辞/結婚祝い/お見舞い/弔辞/書き出し/結び/信念/暑中見舞い/残暑見舞い/1~12月、以上どれかの言葉を入力して「Ctrl+Tab」を押すと内容が表示されます。一部の言葉は「3がつ」のように変換前の状態で実行しても表示されます。
- 連想変換のグループ
- 辞書が複数対応していると連想変換の候補一覧の一番上に「グループ一覧」と表示されます。クリックすると関連するグループの一覧が表示され、そこからグループの先頭項目に移動できます。
入力・変換-和英自動モード変更
- https:
- 2021年版から「https:」が追加されました。2020年版以前でURLを手入力する機会があるなら、それにならって追加するとよいです。追加ボタンを押して英字文字列に「https:」と入力し、モードは英語入力を継続にします。
校正支援
- 校正支援モード
- プロパティ「校正支援」の「校正支援モード」を「指摘する(強)」にすると関連する設定の変更ができなくなりますが、「ら抜き」の設定など元の設定が反映される物もあります。
- ら抜き・さ入れの即訂正
- 「校正支援-誤りチェック」の「ら抜き~・さ入れ~」の項目で「訂正する」にすると、該当の文章を入力したときに「~訂正」と表示され、そのまま確定すると自動で訂正されます。表現モードが「一般」か「話し言葉」のときだけ動作します。
- 校正支援と変換モードの自動切り替え
- 「入力・変換-基本」にある「変換モードを自動~」は校正支援が「指摘する(強)」だと動作しません。また、「くだけた表現を指摘する」をOFFにする必要があります。
- 校正支援と表現モード
- 「入力・変換-基本」の表現を「一般」以外にすると「くだけた表現を指摘する」が適用されなくなります。
バックアップツール
- 起動
- スタートメニューのATOKフォルダ内にあるATOKツールを開き、バックアップツールを選びます。古いバージョンはスタートメニューのATOKフォルダにバックアップツールがあります。
- バックアップの実行
- 「データのバックアップをとる」を選び、バックアップの保存先を指定し、「実行」ボタンを押せばバックアップが始まります。
- バックアップツールのオプション
- デフォルトでは追加した電子辞典などの全データがバックアップの対象になっています。オプションボタンを押して「学習情報のみ」を選択すればユーザーデータだけを対象にすることもできます。
- バックアップデータからのリストア
- 「バックアップを復元する」を選び、バックアップデータが保存してあるフォルダを指定し、「実行」ボタンを押せば環境が復元されます。
- 旧バージョンと設定ファイル
- バックアップツールで作成したファイルは、それ以前のバージョンでは使えません。ATOKの設定が収められた「BACKUP.REG」なら使えないこともないです。テキストエディタでREGファイルを開き、例えば2017用のREGを2015で使うなら「30.0」を「28.0」にエディタの置換機能で全て変更します。
- 旧バージョンと登録単語
- バックアップしたユーザー辞書は以前のバージョンだと使えません。単語や手動登録した用例なら辞書ユーティリティでテキストに書き出せるので、旧バージョンでも取り込めます。
バックアップツールで作成されたファイル
ATOK 2017でバックアップを実行したときに作成されたファイルです。オプションで「学習情報のみ」にしています。他のバージョンの場合、ユーザー辞書の30が他の値になり、ファイルの構成が異なる場合があります。
ファイル名 | 内容 |
---|---|
各辞書セットのユーザー辞書 | |
ATOK30U1.DIC | 標準辞書セットのユーザー辞書 |
ATOK30U2.DIC | 人名変換辞書セットのユーザー辞書 |
ATOK30U3.DIC | 郵便番号辞書セットのユーザー辞書 |
ATOK30U4.DIC | アクセサリ辞書セットのユーザー辞書 |
ATOK30U5.DIC | オプション辞書セットのユーザー辞書 |
ATOK30U6.DIC | 一文字入力辞書セットのユーザー辞書 |
ATOK30U7.DIC | 辞書セット7のユーザー辞書 |
ATOK30U8.DIC | 辞書セット8のユーザー辞書 |
ATOK30U9.DIC | 辞書セット9のユーザー辞書 |
ATOK30U0.DIC | 辞書セット0のユーザー辞書 |
推測変換 | |
ATOKAA.DAR | 省入力登録データ |
ATOKDARD.BIN | 省入力抑制データ |
ATOKRH.BIN | 確定履歴保存ファイル |
ATOKUE.BIN | 英語省入力学習データ |
文書学習ツール | |
ATOKAL.BIN | 文書学習ツール学習結果 |
ATOKAL.DIC | 文書学習ツール辞書 |
ATOKAR.DAR | 省入力ユーザーデータファイル |
訂正学習 | |
ATOKCH.BIN | 修復履歴ファイル |
文字パレット | |
ATOKCP.BIN | よく使う文字データファイル |
辞書ユーティリティの辞書フィードバック | |
ATOKMU.LEX | 再変換用ユーザー辞書 |
ATOKSU3.DSS | スペルチェックユーザー辞書 |
お気に入り文書 | |
ATOKTP.TPF | お気に入り固定タグ |
ATOKTP.TPU | お気に入り文書ユーザーデータ |
その他 | |
BACKUP.DAT | バックアップ時に作成したファイルのリスト |
BACKUP.REG | レジストリに登録されている現在のATOKの設定 |
ユーザー辞書の保存場所の変更
ユーザー辞書ファイルは文字入力のたびに、学習内容が反映されてファイルが更新されます。そんなユーザー辞書ファイルをシンボリックリンクで移動させてみると変換ができなくなります。
ユーザー辞書の場所変更は標準の機能で対応しています。まずは「"%appdata%\Justsystem\ATOKxx"」フォルダ内にあるファイル「ATOKxxUx.DIC」をどこかにコピーします。続けてCtrl+F10→Rキー→辞書・学習タブ→詳細設定を開き、ユーザー辞書設定の項目から参照ボタンで、コピーしたユーザー辞書を指定すると以降はそのユーザー辞書を使うようになります。
ユーザー辞書の数字と内容はすぐ上の表を参照してください。
起動時に常駐するプログラム
買い切り版ATOKの常駐プログラムについてです。
ファイル名 | 名称 | Ver | 用途 |
---|---|---|---|
スタートアップツールから起動 | |||
ATOKxxOM.exe | オンメモリマネージャー | 2014以降 | アクセルモード・インサイト |
ATOKxxDV.exe | イミクル | 2016以降 | イミクル |
タスクスケジューラから起動 | |||
ATOKxxIB.exe | ユーザーデータマネージャー | 2016以降 | インサイト |
ATOKxxRN0.exe | リフレッシュナビ | 2016以降 | リフレッシュナビ |
- スタートアップツールの初回起動と登録
- ATOKを新規インストールするとOSの再起動を促され、再起動後にスタートアップツールから常駐ソフトの設定が行われます。OS再起動前にWindowsの「Startup」フォルダ内にあるスタートアップツールのショートカットを別の場所に移動するか削除すると、常駐ソフトの追加なしでATOKを利用できます。
- タスクスケジューラへ登録される機能
- 2017ではスタートアップツールの初回起動時、タスクスケジューラに「ATOK30IB.exe」と「ATOK30RN0.exe」が登録されます。それらを停止すれば常駐しなくなります。リフレッシュナビはそれに加えて「Ctrl+F10」「1」と押し、「リフレッシュナビを使用しない」にチェックを入れます。
- スタートアップツールと連動するローカル機能
- 2017ではスタートアップツールをスタートアップに入れておくと「ATOK30DV.exe」と「ATOK30OM.exe」が起動します。それらが不要ならスタートアップからツールを外すと起動しなくなります。ATOKフォルダにあるそれら実行ファイルをクリックして、手動で常駐されることもできます。
- ATOK オンメモリマネージャー(ATOKxxOM.exe:xxはバージョンの値)
- 2014から実装されたアクセルモードで使う実行ファイルです。何かをきっかけに高負荷が続くことがあるので、効果が感じられないなら常駐させない方がよいです。これが常駐していないとアクセルモードのボタンが表示されません。
- ATOK イミクル(ATOKxxDV.exe:xxはバージョンの値)
- 2016から実装されたイミクルで使う実行ファイルです。マウスのボタン設定ツールなどの常駐アプリと競合することがあります。イミクル右上の*ボタンの設定から「ATOKイミクルを常駐する」のチェックを外すと常駐を解除できます。
- ATOK ユーザーデータマネージャー(ATOKxxIB.exe:xxはバージョンの値)
- 2016から実装されたインサイトで使う実行ファイルです。一部環境で正常に動作しなかったり、ウェブサイトを開いたときに高負荷になったりすることがあるので、不要なら常駐させない方がよいです。
- ATOK リフレッシュナビ(ATOKxxRN.exe / ATOKxxRN0.exe:xxはバージョンの値)
- 2016から実装されたリフレッシュナビで使う実行ファイルです。2つファイルがありますが、~RN.exeはグラフ画面の表示、~RN0.exeは常駐してデータ収集を行います。
- コマンドによる常駐の解除
- 「Win+R」から「taskkill /im ATOK30OM.EXE /f」などとすれば常駐を解除できます。他のバージョンのATOKは30の値を変更してください。バッチやタスクスケジューラからも停止できます。
- Yahoo!ツールバー
- 2011から2015まで「Yahoo!ツールバー」が含まれています。すでにサービスが終了しているのでアンインストール推奨です。インストール時にチェックを外せば回避できます。
- JUSTオンラインアップデート
- ATOK発売から約3年でサポートと更新が終了するので、それ以降で他にジャストシステムのソフトを入れていないならアンインストールしても問題ありません。
その他
- ご意見・ご要望
- 製品・サービスに関するアンケートから要望が出せます。返事はありません。
- ダイレクトメール停止手続き
- 毎年1月に届けられる一太郎のDMを停止するには、DM(バージョンアップのご案内)停止の申込から手続きを行います。再登録をできるかどうかは不明です。
- バースデー特典
- Just MyShopに登録した誕生日の前後7日間で1回のみ、何か購入するとポイントが500ポイント加算されます。メールマガジンに登録していると、誕生日の1週間前にバースデー特典の案内メールが届きます。Just MyShopで何か商品を選んでカート画面を開くと、獲得ポイント合計が500ポイント増加しているのを確認できます。
- Just MyShopのポイント
- 最後にポイントが増減した日から2年経過すると失効します。1000ポイント以上保有していないと使えず、通常会員だと1回につき1000ポイントのみ使えます。上位会員は上限が少し増えて500ポイント刻みで利用ポイントを増やせます。
- ユーザー登録の有無を確認する方法
- 2017年時点では、公式サイトのユーザー登録画面で、登録キーは空欄のままシリアルだけ入力して進めると、未登録なら「オンライン登録キーを入力してください。」、登録済なら「入力されたシリアルナンバーは既に登録が完了しています。」と表示されます。
- PINコード認証製品
- PINコードシートが入っているパッケージ版は、公式サイトでPINコードを入力してシリアルキーを取得する形式になっています。購入して代金を支払った時点で有効になり、それから180日以内に手続きをしないとPINコード認証ができなくなります。
- ライセンス認証
- 2013から認証処理が入るようになり、シリアル番号・登録キー・MACアドレスを送信します。個人を識別する情報は取得しないそうです。ネット未接続の環境で認証をしていなくても、制限なく使えます。認証解除の操作は存在せず、使わなくなったらそのままで構わないそうです。
- 買い切り版ATOKのインストール可能数
- ライセンス認証が導入された2013以降は、同時に3台までのインストールが認められています。ただし、それらのPCを同時に使用せず、他の人が使わないPCという条件が付きます。それ以前のバージョンは特に制限はありません。
- ATOK for Windows スターターパック 1Year版
- 定額版アップデートモジュールの対象製品一覧にある1Year版は、ATOK Passportの前身であるATOK定額サービスの1年間の使用権とインストールメディアをセットにしたパッケージです。使用期間中は登録製品の一覧に表示されますが、期限後は一覧から消えて使用履歴などもなく何も残しません。
- Just MyShopのダウンロード製品
- ダウンロード期限は購入から3年で、3年以降も購入製品の一覧に表示されたままですがダウンロードできません。ダウンロード回数の上限はジャストシステムの製品は10回、他社製品は3回となっています。DVD-RやUSBメモリなどにバックアップするとよいですが、それらは長期保存に向かないのでバックアップを複数用意するか、パッケージ版を購入した方がよいかもしれません。
- Windows 7以前のIME切り替えショートカット無効化
- コントロールパネルの「地域と言語のオプション」を開き、「キーボードと言語」タブの「キーボードの変更」ボタンを押します。「詳細なキー設定」タブを開き、「入力言語間」をクリックして選択し、「キーシーケンスの変更」ボタンを押します。それぞれ「割り当てなし」に変更します。
- タスクバーのアイコンを1つ減らす
- Windows 8以降でインストールされているIMEが2つ以上になるとIME選択用のアイコンも表示されるようになりますが、Windowsの設定からMS-IMEなどを削除してATOKだけにすればアイコンは1つになります。MS-IMEは削除しても再登録可能です。
- キーボードの追加で選択できないとき
- Windows 8以降の「設定-地域と言語-日本語-キーボードの追加」を選ぶとインストールされているIMEの一覧が表示されますが、古いATOKがグレー表示なって選択できない場合、「標準IME設定ツール」を実行すると使用できるようになります。
- Windows 7以前で言語バー非表示
- コントロールパネルの「地域と言語のオプション」を開き、「キーボードと言語」タブの「キーボードの変更」ボタンを押します。「言語バー」タブを開き、「表示しない」にすると言語バーの表示を消せます。
- 古いバージョンのATOKプロパティ
- 古いバージョンではプロパティを開いている間、プロパティを開いたアプリの操作ができなくなります。また、プロパティで変更した内容が、OS再起動までそのアプリにしか反映されないなど微妙に不便な動作をしていました。
更新ファイル適用済みセットアップファイルの作成
インストールメディアのセットアップファイルとジャストシステムのサイトで配布されている更新ファイルを使い、更新ファイルを適用したセットアップファイルを作成します。パッケージ版でディスクが手元にある、もしくはダウンロード版の元データをバックアップした場合に試してみるとよいでしょう。
64ビットOSで作業をします。32ビットOSでは64ビット用セットアップファイルは動作しないので、「x86」を含む行のコマンドしか実行できません。
前準備
作業例として「ATOK 2017」のディスクに、更新ファイルは64ビット用の「at30up5x64.exe」と32ビット用の「at30up5x86.exe」の2ファイルを使います。各ファイルを「R」ドライブに保存して進めます。Cドライブで作業をするなら「R:\」を「C:\」に、Dドライブなら「D:\」などと変更してください。
セットアップファイルが収録されている、インストールディスク内にある「ATOK」フォルダをコピーします。配布されている更新ファイルはexeですが、中身はCAB形式なので適当なアーカイバに放り込んで解凍します。解凍時にファイル名と同じフォルダを作成しています。
R:\
├at30up5x64 (64ビット用更新ファイルの解凍先)
├at30up5x86 (32ビット用更新ファイルの解凍先)
├ATOK (ATOKのセットアップファイル)
└ATOK30 (更新データ適用済みセットアップファイル保存場所)
「ATOK30」フォルダは自動生成され、作業終了後はそれ以外のフォルダを手動で削除します。
セットアップファイルの分解
「管理者」でコマンドプロンプトを開き、以下のコマンドを1行だけ実行してしばらく待つと「ATOK 2017のセットアップが正常終了しました。」とダイアログが表示されます。そうしたら次の行を実行して同様にダイアログが出るまで待ちます。
msiexec /a "R:\ATOK\ATOK30x64.msi" targetdir="R:\ATOK30" /qn+
msiexec /a "R:\ATOK\ATOK30x86.msi" targetdir="R:\ATOK30" /qn+
2行同時に実行すると片方しか実行されません。パスやファイル名などに入力ミスがあると、特にメッセージも出ずにそのまま何も起きません。
この操作で「R:\ATOK30」に分解された32/64bit用のセットアップファイルが保存されます。
更新ファイルの適用
ここでも同様に以下のコマンドを1行ずつ実行してダイアログが出るまで待ちます。
msiexec /a "R:\ATOK30\ATOK30x64.msi" /update "R:\at30up5x64\at30upx64.msp" /qn+
msiexec /a "R:\ATOK30\ATOK30x86.msi" /update "R:\at30up5x86\at30upx86.msp" /qn+
これで作業終了です。64ビットOSなら「ATOK30x64.msi」、32ビットOSなら「ATOK30x86.msi」を実行すればインストールできます。この状態だとVistaに2017をインストールすることもできます。作成したセットアップファイルを7zipの超圧縮で固めると528MBが142MBまで縮みます。
この方法でインストールしたATOKをアンインストールするときは、インストールデータのmsiファイルを実行します。
他のバージョン
上記作業と同じ要領でセットアップとアップデートファイルを用意して解凍します。準備ができたら1行ずつ実行してダイアログが出たら次の行を実行します。新しい更新ファイルが配布されるとファイル名の「~up」の後ろの値が1つ増えます。
優待/アップグレード版ではないATOKのセットアップファイルからインストールするとユーザーIDの入力は任意ですが、ファイルを分解するとアップグレード版のようにユーザーIDの入力が必須になる場合があります。
ATOK 32.1 (一太郎 2021) |
---|
msiexec /a "R:\ATOK\ATOK32x64.msi" targetdir="R:\ATOK32" /qn+ msiexec /a "R:\ATOK\ATOK32x86.msi" targetdir="R:\ATOK32" /qn+ |
ATOK 31.3.10 (一太郎 2020) |
msiexec /a "R:\ATOK\ATOK31x64.msi" targetdir="R:\ATOK31" /qn+ msiexec /a "R:\ATOK\ATOK31x86.msi" targetdir="R:\ATOK31" /qn+ msiexec /a "R:\ATOK31\ATOK31x64.msi" /update "R:\at313up1x64\at31upx64.msp" /qn+ msiexec /a "R:\ATOK31\ATOK31x86.msi" /update "R:\at313up1x86\at31upx86.msp" /qn+ |
ATOK 31.2.6 (一太郎 2019) |
msiexec /a "R:\ATOK\ATOK31x64.msi" targetdir="R:\ATOK31" /qn+ msiexec /a "R:\ATOK\ATOK31x86.msi" targetdir="R:\ATOK31" /qn+ msiexec /a "R:\ATOK31\ATOK31x64.msi" /update "R:\at312up1x64\at31upx64.msp" /qn+ msiexec /a "R:\ATOK31\ATOK31x86.msi" /update "R:\at312up1x86\at31upx86.msp" /qn+ |
ATOK 31.0.5 (一太郎 2018) |
msiexec /a "R:\ATOK\ATOK31x64.msi" targetdir="R:\ATOK31" /qn+ msiexec /a "R:\ATOK\ATOK31x86.msi" targetdir="R:\ATOK31" /qn+ msiexec /a "R:\ATOK31\ATOK31x64.msi" /update "R:\at31up3x64\at31upx64.msp" /qn+ msiexec /a "R:\ATOK31\ATOK31x86.msi" /update "R:\at31up3x86\at31upx86.msp" /qn+ |
ATOK 2017 (30.0.8) |
msiexec /a "R:\ATOK\ATOK30x64.msi" targetdir="R:\ATOK30" /qn+ msiexec /a "R:\ATOK\ATOK30x86.msi" targetdir="R:\ATOK30" /qn+ msiexec /a "R:\ATOK30\ATOK30x64.msi" /update "R:\at30up5x64\at30upx64.msp" /qn+ msiexec /a "R:\ATOK30\ATOK30x86.msi" /update "R:\at30up5x86\at30upx86.msp" /qn+ |
ATOK 2016 (29.0.8) |
msiexec /a "R:\ATOK\ATOK29x64.msi" targetdir="R:\ATOK29" /qn+ msiexec /a "R:\ATOK\ATOK29x86.msi" targetdir="R:\ATOK29" /qn+ msiexec /a "R:\ATOK29\ATOK29x64.msi" /update "R:\at29up6x64\at29upx64.msp" /qn+ msiexec /a "R:\ATOK29\ATOK29x86.msi" /update "R:\at29up6x86\at29upx86.msp" /qn+ |
ATOK 2015 (28.0.7) |
msiexec /a "R:\ATOK\ATOK28x64.msi" targetdir="R:\ATOK28" /qn+ msiexec /a "R:\ATOK\ATOK28x86.msi" targetdir="R:\ATOK28" /qn+ msiexec /a "R:\ATOK28\ATOK28x64.msi" /update "R:\at28up5x64\at28upx64.msp" /qn+ msiexec /a "R:\ATOK28\ATOK28x86.msi" /update "R:\at28up5x86\at28upx86.msp" /qn+ |
ATOK 2014 (27.0.5) |
msiexec /a "R:\ATOK\ATOK27x64.msi" targetdir="R:\ATOK27" /qn+ msiexec /a "R:\ATOK\ATOK27x86.msi" targetdir="R:\ATOK27" /qn+ msiexec /a "R:\ATOK27\ATOK27x64.msi" /update "R:\at27up2x64\at27up2x64.msp" /qn+ msiexec /a "R:\ATOK27\ATOK27x86.msi" /update "R:\at27up2x86\at27up2x86.msp" /qn+ |
ATOK 2013 (26.0.15) |
msiexec /a "R:\ATOK\ATOK26x64.msi" targetdir="R:\ATOK26" /qn+ msiexec /a "R:\ATOK\ATOK26x86.msi" targetdir="R:\ATOK26" /qn+ msiexec /a "R:\ATOK26\ATOK26x64.msi" /update "R:\at26up4x64\at26up4x64.msp" /qn+ msiexec /a "R:\ATOK26\ATOK26x86.msi" /update "R:\at26up4x86\at26up4x86.msp" /qn+ |
ATOK 2012 (25.0.7.0) |
msiexec /a "R:\ATOK\ATOK25x64.msi" targetdir="R:\ATOK25" /qn+ msiexec /a "R:\ATOK\ATOK25x86.msi" targetdir="R:\ATOK25" /qn+ msiexec /a "R:\ATOK25\ATOK25x64.msi" /update "R:\at25up4x64\at25up4x64.msp" /qn+ msiexec /a "R:\ATOK25\ATOK25x86.msi" /update "R:\at25up4x86\at25up4x86.msp" /qn+ |
ATOK 2011 (24.0.9.0) |
msiexec /a "R:\ATOK\ATOK24x64.msi" targetdir="R:\ATOK24" /qn+ msiexec /a "R:\ATOK\ATOK24x86.msi" targetdir="R:\ATOK24" /qn+ msiexec /a "R:\ATOK24\ATOK24x64.msi" /update "R:\at24up3x64\at24up3x64.msp" /qn+ msiexec /a "R:\ATOK24\ATOK24x86.msi" /update "R:\at24up3x86\at24up3x86.msp" /qn+ |
ATOK 2010 (23.0.4.0) |
msiexec /a "R:\ATOK\ATOK23x64.msi" targetdir="R:\ATOK23" /qn+ msiexec /a "R:\ATOK\ATOK23x86.msi" targetdir="R:\ATOK23" /qn+ msiexec /a "R:\ATOK23\ATOK23x64.msi" /update "R:\at23up3\at23up2x64.msp" /qn+ msiexec /a "R:\ATOK23\ATOK23x86.msi" /update "R:\at23up3\at23up2x86.msp" /qn+ |
Office連携ツール@2017
インストールディスクの「ATOKEXT」に入っているのでこれもRドライブにコピーして以下のコマンドを実行すると分解できます。「Office連携ツール for ATOK のセットアップが正常終了しました。」と表示されます。「at30ext.msi」を実行するとOffice連携ツールをインストールできます。
msiexec /a "R:\ATOKEXT\at30ext.msi" targetdir="R:\ATOK30" /qn+
他のバージョンでも同様に分解ができます。2013ではアップデートファイルがあるので以下のコマンドで分解して更新を適用できます。こちらの更新ファイルも適当なアーカイバに放り込めば解凍できます。
msiexec /a "R:\ATOKEXT\at26ext.msi" targetdir="R:\ATOK26" /qn+
msiexec /a "R:\ATOK26\ATOK26ext.msi" /update "R:\at26extup1\at26extup1.msp" /qn+
辞書と学習
変換辞書の種類
どれも拡張子がDICの変換辞書ですが、仕様に違いがあります。同音や抑制などの項目名にカーソルを当てると項目の内容を表示します。それぞれの変換辞書には単語データだけでなく○が付いた項目も収録されています。表の青色の項目は内容の編集・確認ができません。
自動学習 | |||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
種類 | 単語 | 用例 | 同音 | 抑制 | 単語 | 用例 | 語順 | 流用 | 備考 |
自作変換辞書 | ○ | ○ | × | 外部 | × | × | × | 可能 | 辞書ユーティリティで作る変換辞書 |
ユーザー辞書 | ○ | ○ | × | ○ | ○ | ○ | ○ | 一部 | 辞書セットごとに作成される変換辞書 |
システム辞書 | ○ | 一部 | 一部 | 外部 | × | × | × | × | ATOKに初めから入っている変換辞書 |
辞典付属辞書 | ○ | × | 一部 | 外部 | × | × | × | 可能 | 別売りの辞典などに付属する変換辞書 |
- 自作変換辞書
- 単語と用例が登録できる、ユーザーが自由に編集できる辞書です。登録内容をテキストへ出力することも可能です。2007以降の自作辞書なら、他のバージョンでも利用できます。
- ユーザー辞書
- 辞書セットごとに作成される変換辞書で、学習内容はこの辞書に登録されます。自作変換辞書の内容に加えて、自動学習された変換候補の並びの優先順位やAI用例、他の辞書の抑制単語なども登録されていきます。現在使用しているバージョン以降のATOKなら、辞書ユーティリティでコンバートして流用できます。
- システム辞書
- 新語が収録されるトレンド辞書や和英変換のできる英語辞書などがあります。中でも標準辞書は何十年の積み重ねによる膨大な数の用例が収録されています。2017の変換エンジン修正では同時に標準辞書も更新されたので、変換エンジンと密接なつながりもあるようです。
- 辞典付属辞書
- 単語が収録された変換辞書です。辞書セットに追加して語彙を増やすのが主な用途になります。流用に関しては自作変換辞書と同じ扱いです。
同音語情報
標準辞書やNHK漢字表記辞書などの変換辞書には同音語情報が収録されています。「かわる」など複数の同音語があるものを変換するとき、情報ウィンドウに同音語情報が表示されます。NHK辞書が登録されていると、標準辞書の同音語情報は表示されません。
辞書セットとユーザー辞書
「Ctrl+F10」「D」「S」を押すと「辞書・学習」画面が開きます。
変換に使う10個の辞書セットには1つずつ、学習した内容を記録する専用の変換辞書が用意されます。学習や学習設定は辞書セットごとに行います。ユーザー辞書のDICファイルは、その辞書セットで初めて変換したタイミングで作成されます。
No | セット1 | セット2 | セット3 | セット4 | セット5 | セット6 | セット7 | セット8 | セット9 | セット0 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
名称 | 標準辞書 | 人名変換 | 郵便番号 | アクセ | オプション | 一文字入力 | セット7 | セット8 | セット9 | セット0 |
DIC | ~U1.DIC | ~U2.DIC | ~U3.DIC | ~U4.DIC | ~U5.DIC | ~U6.DIC | ~U7.DIC | ~U8.DIC | ~U9.DIC | ~U0.DIC |
操作 | スペース | F2 | F3 | F4 | Ctrl+F5 | F5 | 未割当 | 未割当 | 未割当 | 未割当 |
ユーザー辞書は「%appdata%\Justsystem\」の中にあるATOKフォルダに作成されます。2017なら「ATOK30」フォルダ、2012なら「ATOK25」フォルダで、数字はバージョンです。ユーザー辞書名も2017なら「ATOK30U1.DIC」「ATOK30U2.DIC」のようにバージョンの値が入ります。
- 基本辞書セット
- スペースキーで変換操作するときに参照される、変換操作の中心となる辞書セットです。通常は辞書セット1の標準辞書セットが割り当てられていますが、他の辞書セットを開いて左下の「基本辞書セット」ボタンを押すと変更できます。
- トレンド辞書
- 著名人・商品・はやり言葉などの標準辞書にはない、変換しづらい単語を変換できます。逆にトレンド辞書がなければそれら変換はできなくなります。
- 地名と郵便番号
- 町名を入力してF3変換をすると郵便番号を含む地名が表示されてTABで選択できます。他に同名の地名があるときは続けてF3を押すと候補が表示されます。目的の地名を選択した状態で「0」キーを押すと郵便番号を含む候補が表示されてTABキーで選択できます。
- 記号入力
- 記号入力をするには「みぎ」など特定の読みや「きごう」から変換できます。もしくは、「Ctrl+F10」を押して「M」か「Q」を押すと開くパレットの一覧から入力することもできます。変換できる読みは「Ctrl+F10」「H」「H」→「付録-記号の読み」から確認できます。
- 部首変換辞書
- 部首名からそれを含む漢字に変換できます。「うかんむり」などの部首名から、この辞書を登録した辞書セットで変換をすると、部首名を含む漢字が並びます。候補ウィンドウの右クリックメニューにある、全候補表示と組み合わせるとよいかもしれません。
- 文字コード辞書
- 文字コードから変換できる辞書です。例えば「3012」と入力して、この辞書が含まれる辞書セットで変換をすると「〒」に変換できます。
- 一文字入力辞書セットとF5キー
- 部首変換・文字コード・単漢字・記号辞書が登録されている辞書セットで、F5キーに割り当てられています。もし使用頻度が低いなら、部首・文字・単漢字はF2の人名辞書セット、記号はF4のアクセサリ辞書セットで利用して、F5キーをオプション辞書セット辺りに回してもよいかもしれません。
設定
- 変換候補の並びの学習
- 文字変換で選択した言葉は、次の変換時に優先して表示されます。「学習:しない」だと並びに変化なく、「学習:する」「自動登録・AI学習:しない」のように学習のみ有効にすると並びが変化しました。語順は「学習」ON/OFFの設定のみ影響するようです。
- スペース変換で候補に追加する
- 2011から辞書セット画面の下に「スペース変換で候補に追加する」という項目が追加されました。標準辞書セット以外の辞書セットでこの設定をONにすると、スペースから変換したときにその辞書セットも参照して変換候補を表示します。処理が増えるため変換時のレスポンスが悪くなることもあります。
- スペース変換と不要な候補
- 通常の変換で和英などの望まない候補が出る場合、標準辞書セット以外の辞書セットで「スペース変換で候補に追加する」が有効になっていないか確認してください。たとえば和英の候補が出てしまう場合、アクセサリ辞書セットで設定が有効になっているはずです。
- 標準以外の辞書セットの学習の反映
- 基本辞書セット以外で学習の詳細設定画面を開くと、「変換した単語を基本辞書セットへ登録する」が設定できます。これを有効にすると言葉通りの動作になります。
- アクセルモード
- 2014から実装された辞書や省入力を事前にメモリに読み込んで高速化する機能です。ON/OFF切り替えて変化が体感できなければ無効にするとよいです。スタートアップツールから起動するATOK30OM.exeのような末尾にOMが付くexeが常駐していないと設定ボタンが表示されません。
- オンメモリ辞書
- ATOK14から2013まで実装されていました。辞書をメモリに読み込んでディスクアクセスを減らすことで、省電力化と処理の高速化を狙った機能でした。有効にするとユーザー辞書が編集できなくなり、ユーザー辞書が壊れやすくなるので停止させた方がよいです。
追加変更された標準搭載の変換辞書
緑は追加された変換辞書、赤は統合などで削除された変換辞書です。
名称 | 年 | 備考 |
---|---|---|
変換辞書 | ||
町名住所変換辞書 | 2005 | |
経済・ビジネス用語辞書 コンピュータ・インターネット用語辞書 | 2005 | 標準辞書に統合 |
第三・第四水準漢字辞書 | 2007 | 標準辞書に統合 |
カタカナ語英語辞書:拡張版 | 2007 | カタカナ語英語辞書に統合 |
記号辞書:拡張版 | 2007 | 記号辞書に統合 |
乗換案内 駅名変換辞書 | 2007 | インストールディスクに収録 |
日本語英語辞書 | 2009 | |
文字コード辞書/部首変換辞書 | 2011 | |
IVS辞書 | 2014 | 利用にはIVS対応フォントが必要 |
理工学/法律経済/人文科学用語辞書 | 2015 | |
フェイスマーク辞書 フェイスマーク辞書:インターネット版 | 2016 | 記号辞書に統合 |
IVS辞書(Moji_Joho) | 2018 |
ユーザー辞書のクリア
学習・登録詳細設定の画面下部にあるクリアの動作です。現在選択している辞書セットのユーザー辞書のみが対象です。確認ダイアログで「はい」を押した直後にクリアされるので、設定画面のキャンセルボタンを押しても元には戻りません。
手動登録 | 自動学習 | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
初期化の種類 | 登録単語 | AI用例 | 抑制単語 | 学習単語 | 学習用例 | 候補語順 | |||
学習情報のクリア | そのまま | 削除 | |||||||
ユーザー辞書のクリア | 削除 |
「学習情報のクリア」はAI学習などの自動で学習された内容がユーザー辞書から削除されます。「ユーザー辞書のクリア」はユーザーが手動で登録した単語や、候補から削除して抑制表示にした単語なども含め、選択しているユーザー辞書の全データが削除されます。
クリア前に単語や用例をテキストに出力しておけば、クリア後にテキストを読み込んで登録単語だけは以前の状態に戻せます。
まれに文字入力をしようとして「辞書として扱えません」と表示され、変換できなくなることがあります。これはユーザー辞書が破損していて、ユーザー辞書をクリアする必要があります。そうなる前に定期的にバックアップをした方がよいです。
.$ICファイル
ユーザー辞書のバックアップファイルです。「学習情報のクリア」か「ユーザー辞書のクリア」をすると生成されます。うっかりクリアしてしまっても、拡張子をDICに戻せば元のユーザー辞書が復活します。
.bi2ファイル
ユーザー辞書のバックアップファイルです。必ずではないですが、ユーザー辞書破損時に生成されることがあります。
OSがフリーズしてOS再起動後、変換をしようとすると「辞書ファイルがオープンできません」となりました。辞書ファイルはユーザー辞書のことで、今回は「ATOK30U1.DIC」の中身が0で埋め尽くされて破損していました。
破損したファイルと同じフォルダに「ATOK30U1.DIC.bi2」というファイルがありました。タイムスタンプはフリーズの1時間前、ファイルサイズは破損したものと同じです。破損したファイルを消し、「.bi2」を外すと元通り変換できるようになりました。
自動学習の設定
「Ctrl+F10」「D」「S」「Alt+D」で学習内容の設定ができます。設定と学習のON/OFFは辞書セットごとに行えます。
設定例
ファンクションキー | スペース | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
設定 | ひらがな | カタカナ | 英字後 | 英字複合 | 複合語 | 未登録語 | 文節区切 | 細切れ |
主な操作 | F6変換 | F7・F8 | F9・F10 | スペース変換 | ||||
初期設定 | する(強) | する(強) | する(強) | する(弱) | する(強) | する(強) | する(弱) | する(強) |
設定例 | する(弱) | する(弱) | しない | しない | する(弱) | する(強) | する(弱) | しない |
設定例は、F6~F8は強のままだと辞書が酷いことになるので弱にしています。英字入力はF10か英語入力モードしか使っていないので無効にしました。
複合と区切りは強だと変換ミスも即登録するので弱にします。未登録語登録の操作をする機会はあまりないので強のままです。細切れは学習してほしくないので無効にしています。
指定できる動作
辞書やメモリに登録されると、以降は一発で変換できます。メモリ上で学習した内容や入力回数はPCの再起動でリセットされます。
する(強) | する(弱) | 一時 | しない | ||
回数 | 1 | 辞書登録 | メモリ上で学習 | ||
---|---|---|---|---|---|
2 | 辞書登録 |
「する(強)」は一度のみの変換もどんどん学習します。「する(弱)」なら二度変換した言葉だけ学習するので、辞書への登録を軽減できます。一時はその場限りの学習で、PC再起動後は学習内容を忘れます。「しない」は一切学習しません。
設定項目
- ひらがな後変換・カタカナ後変換・英字後変換
- F6キーで変換した「ひらがな」、F7・F8キーで変換した「カタカナ」、F9・F10キーで変換した「英字」を辞書登録します。英語入力モードで英字をF6・F7・F8で変換した場合、英字後変換の設定が適用されます。
- F7キーの操作
- F7キーは押すたび範囲が変化します。例えばカタカナをF7で変換し、何度か押すと「カタカナ」「カタカな」「カタかな」「カたかな」となります。
- 英字複合語
- 続けて入力した英字とかなを1つの複合語として辞書登録します。例:日本語入力モードで「windowsyu-za-」と入力してスペース変換で「Windowsユーザー」にすると次回から一発で変換できます。辞書には「Windows(読み:うぃんどws)」が登録されます。「tらckばっl(Trackball)」などスペースキーだけで変換できない英単語は、事前に英語後変換などで登録する必要があります。
- 複合語
- 文節区切り直しはせず、最初に表示された候補と別のものを選択して確定した複合語を辞書登録します。例:「手前側」と入力確定しても登録されませんが、「がわ」を「川」に変換確定して川が優先される状態にしてから、「手前川」と入力変換して確定せず、「手前側」と変換確定すると「手前側」が登録されます。
- 未登録語
- 未登録単語を変換すると、候補はひらがなとカタカナだけ表示されます。そのカタカナを選択すると辞書登録します。例:「みとーろく」と入力して文節区切り直しで全体を選択、それをスペース変換で「ミトーロク」とカタカナに変換すると、それを登録します。最後にF7で変換するとカタカナ後変換の設定に従います。
- 文節区切り
- 文節区切り直しをして変換した言葉を辞書登録します。例:「えいじあとへんかん」を変換→「エイジアと/変換」の区切りを変更して変換→「英字/後変換」、これで「英字後変換」が登録されました。
- 細切れ
- 辞書に登録されている2文節の読みを、1文節ずつ確定したときに辞書登録します。例:辞書に登録済みの「大辞林(だいじりん)」の読みを使います。「台」と入力確定し、続けて「慈林」と入力確定すると「台慈林」が登録されます。「大技林(だいぎりん)」のような未登録の読みで細切れ入力をしても登録されません。
文書学習ツールとAI学習の設定
文書学習ツールは「txt・htm・doc」などのファイルを読み込み、中の文字列から単語やAI用例を学習します。2010以前はAI辞書トレーナーという名前でした。2011からおまかせキーワードチャージャーという、「RTS/Atom」から定期的に学習して推測候補に追加する機能が加わり、文書学習ツールと名を改めています。
ファイル名 | 名称 | 内容 |
---|---|---|
ATOKAL.BIN | 定期学習推測候補 | 定期学習した推測候補が登録される |
ATOKAL.DIC | 文書学習ツール辞書 | 文書学習ツールで学習した単語・AI用例 |
ATOKAR.DAR | 省入力ユーザーデータ | 文書学習ツールで学習した省入力データ |
文書学習ツールの学習結果は3つのファイルに適用されます。
AI用例とAI学習
AI用例は「熱いお茶」と「暑い部屋」など同音語の使い分けを登録したデータです。用例がない場合、一発で変換できることはあまりなく、前に選択した同音の言葉が優先で表示されます。AI学習はユーザーが文字入力時に変換候補から選び確定した組み合わせを学習し、AI用例としてユーザー辞書に登録します。
辞書ユーティリティで適当な変換辞書を開き、メニューの「ツール-用例登録」から手動でAI用例を登録することもできます。テキストから一括登録や削除も可能です。
AI学習の設定
設定 | 内容 |
---|---|
しない | AI学習を行わない |
する(簡易) | 複合名詞となるAI用例のみ登録 |
する(詳細) | 全てのAI用例を登録 |
自動学習と文書学習ツールそれぞれの詳細設定からAI学習の設定ができますが、指定できる内容はどちらも同じです。自動学習は「Ctrl+F10」「D」「S」、文書学習ツールは「Ctrl+F10」「D」「L」を開いて詳細設定ボタンを押すと設定できます。
文書学習ツールの詳細設定にある「エクスプローラのコンテキストメニューを拡張する」のチェックを外すと、右クリックの「ATOKで学習する」を非表示にできます。「ATOKで学習する」は文書学習ツールが扱えないファイルを右クリックしたときにも表示されます。
文書学習ツールでAI学習
自動学習されたAI用例の内容は確認できませんが、文書学習ツールから学習したAI用例は、辞書ユーティリティの「ツール-単語・用例の一覧出力ー用例出力タブ」からテキストに出力できます。
このサイトにある全てのhtmファイルを対象に、AI学習の設定を変えて文書学習ツールで学習してみました。「する(簡易)」と「する(詳細)の差分」です。差分は簡易と同じ部分を除外しています。学習した項目数は詳細は588個、簡易は202個でした。
自動学習したAI用例は編集不可なので、設定は簡易の方が無難かもしれません。
AI用例なしで文字変換をした場合
辞書セットに、用例が登録されていない変換辞書を1つだけ登録したときの変換結果です。例文は標準辞書があれば正しく変換できます。
例文 | ガイドが添乗する | 富士山に登頂する | ビルを占拠する | 麻のジャケット | 傷が完治する |
---|---|---|---|---|---|
広辞苑 | 外土が天上為る | 富士山に冬鳥為る | ビルを仙居為る | 浅野ジャケット | 傷が奸知為る |
大辞林 | 外土が天上する | 富士山に盗聴する | びるを占居する | 浅野jacket | 傷が完治する |
大辞泉 | 外土が天承刷る | 富士山に問う嘲する | ビルを千挙する | 浅野ジャケット | 木酢が上治する |
ATOK17 | ガイドが添乗する | 富士山に盗聴する | ビルを選挙する | 浅野ジャケット | 傷が関知する |
表のATOK17は標準辞書の登録単語をテキスト出力し、それを変換辞書にしたものです。この偽標準辞書には用例が含まれていないので、昔のIMEのような結果になっています。用例は2つめの例なら「山・登頂」のように関連付けられており、用例がないと適切な字が割り当てられません。
国語辞典に付属する変換辞書は妙な単語が出てきやすいです。標準辞書セットにそれらを登録すると、優先順位に従って見慣れない単語は候補の後ろに回りますが、時々先頭に出てきます。大辞林の変換辞書は表のjacketのような変換が時々起こります。
優先順位はなるべく下げたい変換辞書の登録
辞書を増やすと語彙は増えますが変換精度は少々悪くなるので、基本辞書セットへの登録はなるべく控えた方がいいです。2011以降なら、使っていない辞書セットに必要な辞書を登録して「スペース変換で候補に追加する」を有効にします。そうして追加した辞書の候補は大体後ろの方に行きます。
単語登録
- 登録
- 「Ctrl+F7」を押すと単語登録画面になります。文字を範囲選択した状態で「Ctrl+F7」を押すと、「単語」の欄にその文字が入力された状態で画面が開きます。まとめて登録するのは面倒なので、必要に感じたらすぐ登録した方がよいです。単語の登録先はユーザー辞書のどれかを指定します。
- 品詞
- 単語登録時に適切な品詞を入れないと登録の効果は半減します。単語登録画面右下のヘルプボタンを押し、品詞の項目にある「品詞の種類」というリンクをクリックすれば品詞の詳細や例を確認できます。品詞は約70個ありますが、ユーザーが主に使用するものは一部になります。
使用頻度が高そうな11個の品詞
辞書ユーティリティで何か単語を選んで編集画面を開くと、すぐに選択できる品詞が11個あります。他の品詞はその他から選びます。単語登録画面では11個の品詞もプルダウンから選びます。
単語 | 読み | 品詞 | 備考 |
---|---|---|---|
名詞 | |||
名詞 | とりあえず名詞で登録し、変換時にうまくいかなければ他の品詞にすればよいです。 | ||
上映 | じょうえい | 名詞サ変 | 「~する」のような活用もできる名詞です。 |
その他 | |||
(´・ω・`) | しょぼん | 顔文字 | 読みは分かりやすいものか入力しやすいものを登録します。 |
ホームラン | hr | 短縮読み | 読みは何でもOKで、よく入力する言葉を登録すると便利です。 |
固有名詞・人名 | |||
山田 | やまだ | 固有人性 | 姓名は日本人名限定です。外国人名は全て固有人他になります。 |
太郎 | たろう | 固有人名 | |
アンソニー | あんそにー | 固有人他 | 国籍年代関係なしの外国人名、牛若丸など姓名の区分けがない日本人名、ジャンルを問わないグループ名でこの品詞を使います。 |
ビートルズ | びーとるず | ||
固有名詞・その他 | |||
群馬 | ぐんま | 固有地名 | 国内外の地名や国名、島や川など固有の場所で使う品詞です。建築物や施設は同名の地名がある場合を除いて対象外です。 |
エベレスト | えべれすと | ||
高野連 | こうやれん | 固有組織 | 会社名や何かの団体、スポーツのチーム名などに付けます。 |
ペプシ | ぺぷし | 固有商品 | 商品名に付けます。 |
つば九郎 | つばくろう | 固有一般 | 書籍・映画・建築物・娯楽施設・店名・サービス名・元号・星・祭など、上記品詞に該当しないさまざまな固有の名詞に付けます。 |
Suica | すいか |
辞書ユーティリティ
「Ctrl+F10」「D」「U」の順にキーを押せば辞書ユーティリティが起動します。最初は基本辞書セットのユーザー辞書が開かれるので、別の辞書を扱うなら「ファイル-開く」から選択してください。
- 絞り込み表示
- 「ツール-絞り込み表示」で表示の絞り込みができます。しばらく使い続けると自動登録単語が大量に表示されるので、目的に合わせて「単語種類」のチェックを変更して表示を切り替えた方が整理しやすいです。「対象品詞」の詳細から品詞別の絞り込みも可能です。
- 自動登録単語や特定品詞の一括削除
- 絞り込み表示で削除したい種類の項目を選択し、CTRL+Aを押すと表示されている全ての単語が選択されます。その状態でDELキーを押せば削除確認ウィンドウが表示されます。単語1つごとに確認ウィンドウが出てきますが、その中の「すべて削除」を押せば選択中の単語が全て削除されます。
- 変換辞書の内容整理
- 辞書ユーティリティで変換辞書を開いているとき、メニューの「ファイル-内容整理」から実行できます。効果がないこともありますが、変換辞書の容量が1~2割削減できることもあります。
- 登録単語の出力
- 「ツール-単語・用例の一覧出力」から登録されている単語を書き出す事ができます。絞り込み表示のように出力する単語種類や品詞を選ぶ事もできます。コメント付きの単語は「単語コメント情報を出力する」にチェックを入れないとコメントが含まれません。
- 出力した単語の復元
- 出力したファイルは「ツール-ファイルから登録・削除」から読み込めます。編集時に誤って削除したデータは戻せないので、整理などの作業をする前にバックアップしておくと安全です。
- AI用例のバックアップ
- 辞書ユーティリティの「ツール-単語・用例の一覧出力」を開き「用例出力」タブを選ぶと、手動で登録したAI用例をテキストに書き出すことができます。
- バックアップファイルが作成できませんでした。
- 「%localappdata%\Temp」をシンボリックリンクで変更していると、辞書ユーティリティで何か操作をしたときに、上記のメッセージが出て実行できないことがあります。シンボリックリンクを削除して「%localappdata%\Temp」を作成し直せば、元の動作になります。
置換候補
置換候補は辞書ユーティリティから設定できます。
- 置換候補
- 適当な登録単語を右クリックして「コメント編集」「追加」と選んでいきます。ここで置換候補に入力した内容が文字変換時に表示されます。置換候補を登録するときはコメントの入力が必須です。置換候補は空欄でコメントのみ登録することも可能です。
- 自動置換
- 置換候補画面で「自動置換」にチェックを入れると、変換時に置換候補が先に表示されます。使用を禁止したい単語などで設定すると効果的です。
- URLトリガー変換
- 置換候補に「http:」や「mailto:」などのアドレスを登録し、変換時に選択すると直接ブラウザやメールソフトが起動できます。プロパティ「変換補助」の「http:」や「mailto:」から機能のON/OFFができます。
- 暗号化通信
- 2019年版からURLトリガー変換が「https:」で始まるアドレスに対応しました。大抵のサイトは「http」のアドレスへアクセスしても「https」に転送されるので、非対応の2018以前でもあまり問題はないです。
単語登録用テキストの書式と登録例
テキストは「Shift-JIS」か「UTF-16LE(BOM付き)」で保存します。
!!ATOK_TANGO_TEXT_HEADER_1
[読み][tab][単語][tab][品詞][tab][コメント][tab][自動置換][tab][置換1][tab][置換2]……
[読み][tab][単語][tab][品詞][tab][コメント][tab][自動置換][tab][置換1][tab][置換2]……
[読み][tab][単語][tab][品詞][tab][コメント][tab][自動置換][tab][置換1][tab][置換2]……
……
上記内容を1行1件で登録していきます。置換候補はタブを挟んで5つまで登録できます。[自動置換]のところは「する」か「しない」と入力します。このサイト用のhtmlタグを登録した例です。置換候補に閉じタグを登録するのも便利です。
変換候補の削除と抑制単語
文字変換時に候補を選ぶとき「Ctrl+Del」を押すと単語削除画面が表示され、「はい」を選ぶと削除した単語が候補に表示されなくなります。この操作で単語は削除されず、抑制単語としてユーザー辞書に登録されます。抑制単語は元の変換辞書によって扱いが変わります。
- ユーザー辞書の登録単語を削除
- 「ユーザー辞書」に登録されている単語を削除すると、単語種類が「抑制単語」に変わります。それを辞書ユーティリティで開き、「抑制単語として登録する」のチェックを外すと単語種類が「登録単語」になり、元の状態に戻ります。絞り込み表示で抑制単語のみの表示もできます。
- ユーザー辞書以外の登録単語を削除
- 「自作変換辞書・システム辞書・辞典付属辞書」に登録されている単語を削除すると、「現在の辞書セットのユーザー辞書」に抑制単語として登録されます。この登録された抑制単語は辞書ユーティリティから確認できず、基本的に「ユーザー辞書のクリア」をしないと戻すことはできません。
- 非表示の抑制単語の個別削除
- 見えない抑制単語が登録されているユーザー辞書に対して、見えない抑制単語と全く同じ「単語・読み・品詞」の単語を登録し、削除すると見えない抑制単語も削除することができます。あまり現実的な方法でなく他の手段は辞書のクリアなので、候補の削除はなるべく控えた方がよさそうです。
- 抑制単語の適用範囲
- 抑制単語は表示非表示どちらのものでも、その辞書セット全ての登録単語に適用されます。別の辞書セットを使って変換する場合、他の辞書セットの抑制単語の影響はありません。
推測変換
推測候補
文字入力をしているときに自動で表示される候補は推測候補といいます。推測候補は主に「確定履歴」と「省入力データ」のデータを元に表示します。
- Ctrl+Backspace
- 変換確定した操作をやり直す「Ctrl+BS」は推測変換でも有効です。
- 郵便番号辞書と推測候補
- 辞書セットのどれかに、事業所ではない方の「郵便番号辞書」が登録されて有効になっているとき、郵便番号を入力すると推測候補に町名が表示されます。郵便番号辞書が無効になっていると表示されません。プロパティ「入力・変換-推測変換-郵便番号入力時に住所を表示する」のチェックを外すと、郵便番号辞書が有効でも表示されません。
推測候補周りの変更点
プロパティの「入力・変換」タブは「Ctrl+F10」「R」を押せば開きます。
- 推測候補モード
- 2006から2010は「Ctrl+変換」を押すと推測候補モードがON/OFFされます。ONにすると入力1文字目から推測候補が次々に表示されます。2011以降は「入力・変換-推測変換-推測候補の自動表示」を「する(強)」にすると、似たような動作になります。
- 英語入力モード
- 2009から英語の入力支援が強化されました。「Caps/英数」か「Shift+文字入力」で英語入力モードに入ると、スペルチェック候補や推測候補が次々と表示されます。「Shift+無変換」の英数固定入力では英語の入力支援機能は働きません。
- 確定直後の推測候補表示
- 2012から入力確定後に推測候補を表示する機能が付きました。初めはOFFになっており、「入力・変換-推測変換」→「確定直後に推測候補の自動表示を行う」からON/OFFできます。
- 文節区切り直し候補の表示
- 2012から文字入力中にTabキーを押すと、最下段に文節を区切り直した候補も表示します。「0」キーで選択できます。「入力・変換-推測変換-追加する候補」→「特定のフレーズにあてはまる漢字を表示する」からON/OFFできます。
- 訂正済みのことばを推測変換
- 2014から入力ミスをしたときに訂正済みのことばを推測候補に表示します。「せぶんいえぶん」と入力すると「セブンイレブン(類推)」と表示されます。「入力・変換-候補ウィンドウ-0キー切替」→「別文節区切り」からON/OFFできます。
- 数字入力支援機能
- 2014から「123,000,000 (数値:1億2300万)」のような大きな桁数が一目で分かる候補が表示されます。「入力・変換-入力支援-数値」の「入力中の数値を推測候補で表示する」からON/OFFできます。
- 推測フォロー変換
- 2015から複数文節の入力中でも推測候補が表示され続けます。「入力・変換-推測変換」→「複数文節からなる候補を追加する」からON/OFFできます。
- ATOKインサイト
- 2016からWebブラウザなどに表示されている語句を一時的に優先して推測候補に表示できます。「入力・変換-変換補助」→「一時文書学習候補を表示する」からON/OFFできます。
- 設定項目の移動
- 2018年版まで「入力・変換-推測変換」にあった4項目、「複数文節~」「入力誤り~」「郵便番号~」「現在の日時~」は、2019年版以降「入力・変換-推測変換-追加する候補」に移動しています。
- 漢字絞り込み変換
- 2019年版から名詞や人名などの熟語に含まれる特定の漢字を候補に出すことができます。「たかすぎしんさくのしん(高杉晋作の晋)」と入力すると、推測候補に「晋」が表示されます。「入力・変換-推測変換-追加する候補」→「特定のフレーズにあてはまる漢字を表示する」からON/OFFできます。
確定履歴
何か文字入力をして確定するたびに、入力内容を履歴として保存します。「Ctrl+F10」「R」→「入力・変換-推測変換-確定履歴」から、確定履歴のON/OFFや動作設定の変更ができます。
保存方法 | 内容 |
---|---|
しない | 確定履歴の動作を止める |
メモリに保存する | 入力確定後にメモリへ保存し、OSの終了や再起動時に自動削除 |
よく使う履歴だけを ファイルに保存する | 入力確定後にメモリへ保存し、それを推測変換で選択した場合保存 |
ファイルに保存する | 入力確定した内容を次々にファイルへ保存 |
- 推測候補の並び
- 推測候補を選択すると、選択したものが先頭に来ます。確定履歴を使用しないと並びに変化は起きなくなります。「入力・変換-推測変換-確定履歴-確定履歴を使用する」のチェックを外すか、保存方法を「しない」にすると確定履歴は停止し、推測候補の並びの変化も起きなくなります。
- 確定履歴の編集
- 「Ctrl+F10」「D」「R」を押して辞書ユーティリティを起動し、メニューのファイル→開く→確定履歴を編集するにチェック→開く、と操作すれば確定履歴の内容が確認できます。右クリックメニューから、選択している項目を「省入力登録データ」に登録できます。
- 確定履歴保存ファイル
- 確定履歴に保存された内容は、確定履歴を無効化してもそのまま残ります。不要ならプロパティにある「確定履歴のクリア」ボタンを押して履歴を初期化します。
- 文字変換と推測変換の学習先
- 文字変換では操作内容は大体ユーザー辞書に登録されます。推測変換の場合、抑制に関する内容が別ファイルになっています。
自動登録 | 並び学習 | 抑制候補 | |
---|---|---|---|
文字変換 | ユーザー辞書 | ユーザー辞書 | ユーザー辞書 |
推測変換 | 確定履歴 | 確定履歴 | 省入力抑制データ |
省入力データ
読みと言葉を入力したファイルです。辞書ユーティリティから新規作成・編集ができます。
ファイル名 | 名称 | 内容 |
---|---|---|
編集不可の標準搭載の省入力データ | ||
ATOK.DAR | 標準省入力データ | 2012から新しくなった推測変換・ASエンジンで中心となる省入力データ。2016から「経済・ビジネス用語データ」「コンピュータ・インターネット用語データ」を統合 |
ATOKKH.DAR | 慣用表現データ | 故事成語、ことわざ、格言などの慣用表現や、あいさつ文例を収録 |
ATOKEG.DAR | 英語省入力データ | 英単語、慣用句、英文レターやメールでよく使われる文例を収録。2005以降の「英単語・文例データ」が元で、2009から名称変更 |
ATOKKE.DAR | カタカナ語英語 省入力データ | おーばーひーと→overheat・ちぇっく→check・ぺあ→pairなど、カタカナ語から英語に変換。2009から実装 |
ATOKJE.DAR | 日本語英語 省入力データ | りんご→apple・ぶんしょ→document・しぜん→natureなど、日本語の読みから英語に変換。2009から実装 |
編集可能な標準搭載の省入力データ | ||
ATOKAR.DAR | 省入力ユーザーデータ | 省入力データの編集を行うとき、最初に開かれるファイル。文書学習ツールで学習した内容もこのファイルに登録 |
ATOKAA.DAR | 省入力登録データ | 単語登録時の「推測候補も追加する」や、確定履歴編集で「省入力データに登録」などの操作で登録 |
- 省入力データの初期設定
- 2009以降は「カタカナ語英語省入力データ」と「日本語英語省入力データ」が控えにあるので、必要なら登録しておくとよいでしょう。
- ジーニアス和英辞典第3版の省入力データ
- この辞典には省入力データと変換辞書が付属します。省入力データは、例えばりんごなら「りんご」でなく英語入力モードで「ringo」と入力すると推測候補に表示されます。変換辞書は普通にりんごからAppleへ変換可能です。
推測候補の削除と表示の抑制
推測候補で消したい言葉を選択して「Ctrl+Del」を押すと推測候補削除画面が表示されます。はいを選ぶとその推測候補は表示されなくなります。この操作で省入力データからその言葉を消すのではなく、表示の抑制をして候補から消しています。
抑制内容はファイルに記録されており、それを削除すると推測変換の抑制は全て解除されます。エクスプローラーのアドレス欄に「%appdata%\Justsystem」を貼り付け、使用しているバージョンの数字が付いたATOKフォルダを開きます。「ATOKDARD.BIN」を削除すると表示が戻ります。
外部データを使った省入力データの作成手順
2009までは「省入力データ編集ツール」を使って省入力データの作成をしていましたが、2010から「辞書ユーティリティ」に統合されました。
バージョンと仕様
拡張子がDARの省入力データにはバージョンがいくつかあります。
DAR | 読み | 表記 | データ数 | 対応ATOK |
---|---|---|---|---|
1.0 | 32文字以内 | 64文字以内 | 365,000以内 | 2012以前 |
2.0 | 100文字以内 | 2007~2012 | ||
3.0 | 2,200,000以上 | 2013以降 |
- 最大文字数
- 読みと表記の文字数は「全角・半角問わず」です。読みは半角で入力しても全て全角で登録されますが、推測候補は半角の入力にも反応するので問題ありません。
- 使用できる文字
- 読み・表記どちらも「ひらがな・カタカナ・英字・数字」が使えます。表記は他に「漢字・記号」も使えます。読みでも一部の記号「゛゜-+*/_#$%&=@:;・’^~`<>¥~」が使えます。
- 読みに使用できない文字
- 「スペース・漢字・独仏文字・発音記号・特殊記号」が使用できません。読みの先頭に「ー(長音)゛(濁音)゜(半濁音)」を使用することもできません。スペースが使えないので「英語省入力データ」のような、読みに英文を収録したデータをユーザーが作成することはできません。
- DAR3.0形式の登録上限
- DAR3.0で大量に登録すると、リビルドに失敗するので上限は不明です。220万語まで確認できました。データを立て続けに登録していくと、170万語辺りで登録できなくなりましたが、辞書ユーティリティの再起動でさらに追加することができました。
- 互換性
- 2013以降でDAR2.0以前を使う場合、辞書ユーティリティで開いてコンバートします。DAR3.0は2012以前では使えません。
取り込み可能なテキストファイルの書式
テキストは「Shift-JIS」か「UTF-16LE(BOM付き)」で保存します。
省入力データは1件ずつ登録することも可能ですが、以下の書式で記述したテキストファイルを作成してまとめて取り込んだ方が手軽です。
!!ATOK省入力データファイル
[読み][タブ][単語][タブ][タブ][コメント]
[読み][タブ][単語][タブ][タブ][コメント]
[読み][タブ][単語][タブ][タブ][コメント]
……
1行目は2009以前のツールだと必須ですが、2010以降はなくても構いません。1行1件ずつ入力します。
[読み][タブ][単語][タブ][品詞]のように、タブの部分に品詞などが記述されていても無視します。変換辞書用として配布されているテキストをそのまま取り込めます。
外部データから省入力データ作成の流れ
- 「Ctrl+F10」「D」「R」を押して辞書ユーティリティを開く
- 画面の上にあるメニューから「ファイル-新規作成」を選択
- 編集対象は「省入力データ」、ファイル名とタイトルを適当に入力してOKボタン
- メニューの「ツール-ファイルからの登録・削除」を選択
- 「単語ファイル」にダウンロードしたテキストファイルを指定して登録ボタン
- 他にも読み込む場合、続けて「単語ファイル」に別ファイルを指定して登録ボタン
- 省入力データ完成
作成後、プロパティ「入力・変換-推測変換-省入力データ」に作成したデータを追加すれば使えるようになります。優先順位によって他の省入力の候補を外に押し出すので順番に気をつけてください。
2009以前の省入力データ編集ツール
2009以前でも、ツールを起動→新規作成→ファイル名・タイトルを入力→テキストを取り込む→省入力データ作成、といった流れは同様です。上でも触れたようにテキスト1行目の編集は必須になります。1ファイルに登録できる件数は365000語までです。
はてなキーワード・ニコニコ大百科の推測候補
はてなキーワードとニコニコ大百科はユーザーが編集できる百科事典です。それらの多様な見出し語をまとめた変換辞書作成用のファイルが配布されています。それを元に省入力データを作成すれば推測候補に新しい言葉を表示できます。
ファイルのダウンロード
日本語入力システム用はてなキーワード変換辞書・ニコニコ大百科変換辞書を開き、「キーワード:はてなキーワード」「要注意データ:固有名詞」「日本の地名の扱い:含まない」「NAIST~:オン」「コメント:オフ」を指定してダウンロードします。地名は標準省入力データで大体カバーできます。はてなキーワードは2019年10月にサービス終了したのでデータの更新は止まっています。
ニコニコ大百科IME辞書のnicoime.zipをダウンロードします。こちらのテキストは妙な変換を行う候補が約45000語(2019年3月時点)排除されています。zipファイルに2ファイル収録されていますが、省入力データはどちらのファイルからも作成できます。
省入力データの作成
上記手順で取り込みます。2013以降なら、はてな・ニコニコの両方を取り込んで1ファイルにできます。そのとき約58000語(2019年3月時点)の重複データが省かれるので無駄が減ります。32文字を超える読みなどで登録できないデータがあります。
ファイルの種類とバージョン
ファイルの種類と拡張子
ATOKは文字変換で使うデータを「辞書」、調べ物で使うデータを「辞典」と表記しています。
種類 | 拡張子 | 内容 |
---|---|---|
文字変換 | ||
変換辞書 | DIC | 単語とAI用例が登録されています。かな漢字変換で使います。 |
再変換辞書 | LEX | 文字を範囲選択したあとに「変換」キーを押すとできる再変換で使います。別売りの医学辞書などにも収録されています。 |
連想変換 | ||
連想変換辞書 | DSY | 類義語や言い換え表現などが登録されています。文字変換時に「Ctrl+Tab」キーを押して使います。 |
類語ファインダー | DSZ | 2015から実装された類語ファインダー用のファイルで、同名のDSYファイルとセットで使います。DSZがない辞書はDSY単独で使えます。 |
電子辞典 | ||
電子辞典 | DRT | 言葉の意味などが登録されています。文字変換時やイミクルなどの対応アプリから参照できます。 |
部分一致検索 | DRW | 2010から実装された部分一致検索で、同名のDRTファイルとセットで使います。調べたい単語を含む見出し語一覧を表示します。 |
その他 | ||
省入力データ | DAR | 読みとそれに対応する文字列が大量に登録されています。少しの文字入力で候補を表示する推測変換で使います。 |
定型文書データ | DES | 文書のテンプレートです。「Ctrl+F10」「9」の順に押すと使えます。「英文Eメール200の鉄則」はこの形式です。 |
スペルチェック辞書 | DSS | 英語入力モードのスペルチェック機能で使います。「engolish」と入力すれば「english(スペルチェック)」と訂正候補が表示されます。 |
変換辞書・連想変換辞書・省入力データはプロパティから並びを変更すると、表示される候補の優先順位が変わります。電子辞典は順番を入れ替えるとタブの並びが変わります。
変換辞書と省入力データの作成・編集
変換辞書と省入力データは、辞書ユーティリティからユーザーが自由に作成・編集できます。ATOK標準搭載のファイルなどの既製品は取り扱えません。
再変換辞書とスペルチェック辞書へのフィードバック
辞書ユーティリティのメニューにある「ツール-辞書フィードバック」を選びます。「再変換~」か「スペル~」をチェックして実行すると、選んだ辞書にユーザー辞書の内容が反映されます。
他の製品のスペルチェック辞書
英語チェック用英単語辞書 | 英語チェック用日本語名称辞書 | |||
---|---|---|---|---|
ATOK 2016 | ATOKSP3.DSS | 6.01MB | ATOKSJ3.DSS | 0.95MB |
Shuriken 2016 | JsvEng2.dss | 2.18MB | JsvJpnnm.dss | 0.29MB |
2011まではShurikenの辞書とほとんど同じサイズでした。2012以降は表のようにサイズ差が出て互換性もないです。
フォーマットの互換性
フォーマットの多くは2007から同じものが使われているので、その頃に販売されていた辞書などを最近のATOKで利用したり、互換性があるものなら最近のファイルを古いATOKで利用することもできます。
発売年 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
DAR1.0 | ||||||||||||||||||
DAR2.0 | ||||||||||||||||||
DAR3.0 | ||||||||||||||||||
DIC | ||||||||||||||||||
DRT | ||||||||||||||||||
DRW | ||||||||||||||||||
DSY | ||||||||||||||||||
DSZ | ||||||||||||||||||
Version | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 | 32 |
部分一致は2010から実装されたので、それ以前のATOKでDRWファイルは使えませんが付属のDRTファイルは利用できます。2006以前のDICは対応バージョン専用で、コンバートしないと使えません。
システム辞書
「標準辞書」などATOKに標準で搭載されている辞書はそのバージョン専用です。
コンバート
辞書ユーティリティにはコンバート機能があります。新しい形式から古い形式に変換はできないので、コンバートした古い形式のデータも残しておいた方がよいです。
辞書ユーティリティは「Ctrl+F10」「D」を押したあとに「U(変換辞書の場合)」/「R(省入力の場合)」で起動します。
ATOK 2006以前用変換辞書 | ATOK 2007以降用変換辞書 | |
---|---|---|
ATOK 2006以前 | コンバート可能 | × |
ATOK 2007以降 | コンバート可能 | ○ |
2006以前向けの変換辞書を(2007以降の)辞書ユーティリティで開くと、2007以降で使える形式に変換できます。
2006以前はユーザーが作成した辞書もそのバージョン専用になります。例えば2005で作成した辞書は、2006で使う前にコンバートする必要があります。
ATOK 2012以前用省入力データ | ATOK 2013以降用省入力データ | |
---|---|---|
ATOK 2012以前 | ○ | × |
ATOK 2013以降 | コンバート可能 | ○ |
2013より前で使われていたDAR1.0/2.0形式の省入力データを2013以降の辞書ユーティリティで開くとDAR3.0へ変換できます。
ユーザーが作成したデータだけでなく「NHK新用字用語辞書 for ATOK 2005」などの旧版専用の変換辞書や、「ジーニアス英和辞典第3版」などに付属するDAR1.0形式の省入力データを現行の形式にコンバートすることもできます。
ATOK17の辞典と辞書
ATOK17からDRT形式の電子辞典に対応しましたが、翌年のバージョンからDRTの仕様が変更されました。そのためATOK17でも2005以降用のDRTの登録はできますが、文字化けして使えません。変更された仕様は上位互換になっているので、ATOK17用の「明鏡国語辞典・ジーニアス英和/和英辞典」は2017などの新しいバージョンでも利用できます。
ATOK17までの辞書ユーティリティは、標準辞書などのシステム辞書の登録単語もテキスト出力可能です。データを取得しておけば変換辞書作成の参考になります。用例の出力はできません。
電子辞典・変換辞書の登録上限
電子辞典 | 日本語 | 英 語 | 変換辞書 | 連想変換 | 省入力 | |
---|---|---|---|---|---|---|
2014以前 | 30 | 10 | 10 | 10 | 10 | 30 |
2015以降 | 20 | 20 | 20 |
電子辞典は30個登録できますが、2014以前は有効にできる数が日本語辞典と英語辞典それぞれ10個まで、2015以降は20個です。日英両方に対応した辞典は有効枠を1つずつ使います。
DIC/IDX形式も登録した分だけ枠を消費し、登録前にDRT形式の辞典だけで30個の枠が埋まっていると表示されません。
変換辞書も2015以降は辞書セット1つにつき10個までだったのが20個に増えています。
電子辞典を11個以上有効にする
プロパティの「電子辞典検索」タブを開いて日英どちらかの辞典を11個以上追加してOKを押します。再びタブを開いて適当な辞典のチェックを外して11個目以降の辞典を有効にします。
レジストリエディタで「HKEY_CURRENT_USER\Software\Justsystem\ATOK\DRT\1.0\」を開きます。その中にある「English」「Japanese」のそれぞれにEnable0、Enable1……と辞典の有効無効を決める項目が登録した分だけあります。それらの値を0から1にすると辞典が有効になるので、全て1に書き換えれば11個以上有効になります。
電子辞典の表示名を変える
「HKEY_CURRENT_USER\Software\Justsystem\ATOK\DRT\1.0\」の「Title」に登録した辞典名が記述されており、ここを変更すると表示が変わります。
名前 | 種類 | データ |
---|---|---|
Count | REG_DWORD | 電子辞典の登録数 |
File | REG_SZ | 電子辞典のファイル名 |
Title | REG_SZ | 電子辞典の表示名 |
Type | REG_DWORD | 電子辞典の種類 英語辞典:00000000 日本語辞典:00000001 日本語・英語両対応:ffffffff |
変換辞書の登録数とレスポンス
2015以降は辞書セット1つにつき20個まで登録できますが、登録数を増やしすぎると変換時のレスポンスが悪くなる場合もあるようです。
2013以降のファイル保存場所
別途追加した電子辞典などのデータや、ユーザーが作成したデータの保存場所です。%で記述されたパスは、それをエクスプローラーのアドレス欄に貼り付ければ移動できます。辞書ユーティリティで作成したデータはappdataのフォルダに保存されます。
拡張子 | 種類 | OS | 主な保存場所 |
---|---|---|---|
DIC DSY DSZ DES LEX | 変換辞書 連想変換辞書 定型文書データ 再変換辞書 | 32bit 64bit 両方 | C:\Program Files\JustSystems\ATOK\DIC C:\Program Files (x86)\JustSystems\ATOK\DIC %appdata%\Justsystem\ATOK\DIC |
DRT DRW | 電子辞典 部分一致検索 | 32bit 64bit | C:\Program Files\JustSystems\ATOK\DRT C:\Program Files (x86)\JustSystems\ATOK\DRT |
DAR | 省入力データ | 32bit 64bit 両方 | C:\Program Files\JustSystems\ATOK\DAR C:\Program Files (x86)\JustSystems\ATOK\DAR %appdata%\Justsystem\ATOK\DAR |
C:\Program~にデータをコピーしても初期状態だと変換辞書や電子辞典の一覧に表示されず、ファイルを直接指定する必要があります。何か辞典のセットアップを行うとレジストリにパスが記述されて一覧に出てきます。それを手動で行うには以下のregファイル(Vista~10用)を右クリックで保存して実行します。
プロパティ「辞書・学習」タブの下に表示される詳細で、ファイルの保存場所やファイル名を確認できるものもあります。「標準辞書」など最初から入っているデータはバージョンごとのATOKフォルダに置かれます。
追加する定型文書と再変換辞書はファイルコピーの他にレジストリへの書き込みが必要です。普通に辞書のセットアップをしてレジストリの該当キーをバックアップしておけば、次からは手動で導入できます。場所は「HKEY_CURRENT_USER\Software\Justsystem\ATOK」にある拡張子のキーです。
2008~2012の省入力データ
2008~2012にDARフォルダはなく、省入力データはDICフォルダに保存されていました。上のレジストリファイルは2008以降でも利用できます。DARフォルダの記述は無視されます。省入力データ以外は2013以降と同じフォルダです。
「Justsystem」フォルダ
ATOK 2006以前など古いジャストシステムのソフトは、現行の「Justsystems」フォルダではなく、「s」が付かない「Justsystem」フォルダがデフォルトで指定されています。
製品名とバージョンの関係
単体パッケージ版ATOK終了までの対応OS
2004年に発売されたATOK17はバージョン17、2005年に発売されたATOK 2005はバージョン18です。ここを境にバージョン表記から西暦に変わりました。
発売年 | 83 | 84 | 85 | 85 | 86 | 87 | 89 | 93 | 95 | 96 | 97 | 98 | 99 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
製品名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 |
Ver | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
Windows XP以前 | ||||||||||||||||||||||||||||||
DOS | ||||||||||||||||||||||||||||||
3.1 | ||||||||||||||||||||||||||||||
95 | ||||||||||||||||||||||||||||||
98 | ||||||||||||||||||||||||||||||
Me | ||||||||||||||||||||||||||||||
NT3.x | ||||||||||||||||||||||||||||||
NT4.0 | ||||||||||||||||||||||||||||||
2000 | ||||||||||||||||||||||||||||||
Windows XP以降 | ||||||||||||||||||||||||||||||
XP | ||||||||||||||||||||||||||||||
Vista | ||||||||||||||||||||||||||||||
7 | ||||||||||||||||||||||||||||||
8 | ||||||||||||||||||||||||||||||
8.1 | ||||||||||||||||||||||||||||||
10 | ||||||||||||||||||||||||||||||
発売年 | 83 | 84 | 85 | 85 | 86 | 87 | 89 | 93 | 95 | 96 | 97 | 98 | 99 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 |
単体パッケージ版ATOK終了後の対応OS
登場年 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 |
---|---|---|---|---|---|
バージョン | 31 | 32 | |||
対応OS | |||||
Windows 7 | ○ | ||||
Windows 8.1 | ○ | ||||
Windows 10 | ○ | ||||
Windows 11 | ○ |
- 単体パッケージ
- 1992年にATOK7の単体パッケージが発売し、25年後のATOK 2017までATOK単体の販売が続きました。
- バージョンの値
- バージョンの数値はATOKのファイルやフォルダ名などで使われます。ATOK 2017なら「ATOK30」フォルダにプログラムが保存されます。2018~2020年版は「ATOK31」フォルダになります。
- 機能制限
- ATOK発売後に出たOSは対応していても機能制限があります。新OSへの対応状況から確認できます。
- ストアアプリ
- ATOK 2011/2012はWindows 8/8.1/10に対応しますが、ストアアプリやWindowsの設定画面などで文字入力ができません。
- Vistaで2017
- ATOK 2017でVistaが非対応になりましたが、セットアップファイルの分解を行うとインストールできます。
- 10にインストール
- Windows 10 64bit版ではATOK 2010のインストールができません。ATOK 2009以前ならインストールは可能ですが、ストアアプリで文字入力ができないのに加えて、64bitアプリの多くはATOKを有効にするだけでアプリが強制終了します。
- ATOK8と9
- このバージョンはDOS版とWindows版が存在しますが、それぞれ別パッケージになっています。
Office連携ツールの対応ソフト
Officeは「Word」「Excel」「Outlook」「PowerPoint」の4製品が対象です。連携ツールは2020年で終了しました。
発売年 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Windows標準メールソフト | |||||||||||||||||||
Outlook Express 5.0 | |||||||||||||||||||
Outlook Express 5.5 | |||||||||||||||||||
Outlook Express 6.0 | |||||||||||||||||||
Windowsメール | |||||||||||||||||||
Windows標準ブラウザ | |||||||||||||||||||
Internet Explorer 5.5 | |||||||||||||||||||
Internet Explorer 6.0 | |||||||||||||||||||
Internet Explorer 7.0 | |||||||||||||||||||
Internet Explorer 8.0 | ※ | ||||||||||||||||||
Internet Explorer 9.0~ | |||||||||||||||||||
Internet Explorer 11 | |||||||||||||||||||
Microsoft Office | |||||||||||||||||||
Office 2000 | |||||||||||||||||||
Office XP | |||||||||||||||||||
Office 2003 | |||||||||||||||||||
Office 2007 | ※ | ||||||||||||||||||
Office 2010 | ※ | ||||||||||||||||||
Office 2013 | ※ | ||||||||||||||||||
Office 2016 | |||||||||||||||||||
Justsystemメールソフト | |||||||||||||||||||
Shuriken Pro3~ | |||||||||||||||||||
Shuriken 2010~ | |||||||||||||||||||
発売年 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 |
※アップデートモジュールで対応
ディスクの必要容量
22年_730MB 21年_730MB 20年_730MB 19年_700MB 18年_700MB 17年_650MB 16年_530MB 15年_480MB 14年_455MB 13年_415MB 12年_355MB 11年_325MB 10年_215MB 09年_195MB 08年 07年 06年 05年 04年各バージョンの機能比較
カーソルを当てると説明が表示されます。
文字変換 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
変換エンジン | AI | ATOKハイブリッドコア | ディープコア | |||||||||||||||||
細切れ学習 | × | 〇 | ||||||||||||||||||
学習取り消し | × | 〇 | ||||||||||||||||||
推測変換 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | ||
推測変換 | 〇 | ASエンジン | ||||||||||||||||||
確定直後に推測 | × | 〇 | ||||||||||||||||||
誤入力から推測 | × | 〇 | ||||||||||||||||||
推測フォロー変換 | × | 〇 | ||||||||||||||||||
インサイト | × | 〇 | ||||||||||||||||||
推測候補で時短入力 | × | 〇 | ||||||||||||||||||
プロテクトモード | × | 〇 | ||||||||||||||||||
連想変換 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | ||
連想変換 | 〇 | |||||||||||||||||||
類語ファインダー | × | 〇 | ||||||||||||||||||
言い換え自動表示 | × | 〇 | ||||||||||||||||||
電子辞典 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | ||
複数辞典タブ切替 | × | 〇 | ||||||||||||||||||
ホイールスクロール | × | 〇 | ||||||||||||||||||
部分一致検索 | × | 〇 | ||||||||||||||||||
イミクル | × | 〇 | ||||||||||||||||||
入力支援 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | ||
日付入力支援 | × | 〇 | ||||||||||||||||||
英語入力モード | × | 〇 | ||||||||||||||||||
英語推測変換 | × | 〇 | ||||||||||||||||||
スペルチェック | × | 〇 | ||||||||||||||||||
日本語英単語変換 | × | 〇 | ||||||||||||||||||
英単語つづり変換 | × | 〇 | ||||||||||||||||||
履歴から誤入力修正 | × | 〇 | ||||||||||||||||||
付属語入力ミス訂正 | × | 〇 | ||||||||||||||||||
数値入力ナビゲート | × | 〇 | ||||||||||||||||||
タイプコレクト | × | 〇 | ||||||||||||||||||
インプットアシスト | × | 〇 | ||||||||||||||||||
ディープコレクト | × | 〇 | ||||||||||||||||||
漢字絞り込み変換 | × | 〇 | ||||||||||||||||||
地名の入力支援 | × | 〇 | ||||||||||||||||||
校正支援 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | ||
カタカナ誤り指摘 | × | 〇 | ||||||||||||||||||
四字熟語誤り指摘 | × | 〇 | ||||||||||||||||||
重ね言葉の指摘 | × | 〇 | ||||||||||||||||||
カタカナ言い換え | × | 〇 | ||||||||||||||||||
実在しない地名指摘 | × | 〇 | ||||||||||||||||||
見逃し指摘ビューア | × | 〇 | ||||||||||||||||||
その他 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | ||
候補の文字サイズ | 3種類 | 9種類 | ||||||||||||||||||
候補デザイン切替 | × | 4種類 | 8種類 | |||||||||||||||||
ATOKダイレクト | × | 〇 | ||||||||||||||||||
プライバシー機能 | × | 〇 | ||||||||||||||||||
アクセルモード | × | 〇 | ||||||||||||||||||
リフレッシュナビ | × | 〇 | ||||||||||||||||||
カスタムATOK | × | 〇 | ||||||||||||||||||
プライバシーモード | × | 〇 | ||||||||||||||||||
Win8/8.1/10対応 | × | △ | 〇 | |||||||||||||||||
Windows 11対応 | 対応予定なし | 〇 | ||||||||||||||||||
05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 |
プレミアムと別売りの辞書・辞典
プレミアムに付属する電子辞典
プレミアムに付属する辞典は2017まで基本的に国語・英和・和英の3種でした。ATOK15と16の辞典は形式が異なるのでドクターマウスの付属辞典を参照してください。
ATOK | 国語辞典 | 英和辞典 | 和英辞典 | その他 |
---|---|---|---|---|
15 | 岩波国語 五版 | 新英和中 6版 | 新和英中 4版 | |
16 | 岩波国語 六版 | 新英和中 6版 | 新和英中 4版 | |
17 | 明鏡国語 初版 | ジーニアス 3版 | ジーニアス 初版 | |
2005 | 明鏡国語 初版 | ジーニアス 3版 | ジーニアス 2版 | |
2006 | 明鏡国語 初版 | ジーニアス 3版 | ジーニアス 2版 | |
2007 | 明鏡国語 初版 | ジーニアス 3版 | ジーニアス 2版 | 会社四季報 企業名変換辞書 英文Eメール200の鉄則 |
2008 | 明鏡国語 初版 | ジーニアス 4版 | ジーニアス 2版 | 会社四季報 企業名変換辞書 英文Eメール200の鉄則 |
2009 | 明鏡国語 初版 | ジーニアス 4版 ロングマン 初版 | ジーニアス 2版 | ロングマン英英 4訂増補版 会社四季報 企業名変換辞書 英文Eメール200の鉄則 |
2010 | 明鏡国語 初版 | ジーニアス 4版 ロングマン 初版 | ジーニアス 2版 | ロングマン英英 4訂増補版 会社四季報 企業名変換辞書 |
2011 | スーパー大辞林 3.0 | ジーニアス 4版 | ジーニアス 2版 | 敬語のお辞典 会社四季報 企業名変換辞書 |
2012 | 明鏡国語 二版 | ジーニアス 4版 | ジーニアス 3版 | 会社四季報 企業名変換辞書 |
2013 | デジタル大辞泉 | ジーニアス 4版 | ジーニアス 3版 | 会社四季報 企業名変換辞書 |
2014 | 新明解国語 七版 | ジーニアス 4版 | ジーニアス 3版 | |
2015 | 三省堂国語 七版 | ジーニアス 4版 | ジーニアス 3版 | 三省堂類語新辞典 |
2016 | 精選版日本国語 | ジーニアス 5版 | ジーニアス 3版 | |
2017 | 岩波国語 七版 | ジーニアス 5版 | ジーニアス 3版 | 明鏡ことわざ成句使い方辞典 大修館四字熟語辞典 |
一太郎 | 国語辞典 | 英和辞典 | 和英辞典 | その他 |
2018 | 広辞苑 七版 | |||
2019 | 明鏡国語 二版 | 日本語シソーラス 2版 | ||
2020 | 大辞林 四版 | |||
2021 | 新明解国語 八版 | 新明解類語辞典 | ||
2022 | デジタル大辞泉 | |||
2023 | 三省堂国語 八版 | |||
2024 | 明鏡国語 三版 | ジーニアス 6版 | ジーニアス 3版 |
ATOKダイレクト for Excel
2011から2017までのプレミアムに付属していました。テンプレに沿って記述したxlsから改行を含む文字列などを呼び出すことができます。セットアップファイルはインストールディスクに保存されています。
プレミアム付属辞典の構成
項目は左から変換辞書、電子辞典、部分一致、省入力、連想変換、定型文書です。
電子辞典・辞書 | 変換 | 辞典 | 部分 | 省入 | 連想 | 定型 | 収録数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
国語辞典 | |||||||
明鏡国語辞典 初版 | ○ | ※2 | 70000 | ||||
明鏡国語辞典 第二版 | ○ | ○ | 70000 | ||||
明鏡国語辞典 第三版 | 73000 | ||||||
スーパー大辞林3.0 | ○ | ○ | ○ | ○ | 260000 | ||
大辞林 第四版 | ○ | ○ | ○ | ○ | 251000 | ||
デジタル大辞泉 | ○ | ○ | ○ | ○ | 260000 | ||
デジタル大辞泉 2021/10 | ○ | ○ | ○ | ○ | 300000 | ||
新明解国語辞典 第七版 | ○ | ○ | ○ | 77500 | |||
新明解国語辞典 第八版 | ○ | ○ | ○ | 79000 | |||
三省堂国語辞典 第七版 | ○ | ○ | ○ | 82000 | |||
精選版日本国語大辞典 | ○ | ○ | ○ | 300000 | |||
岩波国語辞典 第七版 | ○ | ○ | ○ | 65000 | |||
広辞苑 第七版 | ○ | ○ | ○ | 250000 | |||
英和辞典 | |||||||
ジーニアス英和辞典 第3版 | ○ | ※1 | 92000 | ||||
ジーニアス英和辞典 第4版 | ○ | ※2 | ○ | 96000 | |||
ジーニアス英和辞典 第5版 | ○ | ○ | ○ | 105000 | |||
ジーニアス英和辞典 第6版 | 106000 | ||||||
ロングマン英和辞典 初版 | ○ | ※2 | ○ | 102000 | |||
和英辞典 | |||||||
ジーニアス和英辞典 初版 | ○ | 80000 | |||||
ジーニアス和英辞典 第2版 | ○ | ※2 | 82000 | ||||
ジーニアス和英辞典 第3版 | ○ | ○ | ○ | ○ | 83000 | ||
その他 | |||||||
会社四季報 企業名変換辞書 | ○ | ○ | ○ | ||||
英文Eメール200の鉄則 | ○ | 200 | |||||
ロングマン現代英英 4訂増補版 | ○ | ※2 | ○ | 155000 | |||
敬語のお辞典 | ○ | 5000 | |||||
三省堂類語新辞典 | ○ | ○ | ○ | 50000 | |||
明鏡ことわざ成句使い方辞典 | ○ | ○ | ○ | 2300 | |||
大修館四字熟語辞典 | ○ | ○ | ○ | ○ | 2650 | ||
日本語シソーラス 第2版 | ○ | ○ | ○ | 330000 | |||
新明解類語辞典 | ○ | ○ | ○ | 56700 | |||
電子辞典・辞書 | 変換 | 辞典 | 部分 | 省入 | 連想 | 定型 | 収録数 |
※1:2005以降に付属、※2:2010以降に付属
電子辞典セット
かつて販売されていたプレミアム付属辞典の別売りセットです。
プレミアム辞書・辞典パック
2007年から2011年まで、その年のプレミアム付属辞典が別売りされていました。
オールインワン辞書・辞典パック
2011年から2017年まで、その年のプレミアム付属辞典に角川類語・ロングマン・広辞苑を足したセットがありました。
電子辞典・辞書 | 変換 | 辞典 | 部分 | 省入 | 連想 | 定型 | 収録数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
プレミアム付属国語・英語辞典 | |||||||
角川類語新辞典 | ○ | 49000 | |||||
ロングマン英和辞典 初版 | ○ | ○ | ○ | 102000 | |||
ロングマン現代英英 4訂増補版 | ○ | ○ | ○ | 155000 | |||
広辞苑 第六版 | ○ | ○ | 240000 |
2012年のみ大辞林・敬語のお辞典も収録され、プレミアム付属辞典は明鏡・ジーニアス/R4だったので、当時販売されていた国語・英語辞典がすべて収録された文字通りオールインワンなセットでした。
明鏡国語辞典・ジーニアス英和/和英辞典とバージョン
ATOK17~2010・2012のプレミアムで採用された電子辞典のセットです。このセットがプレミアムに採用されていた頃は各辞典の新版が出るたびに更新されていました。
発売年 | Ver | 明鏡国語辞典 | ジーニアス英和 | ジーニアス和英 | 部分一致 | 対応ATOK |
---|---|---|---|---|---|---|
2004 | 無印 | 初版 | 第3版 | 初版 | 非対応 | 17以降 |
2005 | R2 | 第2版 | 2005以降 | |||
2008 | R3 | 第4版 | 2006以降 | |||
2010 | プレ | 対応 | 2010以降 | |||
2012 | R4 | 第二版 | 第3版 |
ATOK 2010 プレミアムはR3に部分一致用のファイルを追加した構成になっています。R3の部分一致ファイルはダウンロード販売されていましたが販売終了しているため、明鏡国語初版とジーニアス和英2版の部分一致ファイルを入手するにはATOK 2010 プレミアムの中古や新古品を探すしかありません。
同じ版の異なる電子辞典
発売年 | Ver | 明鏡国語辞典 | ファイル名 | サイズ | タイムスタンプ |
---|---|---|---|---|---|
2004 | 無印 | 初版 | MEIKYOJJ.DRT | 21.7MB | 2005/01/11 12:00 |
2005 | R2 | 43.1MB | 2006/01/13 12:00 | ||
2008 | R3 | 43.4MB | 2008/01/25 12:00 |
明鏡初版は無印からR2でサイズが倍増しています。見比べると2005から実装されたジャンプ機能用の「類語分類」が追加されて類語一覧が使えます。R3もサイズが違うので何かしら変化はありそうです。ジーニアスの方もR2以降でリンクが追加されたり、サイズや内容が若干変わっています。
このように同じ版の辞典でもあとの物は何か変わっていることがあります。
違う版の辞典と上書きされる辞典の同時利用
発売年 | Ver | ジーニアス和英 | ファイル名 | サイズ | タイムスタンプ |
---|---|---|---|---|---|
2004 | 無印 | 初版 | GENIUSJE.DRT | 62.6MB | 2005/01/11 12:00 |
2008 | R3 | 第2版 | 65.7MB | 2008/01/25 12:00 | |
2012 | R4 | 第3版 | 51.3MB | 2012/01/11 12:00 |
初版と2版はあまり変わらず、2版と3版は様変わりしているので、持っているなら2版と3版を同時に入れてもよいでしょう。
ファイル名はどの版も同じため、違う版を入れると上書きされます。ファイル名を「GENIUSJE2.DRT」、部分一致もあるなら「GENIUSJE2.DRW」などと変更すれば、上書きを回避して複数の版の同時利用ができます。
共同通信社 記者ハンドブック辞書
大体3~5年で更新される書籍版に合わせてATOK版も新しいバージョンが発売されます。記者ハンドブックの成り立ちに書籍版の話が掲載されています。
発売年 | 製品名 | 対応ATOK | 対応モジュール |
---|---|---|---|
2003 | 記者ハンドブック辞書 | v16 | v17 |
2005 | 記者ハンドブック辞書 第10版 | v16以降 | 2006/2007 |
2008 | 記者ハンドブック辞書 第11版 | 2005以降 | 2009/2010 |
2011 | 記者ハンドブック辞書 第12版 | 2007以降 | 2012/2013/2014/2015/2016 |
2016 | 記者ハンドブック辞書 第13版 | 2013以降 | 2017/v31/v32 |
2022 | 記者ハンドブック辞書 第14版 | 2018以降 |
次の版が発売するまで毎年、最新版のATOKで追加・変更された言葉に対応するモジュールが配布されます。12版のモジュールの説明には2012が3刷、2013と2014は4刷、2015と2016は6刷となっており、書籍版の増刷による変更も反映されます。
ダウンロード販売で提供されるファイルは発売翌年以降、その時点の最新モジュールと同じ内容に更新されます。ヘルプファイルはモジュールには同梱されず、製品版にだけ付属します。最新モジュールはATOK最新版専用ではなく、それ以前のATOKでも使えます。
収録内容と書籍版との違い
項目 | 11 | 12 | 13 | 14 |
---|---|---|---|---|
新聞漢字・仮名遣い | ||||
漢字表、付表 | ○ | ○ | ||
用字用語集 | ||||
用字用語集 | ○ | ○ | ○ | ○ |
誤りやすい語句 | ○ | ○ | ○ | |
差別語、不快用語 | ○ | ○ | ○ | ○ |
ジェンダー平等への配慮 | ○ | |||
記事のフォーム | ||||
数字の書き方 | ○ | ○ | ○ | |
資料編 | ||||
紛らわしい地名 | ○ | ○ | ○ | ○ |
紛らわしい会社名 | ○ | ○ | ○ | |
登録商標と言い換え | ○ | ○ | ○ | ○ |
紛らわしい法令関連用語 | ○ | ○ | ○ | ○ |
病名・身体諸器官の表記例 | ○ | ○ | ○ | |
外来語・片仮名語用例集 | ○ | ○ | ○ | ○ |
運動用語仮名表記 | ○ | ○ | ○ | ○ |
新聞略語集 | ○ | ○ | ○ | ○ |
ATOK版は上記以外の「新聞漢字・仮名遣い」「書き方の基本」「記事のフォーム」「資料編」の各項目が収録されていません。「用字用語集」など上記の項目を入力すると、解説が表示されるものがあります。
13版のファイル構成
ATOK 2006(Ver19)までのDICファイルは各バージョン専用でした。ATOK 2007(Ver20)以降のDICファイルはバージョンによる縛りがなくなっています。そのためファイル名は20のままとなっています。
ファイル名 | サイズ | 内容 |
---|---|---|
変換辞書 | ||
KYODOHB20.DIC | 2.80MB | 通常版:上記の内容を全て含む |
KYODOHB20M.DIC | 2.71MB | 表記揺れ指摘しない:メモリーとメモリのような揺れを無視 |
KYODOHB20S.DIC | 1.89MB | 用字用語集のみ:用字用語集以外の言葉は未登録 |
電子辞典 | ||
KYODOHB.DRT | 22.1MB | 各項目の内容の解説 |
11版以前はDRTファイルが用意されておらず、下のNHK辞書のように変換辞書に解説が含まれていました。
NHK 漢字表記辞書
書籍版の版数はそのままに次のバージョンが出ます。新用字用語初版は1981年、漢字表記は2010年の常用漢字表告示後に書籍名を変更して発売されました。常用漢字表は誰でも読める漢字の指針です。かな漢字変換辞書の製作に2005年のATOK版開発エピソードが掲載されています。
発売 | 製品名 | 元の辞典 |
---|---|---|
2005/02 | NHK 新用字用語辞書 第3版 for ATOK 2005 | NHK新用字用語辞典 第3版 |
2006/02 | NHK 新用字用語辞書 第3版 for ATOK | |
2007/02 | NHK 新用字用語辞書 第3版 for ATOK [改訂版] | |
2008/02 | NHK 新用字用語辞書2008 for ATOK | |
2009/02 | NHK 新用字用語辞書2009 for ATOK | |
2010/02 | NHK 新用字用語辞書2010 for ATOK | |
2012/02 | NHK 漢字表記辞書2012 for ATOK | NHK漢字表記辞典 |
2013/02 | NHK 漢字表記辞書2013 for ATOK | |
2015/06 | NHK 漢字表記辞書2015 for ATOK |
更新のたびに新しいNHKルール・放送現場の運用基準・地名などの名称変更を反映しています。
どの時点の物か不明ですが、書籍版の4万語に対してATOK標準辞書は固有名詞を除くと21万語あるそうです。ATOK版のNHK辞書は書籍版にないそれら言葉に対しても、書籍版の方針を適用したコメント・細かい使い分け・誤読防止が追加されているそうです。
ファイル構成
NHK辞書はDIC(変換辞書)ファイルが1つだけで、DRT(電子辞典)ファイルはありません。初期のNHK辞書は用例集のみだったのでファイルサイズが3MB弱と小さく、解説も収録されたあとのバージョンは9MB強と大きくなっています。2005年版と2015年版のサイズ差から解説のデータサイズは約6MBあります。
発売年 | 辞書名 | 種類 | ファイル名 | サイズ |
---|---|---|---|---|
2005 | NHK 新用字用語辞書 | 変換辞書 | NHKYY18.DIC | 2.84MB |
2015 | NHK 漢字表記辞書 | 変換辞書 | NHKYY20.DIC | 9.24MB |
用例集と解説が収録されたDICを辞書セットに追加すると、同音語情報に言葉の使い分けなどが表示されます。標準辞書にも解説が収録されていますが、NHK辞書の内容だけ表示されます。
同梱されているヘルプファイル「NHK.chm」に原則などの補足が載せられています。変換辞書とヘルプの2つで、常用漢字表の答申など一部の付録を除いた書籍版の大体の内容が収録されています。
記者ハンドブック辞書と漢字表記辞書の同時利用
同じ辞書セットに両辞書を登録しても問題なく使えます。置換候補や補足コメントなど、ATOKの校正支援や両辞書で重複する部分はすべて同時に表示されます。校正支援はプロパティから無効化できます。プロパティ「入力・変換-変換補助-単語コメントを表示する」のチェックを外すと両辞書のコメントだけでなく置換候補の表示も消えます。
角川俳句歳時記 第四版
季語などの解説が収録された辞典です。この辞典の内容を参照するための方法がいくつかあります。
季語から検索
「季語」と入力して情報ウィンドウの俳句歳時記タブを開くと「季語の分類一覧」が表示され、そこから春夏秋冬新年などの分類から調べ物ができます。
省入力データから検索
プロパティ「入力・変換-推測変換-省入力データ」を開き、角川俳句歳時記の省入力データだけオンにします。続けてプロパティの「入力・変換-推測変換-推測候補の自動表示:する(強)」にします。2010以前のATOKなら推測候補モードを有効にします。
この設定を行えば「あ」や「かわ」など何文字か入力するだけで、俳句歳時記の項目が推測候補に次々表示されていきます。推測候補はPageUp/PageDownで次のページに移動できます。
ドクターマウス付属辞典の利用
ドクターマウスは2000年頃に販売されていた、マウスカーソルを言葉に当てると辞典で調べ物ができるソフトです。ATOK15や16ではこれを同梱したパッケージも発売され、文字変換中にドクターマウスの辞典を使って調べ物ができるようになりました。
ドクターマウスのプログラム本体はVista以降だと正常動作しませんが、付属の電子辞典を利用するATOKの連携プログラムは、DRT形式の電子辞典を採用したATOK17以降もそのまま残り続けており、ATOK 2017でも32ビットアプリ限定で動作します。MAC版ATOKは非対応です。
電子辞書ライブラリとドクターマウスの辞典
ドクターマウスの電子辞典はWindows 3.1の頃から使われ始めた一太郎用電子辞典と同じ形式です。電子辞書や辞書引きツールなど、一太郎関連だと「辞典」ではなく「辞書」と表記されることが多いです。DIC/IDXは辞典のファイルサイズです。
発売年 | 種類 | 書籍名 | 収録語数 | DIC / IDX |
---|---|---|---|---|
JUSTSYSTEM電子辞書ライブラリ(三省堂デイリーコンサイス 英和・和英・国語辞典) | ||||
1995 | 国語辞典 | 三省堂 デイリーコンサイス国語辞典 初版 | 70000 | 6.74MB / 7.89MB |
英和辞典 | 三省堂 デイリーコンサイス英和辞典 第5版 | 57000 | 6.53MB / 4.34MB | |
和英辞典 | 三省堂 デイリーコンサイス和英辞典 第4版 | 63000 | 4.19MB / 4.77MB | |
JUSTSYSTEM電子辞書ライブラリ(研究社[新英和・和英中辞典]・岩波[国語辞典]) ドクターマウス [英和/和英/国語辞典] ATOK15 for Windows Office連携版 [電子辞典セット] | ||||
1997 ~ 2002 | 国語辞典 | 岩波 国語辞典 第五版 | 62000 | 10.0MB / 11.0MB |
英和辞典 | 研究社 新英和中辞典 第6版 | 90000 | 19.9MB / 6.88MB | |
和英辞典 | 研究社 新和英中辞典 第4版 | 70000 | 13.1MB / 9.32MB | |
ドクターマウス[パソコン/カタカナ語辞典] | ||||
1999 | その他 | 日経BP社 日経パソコン新語辞典2000年版 | 3400 | 1.49MB / 0.52MB |
学研 パーソナルカタカナ語辞典 | 28000 | 3.78MB / 4.50MB | ||
ドクターマウス[小学生パック] | ||||
1999 | 国語辞典 | 学研 ジュニア・アンカー国語辞典 | 40000 | 6.08MB / 5.31MB |
ドクターマウス[知恵蔵 2000] | ||||
2000 | その他 | 朝日新聞社 知恵蔵 2000 | ||
ドクターマウス[ビジネス英語辞典] | ||||
2000 | 英和辞典 | 三省堂 新コンサイス時事英語辞典 | 52000 | 8.32MB / 3.40MB |
三省堂 デイリーコンサイス英和辞典 第6版 | 77000 | 6.60MB / 3.95MB | ||
和英辞典 | 三省堂 デイリーコンサイス和英辞典 第5版 | 70000 | 4.72MB / 5.22MB | |
ドクターマウス [英和/和英/国語辞典] /R.2 ATOK16 for Windows [電子辞典セット] | ||||
2003 | 国語辞典 | 岩波 国語辞典 第六版 | 63000 | |
英和辞典 | 研究社 新英和中辞典 第6版 | 90000 | ||
和英辞典 | 研究社 新和英中辞典 第4版 | 70000 |
初めの辞書ライブラリは単体や一太郎Ver6.3にバンドルされるなどして販売されました。メディアはCDだけでなくFD版もありますが、10数枚のディスク全てが正常な物はあまり残っていないかもしれません。
次の辞書ライブラリは「一太郎8バリューパック(プラス)」に含まれています。1999~2000年には「一太郎8/9/10」をバンドルしたPCの一部でライブラリが付属しました。1999年に発売された「ドクターマウス[英和/和英/国語辞典]」や2002年のATOK15辞典セットの辞典も同じものです。
小学生パックは「一太郎スマイルR.2/R.3/R.3DX/2」[家庭学習用]に含まれます。一般と学校向けのパッケージがあり、一般向けは家庭学習用と付きます。学校向けのパッケージは市販されていません。
R2は岩波国語辞典が第六版に更新され、ドクターマウスが最初からXPに対応しています。一太郎向けでこの岩波国語辞典だけが収録されたディスクもありました。
動作に必要なもの
上記製品から以下のファイルを回収し、レジストリ登録をするとATOKや一太郎で利用することができます。ファイルの回収手順やレジストリ登録は後述します。
- 電子辞典(DIC/IDX/DISファイル)
- 辞書用フォント(TTFファイル)
- JSDRM.DLL:JS辞書検索レコードマネージャライブラリ、2000/03/21以降のもの
古い「JSDRM.DLL」は変換時に不正終了します。このDLLはドクターマウスや一太郎に含まれます。
電子辞典の構成
種類 | 拡張子 | 内容 |
---|---|---|
辞書ファイル | DIC | 意味や用例 |
索引ファイル | IDX | 見出し語一覧 |
情報ファイル | DIS | インデント・文字スタイル・外字などの設定 |
この形式の電子辞典は3ファイルで1つの電子辞典として機能します。DICとIDXだけでも動作しますが、発音記号など一部の表示ができません。
動作状況
32/64ビットのWindows 10とATOK 2017の組み合わせで表示確認をしています。動作しなくても表示がされないだけなので害はありません。
文字変換時に参照 | 電子辞典検索ツール | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
32ビット アプリ | 64ビット アプリ | Office 連携ツール | イミクル | 辞書引き ツール | ソプラ | 辞書引き パレット | |
32ビットOS | ○ | × | × | × | ○ | ○ | ○ |
64ビットOS | ○ | × | × | × | ○ | ○ | ○ |
32ビットOSで文字変換時に参照するなら問題ありません。64ビットOSではメモ帳をはじめとした標準アプリやブラウザなども64ビットなので、32ビットアプリを別途インストールしないと使えません。
一太郎ではJS辞書引きツール・ソプラ(2011~)・辞書引きツールパレット(2015~)などで対応していますが、ATOKだとOffice連携ツールやイミクル(2016~)は非対応です。
JS辞書引きツール(DRT形式は非対応)は見出し語一覧から意味を調べることもできます。
制限事項
辞典の内容は右クリック→コピーできますが、DRT形式のように範囲選択をしてコピーすることはできません。ひらがなから検索したとき、DRT形式のような同音語句の複数表示はされず、1つだけ表示されます。2008などで辞典画面の表示は変わりましたが、DIC/IDX形式の表示はATOK15当時のままです。
その他利用法
- 再変換で検索
- テキストエディタなどの文字入力が可能な32ビットアプリに文章を貼り付けます。調べたい言葉を範囲選択して、ATOKの再変換機能で候補を表示します。再変換時も電子辞典を参照できるので、DIC/IDX形式の辞典も使えます。
- イミクルで検索
- 調べたい文字列を範囲選択→イミクル起動→詳細モード→文字列が範囲選択されているので再変換します。64ビットアプリでは使えないDIC/IDX形式の辞典ですが、この操作で32ビットアプリのイミクルを経由すれば使用可能です。
辞書引きに必要なファイルの回収例
電子辞典のDIC/IDX/DISファイルとフォントのTTFファイルを回収します。古いATOKや一太郎をインストールするとATOKに悪影響が出ることがあるのでファイルだけ取得した方がよいです。
JUSTSYSTEM電子辞書ライブラリ(三省堂デイリーコンサイス 英和・和英・国語辞典)
セットアップするには「一太郎Ver6/6.3」「花子3.1」「OfficeManager2」のいずれかがインストールされている必要がありますが、辞典だけ回収することができます。
以下のファイルをCDからコピーして拡張子の「D_S」を「DIS」、「T_F」を「TTF」に変更します。
辞典名 | DIC | DIS | IDX |
---|---|---|---|
デイリーコンサイス英和 | DCNCSEJD.DIC | DCNCSEJ.D_S | DCNCSEJI.IDX |
デイリーコンサイス和英 | DCNCSJED.DIC | DCNCSJE.D_S | DCNCSJEI.IDX |
デイリーコンサイス国語 | DCNCSJJD.DIC | DCNCSJJ.D_S | DCNCSJJI.IDX |
フォント | DCNCSE.T_F / DCNCSJ.T_F / DCNCSS.T_F |
フォントはこの辞書セットのみ名称と中身が若干異なります。他の電子辞典も入れるなら、DISファイルをテキストエディタで開いて「FaceName」を編集し、あとの辞書用フォントを使うようにしてもよいかもしれません。「DailyConciseEnglish」は「JSDicRoman2」、「DailyConciseJapanese」は「JSDicJapanese1」、「DailyConciseSymbol」は「JSDicSymbol1」に書き換えます。
一太郎8バリューパックプラス(一太郎Office8同梱版)
このパッケージの場合、一太郎Office8を入れないとセットアップはできませんが辞典だけ回収できます。
以下のファイルをバリューパックのディスクからコピーして拡張子の「D_C」を「DIC」、「D_S」を「DIS」、「I_X」を「IDX」、「T_F」を「TTF」に変更します。
辞典名 | DIC | DIS | IDX |
---|---|---|---|
岩波国語 | IWNMJJD.D_C | IWNMJJ.D_S | IWNMJJI.I_X |
研究社新英和 | KENKEJD.D_C | KENKEJ.D_S | KENKEJI.I_X |
研究社新和英 | KENKJED.D_C | KENKJE.D_S | KENKJEI.I_X |
フォント | DJPNLAN1.T_F / DROMAN1.T_F / DROMAN2.T_F / DSYMBOL1.T_F |
ドクターマウス
電子辞典はセットアップファイルにまとめられているので一度インストールしないといけません。インストール時にシリアルの入力が必要です。
「JSDRM.DLL」のタイムスタンプが「2000/03/21 12:00:00」以降になっているか確認します。日付がそれ以前なら「ドクターマウス専用 Windows XP 対応モジュール」を適用します。
以下のファイルを別の場所に保存します。ドクターマウスのインストール前にレジストリからパスを変更していたり、他のジャストシステムのソフトを入れているとインストール先が変わることがあります。
内容 | パスとファイル |
---|---|
辞書ファイル | C:\JUST\JSDIC\MULTIDIC\*D.DIC |
索引ファイル | C:\JUST\JSDIC\MULTIDIC\*I.IDX |
辞書検索DLL | C:\JUST\JSLIB32\JSDRM.DLL |
設定ファイル | C:\Windows\*.DIS |
フォント | C:\Windows\Fonts\DJPNLAN1.TTF(JSDicJapanese1) |
C:\Windows\Fonts\DROMAN1.TTF(JSDicRoman1) | |
C:\Windows\Fonts\DROMAN2.TTF(JSDicRoman2) | |
C:\Windows\Fonts\DSYMBOL1.TTF(JSDicSymbol1) |
必要なファイルを確保したらドクターマウスをアンインストールします。市販されているバージョンのドクターマウスはVista以降だとまともに動作しません。
インストーラーが動作しない場合、InstallShield形式のCAB書庫に対応しているExplzhで、セットアップフォルダ内にあるDATA1.CABを開いて必要なファイルを回収することもできます。
一太郎スマイル2
SETUPフォルダにある以下のファイルをコピーして拡張子の「D_C」を「DIC」、「DS_」を「DIS」、「I_X」を「IDX」、「DL_」を「DLL」、「T_F」を「TTF」に変更します。「JSUNIT_M.TT_」はLZH対応のアーカイバにドロップし、中の「JSUNIT_M.TTF」を回収します。
内容 | DIC | DIS | IDX |
---|---|---|---|
学研JA国語 | GAKENJJ.D_C | GAKENJJ.DS_ | GAKENJJ.I_X |
辞書検索DLL | JSDRM.DL_ | ||
フォント | DJPNLAN1.T_F / DROMAN1.T_F / DROMAN2.T_F / DSYMBOL1.T_F JSUNIT_M.TT_ |
ファイル名が「GAKENJJ」だと一太郎関連から辞書引きできますが、ATOKからは使えません。「GKENJJ」のように適当に名前を変更してから設定を行うとATOKからも使えるようになりました。
一太郎スマイル2は2003年発売ですが、同梱されている辞典ファイルの更新日は1999年なので、初期の一太郎スマイルから辞典の内容に変化はないようです。
一太郎スマイルの後継ソフト、ジャストスマイル3・4[家庭学習用]にはドクターマウスが含まれず、新製品の発売も途絶えています。学校向けのジャストスマイルにはドクターマウスが付属し、更新は続いていますが一般販売されていません。
手動インストール@Windows Vista~10
環境によって「Justsystems」の後ろの「s」が付かないことがあります。その場合はレジストリの記述から「s」を外してください。
ファイルのコピー
32ビット「Program Files」のジャストシステムフォルダに「JSLIB32」フォルダを作成し、JSDRM.DLLとDIC/IDXファイルをコピーします。他のジャストシステムのソフトをインストールしている場合、フォルダやDLLが既にある場合もあります。
DISファイルをWindowsフォルダにコピーします。
TTFファイルはまとめて範囲選択し、右クリックを押してインストールを選択します。
OS | コピー | パス |
---|---|---|
32ビット | DLL/DIC/IDX | C:\Program Files\Justsystems\JSLIB32 |
64ビット | DLL/DIC/IDX | C:\Program Files (x86)\Justsystems\JSLIB32 |
共通 | DIS | C:\Windows |
TTF | C:\Windows\Fonts |
レジストリの編集と登録
32ビットOS用:ライブラリ1、ライブラリ2、パソ/カタ、スマイル、ビジネス、まとめ
64ビットOS用:ライブラリ1、ライブラリ2、パソ/カタ、スマイル、ビジネス、まとめ
上のリンクを右クリックから保存してregファイルを編集します。中身は各辞典セットの単体登録とそれらをまとめて登録する時のレジストリです。それらを元に使用する辞典に合わせてレジストリを編集してください。ジュニア・アンカーのファイル名は「GKENJJ」に変更しています。
辞書を増やしたり減らしたりする場合は「"Count"」の数値を変更してください。読みにひらがなとアルファベットの両方が登録されている場合、EnglishとJapaneseの両方に登録します。上の例ではパソコン/カタカナ語辞典が該当します。
辞典を個別に登録する部分の「Dictionary0」などの後ろの数字は、同じ数字にすると上書きされるので異なる値にしてください。ファイルのパスや名前を間違えると、リストに表示されても使えない状態になります。辞典の名前や順番は自由に変更できます。
一部環境でregファイルを実行した場合、既にあるキーの内容だけ反映されて、新たなキーが作成されないことがあります。Windowsのエクスプローラーからregファイルを実行すれば問題ありません。
表示確認
ファイルをコピーして環境に合わせて編集したregファイルを実行すればインストール完了です。ファイルを別途保存しておけば次からは簡単にインストールできます。
ATOKプロパティ「電子辞典検索」タブに登録した辞典が追加されているので必要に応じて並び替えをします。インストール後に起動したアプリで追加した辞典を引けます。一太郎から辞書引きも可能です。
新版の変更点とATOKプロパティ
変更点とそれによって変化したプロパティです。多くの新機能は追加されたプロパティから有効/無効の切り替えができます。プロパティの表は緑が追加、赤は削除された項目です。項目名にカーソルを当てると各項目のヘルプの内容が表示されます。
32.2(2022)、32.1(2021)、31.3(2020)、31.2(2019)、31.0(2018)、2017、2016、2015、2014、2013、2012、2011、2010、2009、2008、2007、2006、2005、17(2004)、16(2003)、15(2002)
ATOK for Windows Tech Ver.32.2(ATOK Passport 2022年2月版)
- ATOKディープコアエンジン2:誤用しやすい同音異義語を正確に変換
- カスタムATOK:設問形式で進めるATOKプロパティの簡易設定機能
- ATOKプロテクトモード:Web会議システムZoom利用時に推測候補の表示を抑制
- プライバシーモード:シークレットモードでブラウザを起動しているときに学習機能を抑制
- 日付入力支援:年末時も来年の曜日が入った候補を表示するフォーマットを追加
- ATOKメニュー:見直してわかりやすく再整理
- キーカスタマイズ:Surface Laptop GoにあるImeOn/ImeOffキーへのキー割付対応
- 表示色カスタマイズ:未確定文字列で下線・破線・波線が指定できるように
- スタートアップツール:引き継ぎ対象にATOK 32.1(一太郎2021付属版)が追加
- ヘルプ画面:ヘルプ・WebFAQ一括検索ツールを削除
- 対応OS:Windows 11に対応
関連機能 | ATOKプロパティの項目名 | |
---|---|---|
入力・変換-入力補助-特殊 | ||
ATOKメニュー | ATOK14互換のメニューを使用する | |
入力・変換-変換補助-日付-表示する日付の形式 | ||
日付入力支援 | 来年の曜日が入ったフォーマット | |
入力・変換-推測変換-推測候補の自動表示 | ||
ATOKプロテクトモード | オンライン会議中は自動表示を抑制する | |
入力・変換-プライバシー | ||
プライバシーモード | ブラウザーのシークレットウィンドウでは学習機能を抑制する | |
キー・ローマ字・色-キーカスタマイズ-キー | ||
ImeOn/ImeOffキー | ||
キー・ローマ字・色-キーカスタマイズ-機能 | ||
再変換 … Ctrl+ImeOnキー | ||
全角無変換(後)変換 … Shift+ImeOffキー | ||
順次カタカナ後変換 … Ctrl+ImeOffキー | ||
ATOK OFF … ImeOffキー | ||
入力文字種全角ひらがな(あ) … ImeOnキー | ||
入力文字種全角カタカナ(ア) … Shift+ImeOnキー | ||
キー・ローマ字・色-表示色カスタマイズ | ||
下線/破線/波線 | ||
インターネット設定 | ||
統計データの収集 | ||
インターネット設定-統計データの収集 | ||
送信する/送信しない |
ATOK for Windows Tech Ver.32.1(ATOK for Windows 一太郎2021 Limited)
- 発話表現の精度を向上:話し言葉など砕けた言葉づかいの変換精度を向上
- 実在しない地名を指摘:校正支援で誤りを指摘して正しい地名を表示
- 校正支援見逃し通知ビューア:変換確定後に通知アイコンが表示されて校正内容を見直せる
- ATOKメニュー:基本メニューに校正支援 見逃し指摘ビューアが基本メニューに追加
- ATOKメニュー:確定直後の推測候補表示が基本メニューから移動
関連機能 | ATOKプロパティの項目名 | |
---|---|---|
入力・変換-和英自動モード変更-設定文字列一覧 | ||
https: | ||
校正支援-用語・用例 | ||
実在しない地名を指摘 | 実在しない地名を指摘する |
ATOK for Windows Tech Ver.31.3(ATOK for Windows 一太郎2020 Limited)
- 推測候補で時短入力:よく使う複数文で構成される定型的な言い回しを学習し、長い推測候補を表示
- 連想変換:従来の「日本語使いさばき辞典」の代わりに「標準連想変換辞書」を搭載
- 言い換え表現を自動表示:似た言葉を入力し直したとき、標準連想変換辞書から別の言葉を提示
- ダークモード向け候補ウィンドウデザイン:Win10でOSカラーを黒にしたときに自動で変更
- 対応OS:Windows 7が非対応に
関連機能 | ATOKプロパティの項目名 | |
---|---|---|
入力・変換-入力補助-特殊 | ||
推測候補で時短入力 | よく使うフレーズを推測候補で表示する | |
入力欄の属性を参照する |
ATOK for Windows Tech Ver.31.2(ATOK for Windows 一太郎2019 Limited)
- 漢字絞り込み変換:漢字についての説明を読みとして入力すると、候補を該当の漢字に絞り込む
- 地名の入力支援:「まいかた」から「枚方(ひらかた)」のような難読地名の変換を支援
- 日付入力支援:西暦・和暦を並べて変換できるフォーマットを追加
- 文字パレット:[異体字検索]シートを追加
- 変換辞書:「IVS辞書(Moji_Joho)」を追加
- 記号辞書:絵文字候補を追加
関連機能 | ATOKプロパティの項目名 | |
---|---|---|
入力・変換-入力補助-特殊 | ||
使い分け解説を行う | ||
地名の入力支援 | 読みの修復のツールチップ表示を行う | |
入力・変換-変換補助-URLトリガー変換 | ||
http: | ||
https: http: | ||
入力・変換-変換補助ー日付-表示する日付の形式-追加 | ||
日付入力支援 | 和暦年(西暦年) | |
日付入力支援 | 和暦(西暦) | |
日付入力支援 | 西暦年(和暦年) | |
日付入力支援 | 西暦(和暦) | |
入力・変換-入力支援-入力誤りの自動修復 | ||
地名の入力支援 | あいまいな読みの固有名詞を修正する | |
地名の入力支援 | あいまいな読みの固有名詞を修正する | |
入力・変換-推測変換 | ||
複数文節からなる候補を追加する | ||
入力誤りから類推される候補を表示する | ||
郵便番号の入力時に住所を表示する | ||
現在の日時を表示する | ||
入力・変換-推測変換-追加する候補 | ||
複数文節からなる候補を追加する | ||
入力誤りから類推される候補を表示する | ||
郵便番号の入力時に住所を表示する | ||
現在の日時を表示する | ||
漢字絞り込み変換 | 特定のフレーズにあてはまる漢字を表示する |
ATOK for Windows Tech Ver.31.0(ATOK for Windows 一太郎2018 Limited)
- ATOKディープコレクト:ディープラーニングで作成されたデータを使う入力支援機能
関連機能 | ATOKプロパティの項目名 | |
---|---|---|
入力・変換-入力補助-特殊 | ||
半角英数入力時に確定文字で入力する | ||
ATOKディープコレクト | 自動修復のツールチップを使う | |
入力・変換-入力支援 | ||
ATOKディープコレクト | 高度な自動修復を行う | |
キー・ローマ字・色-キーカスタマイズ-スタイル一覧-ATOKスタイル | ||
ATOKディープコレクト | 「Shift+Backspace」キーに「自動修復取消」を割り付け | |
キー・ローマ字・色-キーカスタマイズ-スタイル一覧-MS-IMEスタイル | ||
ATOKディープコレクト | 「Shift+Backspace」キーに「自動修復取消」を割り付け |
ATOK 2017 for Windows
- ATOKディープコアエンジン:ディープラーニングで作成されたデータを使う新変換エンジン
- インプットアシスト:ATOKをオフのまま入力した文字列を日本語と判断したら変換方法を提示
- インプットアシスト:初期キー設定「Ctrl+BS」が「Shift+変換」に変更
- インプットアシスト:「半角/全角」を2回押すと、英語モードなど変更したモードを解除
- インプットアシスト:「変換」キーでATOKをON/OFF
- ATOKイミクル:「ピン留めして表示したままにする/しない切替」ボタンを追加
- ATOKイミクル:検索履歴の削除が可能に
- ストアアプリ対応:Windows 10のストアアプリで「単語登録」「文字パレット」の起動が可能に
- 変換辞書:「…(三点リーダー)」「―(ダッシュ)」の変換候補に「……」「――」が追加
- ATOKプロパティ:半角全角変換「入力中の文字に対しても有効にする]の初期値がオンに
- 対応OS:Windows Vistaが非対応に
関連機能 | ATOKプロパティの項目名 | |
---|---|---|
入力・変換-入力補助-特殊 | ||
インプットアシスト | 直前の入力を対象とした読みへの復帰を行う | |
インプットアシスト | 日本語入力オンへの切り替えを通知する | |
インプットアシスト | 日本語入力オンで変更したモードを元に戻す | |
インプットアシスト | 「漢字/半角モード切替」で日本語入力オンにする | |
ATOKディープコアエンジン | 高度な変換処理を行う |
ATOK 2016 for Windows
- ATOKインサイト:表示している文書の語句を一時的に優先して推測候補に表示
- ATOKタイプコレクト:手の位置のずれ・打ち間違い・読み間違いから正しい語句を類推
- ATOKイミクル:範囲選択した語句の意味を調べられる辞書ブラウザ
- リフレッシュナビ:打鍵数や入力ミスの傾向から疲れ具合を判定して休憩を促す
- 変換候補の文字サイズ調整:文字サイズ指定が3種から9種に
- 学習内容の取り消し:確定後に「BS」や「Ctrl+BS」をした時の学習内容を取り消す
- ATOK手書き文字入力:Windows Vistaのみ削除
- ATOK文字パレット:「漢字検索-部首-設定」の手描き入力を削除
- 変換辞書:「フェイスマーク辞書」「フェイスマーク辞書:インターネット版」が「記号辞書」に統合
- 省入力:「経済・ビジネス用語データ」「コンピューター・インターネット用語データ」が「標準省入力データ」に統合
- Yahoo!ツールバー:バンドル終了、Yahoo!ツールバー自体も2017年にサービス終了
- 対応OS:Windows 8が非対応に
関連機能 | ATOKプロパティの項目名 | |
---|---|---|
入力・変換-入力補助「自動カナロックの詳細設定」 | ||
ATOK 2011互換のカナロック制御を行う | ||
システムカナロック状態を参照しない | ||
入力・変換-入力補助-特殊 | ||
学習の取り消し | 確定文字列を取り消したときに学習内容も取り消す | |
入力・変換-変換補助 | ||
ATOKインサイト | 一時文書学習候補を表示する | |
入力・変換-入力支援 | ||
ATOKタイプコレクト | あいまいな読みの固有名詞を修正する | |
入力・変換-候補ウィンドウ | ||
変換候補の文字サイズ調整 | 候補ウィンドウの表示サイズ |
ATOK 2015 for Windows
- 推測フォロー変換:単語だけでなく文の入力時にも推測候補を表示
- 類語ファインダー:連想変換候補の表示方法を変更
- 変換処理:正式名称と略称の関係を認識して適切に変換
- 変換辞書:「理工学用語辞書」「法律経済用語辞書」「人文科学用語辞書」を追加
- 変換辞書:辞書セット1つに登録できる変換辞書が10から20に増加
- 電子辞典:日本語辞典と英語辞典の有効可能数の上限が、それぞれ10から20に増加
- 対応OS:Windows XPが非対応に
関連機能 | ATOKプロパティの項目名 | |
---|---|---|
入力・変換-推測変換 | ||
推測フォロー変換 | 複数文節からなる候補を追加する | |
入力・変換-推測変換「推測候補の自動表示詳細設定」 | ||
推測フォロー変換 | 表示速度 | |
入力・変換-連想変換 | ||
類語ファインダー | 候補ウィンドウで表示する |
ATOK 2014 for Windows
- アクセルモード:事前に変換辞書と省入力データをメモリに読み込んで高速化
- 読みへの復帰:ATOKオフの状態で入力したあと「Ctrl+BS」で読みの状態に戻す
- 数値入力をナビゲート:数値入力で3桁区切りや漢数字などを表示
- 推測変換:入力ミスから訂正済みの言葉を推測変換
- 校正支援:変更された企業名、カタカナ語の言い換え表現を提示
- IVS対応:追加された変換辞書「IVS辞書」やIVS選択ウインドウを使ってIVSの異体字を入力
- 電子辞典:プレミアムに搭載されていた「会社四季報 企業名変換辞書 for ATOK」が終了
関連機能 | ATOKプロパティの項目名 | |
---|---|---|
入力・変換-入力支援-数値 | ||
数値入力をナビゲート | 推測候補の数値形式(横書き) | |
数値入力をナビゲート | 推測候補の数値形式(縦書き) | |
入力・変換-推測変換 | ||
訂正済みの言葉を推測変換 | 入力誤りから類推される候補を表示する | |
辞書・学習 | ||
アクセルモード | オンメモリ辞書 | |
アクセルモード | アクセルモード設定 | |
校正支援-用語・用例 | ||
変更された企業名を提示 | 市町村名などの変更された名称を指摘する | |
変更された企業名を提示 | 市町村名・企業名など変更された名称を指摘する | |
カタカナ語の言い換え | カタカナ語の言い換え候補を提示する |
ATOK 2013 for Windows
- 対応OS:Windows 8に完全対応し、ストアアプリやタッチ環境に対応
- 付属語の入力ミスを訂正:ひらがなのまま変換しないで確定した時にも修復候補を提示
- フィードバック変換:細切れ入力でも校正支援が働くように
- やわらかい表現に対応:表現モードの変更無しで普段使いの言葉をスムーズに入力
- 音声入力:ドラゴンスピーチ11Jと連携して音声入力が可能に
関連機能 | ATOKプロパティの項目名 | |
---|---|---|
入力・変換-入力補助「自動カナロックの詳細設定」 | ||
ATOKの内部状態を優先する | ||
入力・変換-入力支援-訂正・学習 | ||
付属語の入力ミスを訂正 | 付属語における入力誤りの修復候補を提示する | |
入力・変換-タッチキーボード | ||
タッチ環境に対応 | 候補を表示する位置 | |
校正支援-環境依存文字 | ||
IVS(Ideographic Variation Sequence)の文字のみ |
ATOK 2012 for Windows
- ASエンジン:幅広い言葉やフレーズを推測候補に表示、確定直後の推測候補表示
- 校正支援:読みの誤った入力から想定される単語と正しい読みを提示
- 変換候補:文節の区切り直し候補の表示がされ、「0」キーで選択できる
- 変換候補:利用頻度に応じて並び順を最適化し、語幹の長さが異なる単語が1ページ目に
- 省入力データ:「標準省入力データ」を追加
- 品詞:「カ行五段特殊」「ラ行五段特殊」「ワ行五段特殊」「短縮読み」が追加
- 入力:旧バージョンのATOKに搭載されていた記号入力・コード入力が使用可能に
- ATOKパレット:Windows XPではATOKパレットを表示
- ATOKメニュー:「確定直後の推測候補表示」「キーワードExpress」が追加
関連機能 | ATOKプロパティの項目名 | |
---|---|---|
入力・変換-入力補助「自動カナロックの詳細設定」 | ||
半角入力モードではカナロックを解除する | ||
入力方式がカナ入力のときのみ制御する | ||
システム全体のカナロックを変更する | ||
ATOK 2011互換のカナロック制御を行う | ||
入力・変換-入力補助-特殊 | ||
記号入力・コード入力 | 記号入力モードを使用する | |
ATOKを[既定の言語]に設定する確認メッセージを表示する | ||
ASエンジン | 確定直後のマウスクリックを制御する | |
アプリケーションからのモード変更を無視する | ||
記号入力・コード入力 | コード入力/記号入力時のコード体系 | |
入力・変換-推測変換 | ||
ASエンジン | 確定直後に推測候補の自動表示を行う | |
入力・変換-候補ウィンドウ-0キー切替 | ||
文節の区切り直し候補の表示 | 別文節区切り | |
ASエンジン | 変換候補 |
ATOK 2011 for Windows
- スマートモードチェンジ:話し言葉などの入力した内容に応じて変換モードを自動で切り替える
- スペースキーで何でも変換:基本辞書セット以外のセットもスペースキーで同時に変換可能
- スペースキーで何でも変換:推測スペルチェック連想変換カタカナ英字候補を候補ウインドウに表示
- 文書学習ツール:AI辞書トレーナーがRSSや省入力データに対応して名称変更
- 推測変換:レイアウトを変更し、推測候補の複数表示に対応
- 推測変換:省入力変換/推測候補モードを廃止して推測変換に統一
- 入力支援:過去に正しく入力・変換した確定履歴から入力ミスを修正
- 敬語の誤りを指摘:尊敬語と謙譲語の使い分けミスや不適切な敬語を指摘
- 他の敬語表現への言い換え:特定の敬語表現があるなら注意を促す
- 情報ウィンドウ:同音語用例/電子辞典/連想変換/校正支援/ATOKダイレクトの解説を統合
- テキストサービス:TSFに対応し、Windowsの言語バーを標準で使用、ATOKパレットは非表示
- 常用漢字に対応:2010年に告示された常用漢字に単漢字情報辞典と文字パレットが対応
- ATOKダイレクト:プレミアム限定で「ATOKダイレクト for Excel」搭載開始
- Yahoo!ツールバー:バンドル開始
- ATOKメニュー:「変換モード自動切替」を追加、「ファンクションキーガイド」はヘルプに移動
- ATOKメニュー:「推測候補モード/VoiceATOK/ATOKナビ/文字入力モード/ATOKパレット」を削除
関連機能 | ATOKプロパティの項目名 | |
---|---|---|
入力・変換-基本 | ||
スマートモードチェンジ | 詳細設定 | |
スマートモードチェンジ | 変換モードを自動的に切り替える | |
入力・変換-入力補助-コメント形式 | ||
解説を情報ウィンドウに統合 | コメント位置 | |
入力・変換-入力補助-特殊 | ||
解説を情報ウィンドウに統合 | ツールチップで表示される推測変換候補から電子辞典検索する | |
複数行候補の確定を1行ごとに行う | ||
コード入力/記号入力時のコード体系 | ||
テキストサービス | テキストサービスの詳細設定 | |
入力・変換-表示 | ||
解説を情報ウィンドウに統合 | 同音語用例・電子辞典ウィンドウを表示 | |
解説を情報ウィンドウに統合 | 情報ウィンドウを表示 | |
解説を情報ウィンドウに統合 | 解説ウィンドウを表示する | |
テキストサービス | ATOKの状態を言語バーで表示する | |
テキストサービス | クリックパレットを半透明で表示する | |
入力・変換-入力支援 | ||
入力支援機能の強化 | 確定内容に応じて修正する(ローマ字入力時) | |
入力・変換-英語 | ||
推測変換の機能強化 | 英語入力では自動的に推測候補モードにする | |
推測変換の機能強化 | 英語入力モードでは推測候補の自動表示を「する(強)」にする | |
推測変換の機能強化 | 和英候補を推測候補として表示する | |
入力・変換-推測変換 | ||
推測変換の機能強化 | 推測変換を有効にする | |
推測変換の機能強化 | 推測変換の表示頻度 | |
推測変換の機能強化 | 省入力候補を候補ウィンドウに追加する | |
推測変換の機能強化 | 省入力候補の情報を同音語用例ウィンドウに表示する | |
推測変換の機能強化 | 自動表示 | |
推測変換の機能強化 | 自動的に表示された候補を↓・↑キーで選択する | |
入力・変換-推測変換-推測候補モードの設定 | ||
推測変換の機能強化 | 推測候補モードを初期値にする | |
推測変換の機能強化 | 推測候補の選択を↑・↓キーで行う | |
推測変換の機能強化 | 候補選択中の文字入力で確定する | |
入力・変換-候補ウィンドウ-0キー切替 | ||
スペースキーで何でも変換 | 訂正候補 | |
スペースキーで何でも変換 | スペルチェック候補 | |
スペースキーで何でも変換 | 日付形式変換候補 | |
スペースキーで何でも変換 | 郵便番号付き住所 | |
スペースキーで何でも変換 | 推測候補 | |
スペースキーで何でも変換 | カタカナ・英字 | |
スペースキーで何でも変換 | 連想変換候補 | |
スペースキーで何でも変換 | ATOKダイレクト検索結果 | |
辞書・学習 | ||
スペースキーで何でも変換 | スペース変換で候補に追加する | |
校正支援-誤りチェック | ||
敬語の誤りを指摘 | 二重敬語を指摘する | |
敬語の誤りを指摘 | 謙譲語と尊敬語の混同を指摘する | |
校正支援-敬語 | ||
敬語の誤りを指摘 | 敬語(尊敬語・謙譲語)の誤りを指摘する | |
敬語の誤りを指摘 | 二重敬語を指摘する | |
他の敬語表現への言い換え | 他の敬語表現への言い換え候補を提示する | |
パレット-「パレット詳細設定」 | ||
テキストサービス | 半透明で表示する | |
インターネット設定 | ||
プロキシサーバーを使用する | ||
ユーザー認証を使用する | ||
プロキシサーバーの自動的な検出を行わない |
ATOK 2010 for Windows
- 英語入力:英単語つづりからカタカナ語に変換
- 英語入力:英語入力モードの推測候補ウィンドウにスペルチェック候補と和英変換候補も表示
- 英語入力:スペルチェック機能が1語から2語に対応し、同音語用例ウィンドウに指摘理由を表示
- 推測候補:候補がどの省入力データに含まれるか表示
- 校正支援:同じ意味の語を重ねて使う「重ね言葉の指摘」に対応
- 辞書ユーティリティ:省入力データや確定履歴も、変換辞書と同様に一覧からの編集に対応
- 電子辞典検索:DRWファイルを持つ電子辞典の部分一致検索に対応
- ATOKメニュー:「省入力データ編集ツール」が「省入力データの編集」に変更
関連機能 | ATOKプロパティの項目名 | |
---|---|---|
入力・変換-入力支援 | ||
英語入力支援機能の強化 | 英単語のつづりをカタカナ語に変換する(ローマ字入力時) | |
入力・変換-英語-スペルチェック | ||
英語入力支援機能の強化 | 数字を含む単語を指摘する | |
英語入力支援機能の強化 | 無視する単語をクリア | |
入力・変換-推測変換 | ||
省入力候補の情報を同音語用例ウィンドウに表示する | ||
推測候補モードを初期値にする | ||
推測候補の選択を↑・↓キーで行う | ||
候補選択中の文字入力で確定する | ||
入力・変換-推測変換-推測候補モードの設定 | ||
推測候補モードを初期値にする | ||
推測候補の選択を↑・↓キーで行う | ||
候補選択中の文字入力で確定する | ||
入力・変換-推測変換-確定履歴 | ||
辞書ユーティリティ機能統合 | 確定履歴の編集 | |
候補ウィンドウ-追加する候補 | ||
英語入力支援機能の強化 | 英単語つづりによる全角カタカナ候補を追加する | |
英語入力支援機能の強化 | 英単語つづりによる半角カタカナ候補を追加する | |
英語入力支援機能の強化 | 英単語つづりによる全角英字候補を追加する | |
英語入力支援機能の強化 | 英単語つづりによる半角英字候補を追加する | |
辞書・学習-学習・登録詳細設定 | ||
辞書ユーティリティ機能統合 | ユーザー辞書の編集 | |
校正支援-表現の洗練 | ||
校正支援機能の強化 | 重ね言葉を指摘する | |
校正支援-環境依存文字 | ||
すべてのUnicode固有文字 | ||
サロゲートペアの文字のみ |
ATOK 2009 for Windows
- 英語入力:Capsキーから英語入力モードの切り替えに対応
- 英語入力:英語入力モードは自動で推測候補モードになり推測候補やスペルチェック候補が表示
- 英語入力:変換辞書の「日本語英語辞書」を追加され、日本語から英語に変換して表示
- 校正支援:誤って覚えがちな四字熟語に対しての指摘を強化
- プライバシーモード:学習機能を抑制して学習情報や確定履歴を残さない設定が可能
- 電子辞典検索:電子辞典ウィンドウ上でマウスホイールによるスクロールが可能に
- Office連携ツール:IE上で検索したい文字にポインタを合わせて電子辞典検索
- Office連携ツール:Shurikenのアドレス帳からATOK辞書を作成
- ヘルプ・WebFAQ一括検索ツール:ヘルプからATOKのヘルプとWeb上のFAQを同時検索
- 省入力データ:「英単語・文例データ」が「英語省入力データ」に変更
- AMET:機能削除
関連機能 | ATOKプロパティの項目名 | |
---|---|---|
入力・変換-入力補助 | ||
英語入力支援 | Shiftキー+A~Zで英字入力に切り替える | |
英語入力支援 | 英字入力ではスペースキーで空白を入力する | |
入力・変換-英語 | ||
英語入力支援 | Shiftキー+A~Zで英語入力に切り替える | |
英語入力支援 | 英語入力ではスペースキーで空白を入力する | |
英語入力支援 | スペースや句読点の入力で自動的に確定する | |
英語入力支援 | 入力文が長くなったら自動的に確定する | |
入力・変換-英語-スペルチェック | ||
英語入力支援 | スペルチェック候補を候補ウィンドウに追加する | |
英語入力支援 | スペルチェック候補を表示する | |
入力・変換-省入力・推測変換-推測候補モード | ||
候補選択中の文字入力で確定する | ||
入力・変換-プライバシー | ||
プライバシーモード | 学習機能を抑制する | |
辞書・学習-学習・登録詳細設定 | ||
学習情報のクリア | ||
パレット | ||
プライバシーモード | 学習機能の抑制 | |
学習情報のクリア | ||
英字入力ON/OFF | ||
英語入力ON/OFF | ||
キー・ローマ字・色-キーカスタマイズ | ||
プライバシーモード | 学習機能の抑制 | |
学習情報のクリア | ||
推測候補一覧 タブ順次切替 | ||
ATOK ダイレクト プラグインで検索 | ||
英字入力ON/OFF | ||
英語入力ON/OFF | ||
キー・ローマ字・色-スタイル操作-スタイルコンバート | ||
一覧から指定する | ||
ファイルから指定する |
ATOK 2008 for Windows
- 次候補連動変換:選択した候補に連動して後続の数詞や助数詞も最適な候補に変換
- 確定アンドゥ:これまで直前の状態だけに対応していたが、さらにさかのぼることが可能
- 校正支援:誤りやすいカタカナ語の注意喚起をする「誤りやすいカタカナ語の指摘」に対応
- 文字種情報の表示:英字・数字・記号・ひらがななどの文字種や半角・全角の情報を表示
- 細切れ学習機能:区切り直しが必要だった単語を細切れに変換・確定すると学習する
- 候補デザイン切替:候補ウィンドウのデザイン変更に対応
- 電子辞典検索:タブ表示に対応
- ATOKダイレクト:外部アプリやデータベース、Webサービスなどを活用できる機能
- Office連携ツール:Office2007のリボンUIに対応
- ATOKメニュー:「候補デザイン切替メニュー」が追加
関連機能 | ATOKプロパティの項目名 | |
---|---|---|
プロパティ登録編集 | ||
現在の設定を登録-ファイル名 | ||
現在の設定をファイルに出力 | ||
プロパティ一覧編集-環境設定ファイル | ||
プロパティ一覧編集-追加 | ||
入力・変換-表示 | ||
ATOK 2007互換のキー操作で使用する | ||
入力・変換-候補ウィンドウ | ||
校正支援機能の強化 | 文字種に関する情報を表示する | |
辞書・学習-学習・登録詳細設定 | ||
学習機能の強化 | 細切れ | |
キー・ローマ字・色 | ||
名称変更-ファイル名 | ||
スタイル操作-スタイルコンバート | ||
スタイル操作-スタイルの追加 | ||
スタイル操作-ファイルを指定して追加 | ||
スタイル操作-ファイルに出力 | ||
スタイルコンバート-変換後スタイル名 | ||
スタイルの追加-新規作成し追加 | ||
スタイルの追加-既存スタイルファイルの追加 | ||
キー・ローマ字・色-キーカスタマイズ | ||
電子辞典検索 | 情報ウィンドウ 前ページ移動 | |
電子辞典検索 | 情報ウィンドウ 次ページ移動 | |
ATOKダイレクト | ATOKダイレクトメニュー | |
ATOKダイレクト | ATOKダイレクト すべてのプラグインで検索 | |
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ATOK 2007 for Windows
- 変換エンジン:ATOK Lab.の研究成果を反映した「ATOKハイブリッドコア」を搭載
- JIS X 0213:2004対応:印刷標準字体とその対になる候補が存在する場合識別情報を表示
- 手書き文字入力:第三・第四水準の漢字に対応
- 日付入力支援:日付入力パレットのカレンダーから日付や現在の時刻をマウス操作で入力
- 日付入力支援:キーワードからの日付変換に対応する言葉を拡充
- 日付入力支援:日付を別の形式に変換する時に日付と見なす文字列を拡充
- 日付入力支援:選択できる日付の形式を追加
- 校正支援:見た目がよく似ている同音語を指摘する「よく似た同音語を指摘」に対応
- 校正支援:改まった文章にふさわしくない表現を指摘する「くだけた表現の指摘」に対応
- 校正支援:校正支援モードの通常設定と全適用の切り替えに対応
- 電子辞典検索:電子辞典の「単漢字情報」を追加
- 電子辞典検索:異体字(JIS X 0213内の漢字と一部の漢字)からの辞書引きに対応
- Office連携ツール:IE用のツールバーを追加
- Office連携ツール:IE上で選択された単語から日本語/英語辞典を自動的に選択して辞典検索
- Office連携ツール:Windows Vista付属のWindowsメールに対応
- ATOKパレット:Windows Vista/XPの言語バーでATOKの状態を表示可能に
- 辞書セット:「辞書セット5」の名称を「オプション辞書セット」に変更
- 変換辞書:「第三・第四水準漢字辞書」が「標準辞書」に統合
- 変換辞書:「カタカナ語英語辞書:拡張版」が「カタカナ語英語辞書」に統合
- 変換辞書:「記号辞書:拡張版」が「記号辞書」に統合
- 変換辞書:登録できる単語の長さが64文字から100文字に変更
- 変換辞書:「ATOK共通辞書形式」に対応し、ATOK 2007以降の製品でバージョンを問わず使用可能
- 省入力データ:100文字までの登録に対応(DAR2.0形式)
- 文字パレット:「通常記号」がJIS X 0213:2004非漢字を分類したものに変更
- 文字パレット:文字情報(印刷標準字体、漢字水準、文字名称)が追加
- ATOKメニュー:「校正支援モード」と「日付入力パレット」がメニューに追加
- 対応OS:Windows 98/Meが非対応に
関連機能 | ATOKプロパティの項目名 | |
---|---|---|
入力・変換-入力補助-特殊 | ||
クリックパレットの表示状態をすべてのアプリケーションで共通にする | ||
手書き、クリックパレットの表示状態をすべてのアプリケーションで共通にする | ||
入力・変換-変換補助-日付 | ||
日付入力支援 | 変更 | |
入力・変換-表示・ATOKナビ | ||
同音語用例・電子辞典ウィンドウを表示 | ||
辞書・学習 | ||
辞書セット一覧を表示 | ||
校正支援 | ||
校正支援機能の強化 | 校正支援を有効にする | |
校正支援機能の強化 | 校正支援モード | |
校正支援-用語・用例 | ||
校正支援機能の強化 | 同音語の選択支援 | |
校正支援機能の強化 | 同音語の使い分けを支援する | |
校正支援機能の強化 | よく似た同音語の指摘を行う | |
校正支援-環境依存文字 | ||
JIS X 0213:2004対応 | 機種依存文字の指摘 | |
JIS X 0213:2004対応 | JIS X 0208外の文字を含む候補の指摘・抑制 | |
校正支援-印刷標準字体 | ||
JIS X 0213:2004対応 | 識別情報の表示・候補の抑制 | |
パレット-詳細設定 | ||
言語バーでATOKの状態表示 | ATOKの状態を言語バーで表示する | |
パレット-パレット背景 | ||
スケルトン(Vista以降で非表示) |
ATOK 2006 for Windows
- 訂正学習:入力をし直した単語を学習
- 推測候補モード:入力1文字目から推測候補を次々と表示
- 省入力データ:登録可能数が10個から30個に拡張
- 日付入力支援:明日や今など日時を表す言葉から日付に変換、西暦和暦相互変換
- 表現モード:「話し言葉関東」が追加され、関東地方の方言に対応
- 校正支援:使い方を誤りやすい表現を解説
- 電子辞典検索:文字変換時に利用可能な辞典を自動選択して表示
- Office連携ツール:MS Office製品上からの電子辞典検索に対応
- Office連携ツール:Outlookのメールの単語や省入力データの学習、アドレス帳から辞書作成
- ATOKメニュー:「推測候補モード」と「省入力データ編集ツール」が追加、「iATOK」が削除
関連機能 | ATOKプロパティの項目名 | |
---|---|---|
入力・変換-基本-表現 | ||
関東地方の方言に対応 | 話し言葉関東 | |
入力・変換-入力補助-特殊 | ||
お気に入り文書メニューを開くキーを日本語オフのときも有効にする | ||
ツールチップで表示される推測変換候補から電子辞典を検索する | ||
入力・変換-日付 | ||
日付入力支援 | 「今日」などのキーワードから日付に変換する | |
日付入力支援 | 日付を別の形式で表した候補を表示する | |
日付入力支援 | 表示する日付の形式 | |
日付入力支援 | 全角の候補を追加する | |
入力・変換-入力支援-訂正学習 | ||
訂正学習 | 別の単語を使って入力しなおした単語を学習する | |
入力・変換-校正支援-用語・用例 | ||
校正支援機能の強化 | 使い方を誤りやすい表現の解説を行う | |
入力・変換-省入力・推測変換 | ||
郵便番号(6桁以上)の入力時に住所を推測表示する | ||
郵便番号の入力時に住所を表示する | ||
現在の日時を表示する | ||
半角全角変換の設定や、入力文字にあわせて候補を変更する | ||
ユーザー単語に対しても有効にする | ||
推測候補モード | 推測候補モードを初期値にする | |
推測候補モード | 推測候補の選択を↑・↓キーで行う | |
入力・変換-省入力・推測変換-確定履歴 | ||
確定履歴を使用する | ||
入力・変換-候補ウィンドウ-追加する候補 | ||
ユーザー単語に対しても半角全角両候補を表示する | ||
パレット-機能一覧 | ||
iATOK | ||
推測候補モード | 推測候補モード ON/OFF | |
キー・ローマ字・色-キーカスタマイズ-モード | ||
iATOK | ||
キー・ローマ字・色-キーカスタマイズ-機能 | ||
iATOK | ||
推測候補モード | 推測候補モード ON/OFF | |
電子辞典検索 | ||
電子辞典の自動選択 | 辞典の追加・削除 | |
電子辞典の自動選択 | 追加する検索対象 | |
電子辞典の自動選択 | スペルチェック候補は英語辞書で検索 | |
電子辞典の自動選択 | 英字表記は英語辞書で検索 | |
電子辞典の自動選択 | 画像・音声を再生する |
ATOK 2005 for Windows
- 訂正学習:修正したことがある読みを修正履歴に保存し、修復候補を表示
- 校正支援:謙譲語と尊敬語の混同を指摘
- 定型文書入力:文章のテンプレート機能、「SHIFT+CTRL+F11」で起動
- 表現モード:「話し言葉中国四国」が追加され、中国・四国地方の方言に対応
- 電子辞典検索:使用中の電子辞典の名称を表示
- バックアップ:登録単語や設定をバックアップして保存復元
- 辞書ユーティリティ:UIの変更、システム辞書の表示変更が不可に
- 変換辞書:「町名住所変換辞書」を追加、県名や市名などを補った候補を表示
- 変換辞書:「経済・ビジネス用語辞書」「コンピュータ・インターネット用語辞書」が標準辞書に統合
- 省入力データ:「英単語・文例データ」を追加
- 連想変換辞書:「英文レター文例集」を追加
- 品詞:「顔文字」が追加
- スタートアップツール:旧バージョンのATOKのすべての辞書セット引き継ぎに対応
- ATOKメニュー:「定型文書入力」「辞書インポートツール」が追加
関連機能 | ATOKプロパティの項目名 | |
---|---|---|
入力・変換-基本-表現 | ||
中国・四国地方の方言に対応 | 話し言葉中国四国 | |
入力・変換-入力補助 | ||
キー操作でカナロックON/OFFを無効とする | ||
日本語入力無効のときはカナロックを解除する | ||
入力・変換-入力補助-特殊 | ||
日本語入力オフにしたとき入力中の文字列を確定する | ||
文節移動を末尾で止める | ||
変換取り消し後のカーソル位置を保持する | ||
文節区切り直しを末尾で止める | ||
カナ入力時に無変換後変換で英字置換する | ||
スタイル読込を高速化する | ||
入力・変換-変換補助 | ||
郵便番号辞書変換で、郵便番号付き住所を表示する | ||
入力・変換-表示・ATOKナビ | ||
解説ウィンドウを表示する | ||
入力・変換-入力支援-修復候補 | ||
訂正学習 | 修正履歴を利用した修復候補を提示する | |
入力・変換-校正支援-誤りチェック | ||
校正支援の強化 | 謙譲語と尊敬語の混同を指摘する | |
入力・変換-省入力・推測変換-省入力データ | ||
追加 | ||
削除 | ||
追加・削除 | ||
選択している省入力データの解説を表示するガイダンス | ||
入力・変換-連想変換 | ||
追加 | ||
削除 | ||
追加・削除 | ||
入力・変換-和英自動モード変更 | ||
和英自動モード変更を有効にする | ||
追加 | ||
変更 | ||
削除 | ||
初期値に戻す | ||
入力・変換-候補ウィンドウ | ||
候補ウィンドウを拡大表示 | ||
候補ウィンドウの表示サイズ | ||
入力・変換-候補ウィンドウ | ||
追加 | ||
削除 | ||
辞書の追加・削除 |
ATOK17 for Windows
- 電子辞典検索:画像表示や音声再生が可能なDRT形式の電子辞典に対応
- 連想変換:入力中の言葉から連想される類義語や別の表現を提示
- 校正支援:「くだけた表現の指摘」に対応
- 文脈処理:列挙されやすい組み合わせの対応を強化
- 表現モード:「話し言葉中部北陸」が追加され、中部・北陸地方の方言に対応
- 変換辞書:「第三・第四水準漢字辞書」を搭載
- Office連携ツール:PowerPointに対応
ATOK16 for Windows
- フィードバック変換:AI用例を元に、直前に確定した同音語の誤りを指摘する
- 名称変更アシスト:市町村合併や省庁再編前の旧名称を入力したときに指摘
- 文脈処理:文脈に応じて適切な助数詞の訳し分けを強化
- 同音異義語:誤変換を起こしやすい同音異義語の変換精度を向上
- 慣用表現:慣用表現の誤用指摘を強化
- 入力支援:郵便番号を入力・確定してから都道府県の入力を始めると住所の推測候補を表示
- 表現モード:「話し言葉北海道東北」「話し言葉九州」「文語表現」が追加
- Office連携ツール:標準搭載になり、標準/Excel/Word/メールモードを実装
ATOK15 for Windows
- 電子辞典検索:ドクターマウスの電子辞典に対応
- 変換エンジン:文節区切りと同音語の判定制度を強化
- 変換辞書:「挨拶文例辞書」「記号辞書」を追加
- 推測変換:省入力データを元に定型表現などを少ない入力で変換
- 推測変換:慣用表現・経済/ビジネス用語・コンピューター/インターネット用語を追加
- 設定切替:アプリケーションごとにATOKプロパティの設定を自動切り替え
- 表現モード:「話し言葉関西」が追加され、関西地方の方言に対応
- Office連携ツール:Excel関数入力支援機能を搭載
バリューアップサービス[ベータ]
2007年からATOK登録ユーザー限定サービスが始まりましたが、サブスクリプション移行によりサービスが縮小しています。
2013までは年度末に配布終了しましたが、2014以降は配布ページはそのまま残されています。該当バージョンの登録ユーザーか、ATOK Passportユーザーはそれらファイルのダウンロードができます。
郵便番号辞書は発売から3年弱の間で毎年2度更新され、最後の更新から約半年で配布終了します。ここのATOKダイレクトは約1年の期間限定機能のため、現在使えるものはありません。プレミアム付属のATOKダイレクト for Excelに制限はありません。
配布データ一覧
32.1(2021)、31.3(2020)、31.2(2019)、31.0(2018)、2017、2016、2015、2014、2013、2012、2011、2010、2009、2008、2007
名前の所にカーソルを当てると説明が表示されます。
ATOK for Windows 一太郎2021 Limited(Tech Ver.32.1)
年月日 | 名前 | ファイル名 |
---|---|---|
21/12/01 | ATOK (Tech Ver.31)郵便番号辞書 | ATOKAC/ATOKY7/ATOKYC.DIC |
21/09/09 | 乗換案内 駅名変換辞書 for ATOK 2021年9月版 | J_EKIMEI.DAR/DIC/DRT |
ATOK for Windows 一太郎2020 Limited(Tech Ver.31.3)
年月日 | 名前 | ファイル名 |
---|---|---|
21/12/01 | ATOK (Tech Ver.31)郵便番号辞書 | ATOKAC/ATOKY7/ATOKYC.DIC |
20/06/16 | 乗換案内 駅名変換辞書 for ATOK 2020年6月版 | J_EKIMEI.DAR/DIC/DRT |
ATOK for Windows 一太郎2019 Limited(Tech Ver.31.2)
年月日 | 名前 | ファイル名 |
---|---|---|
21/12/01 | ATOK (Tech Ver.31)郵便番号辞書 | ATOKAC/ATOKY7/ATOKYC.DIC |
19/06/20 | 乗換案内 駅名変換辞書 for ATOK 2019年6月版 | J_EKIMEI.DAR/DIC/DRT |
18/02/09 | ATOK Pad [ベータ7] |
ATOK for Windows 一太郎2018 Limited(Tech Ver.31.0)
年月日 | 名前 | ファイル名 |
---|---|---|
20/12/03 | ATOK (Tech Ver.31)郵便番号辞書 | ATOKAC/ATOKY7/ATOKYC.DIC |
18/08/30 | 乗換案内 駅名変換辞書 for ATOK 2018年8月版 | J_EKIMEI.DAR/DIC/DRT |
18/02/09 | すいすい省入力データ 2018年2月特別版 | ATS902.DAR |
18/02/09 | ATOKダイレクト for はてな | ATOK_PLUGIN_HWS.DLL |
18/02/09 | ATOK Pad [ベータ7] |
ATOK 2017 for Windows
年月日 | 名前 | ファイル名 |
---|---|---|
19/11/28 | ATOK 2017用郵便番号辞書 | ATOKAC/ATOKY7/ATOKYC.DIC |
18/02/09 | すいすい省入力データ 2018年2月特別版 | ATS902.DAR |
17/11/14 | すいすい省入力データ 2017年11月特別版 | ATS901.DAR |
17/08/03 | 乗換案内 駅名変換辞書 for ATOK 2017年8月版 | J_EKIMEI.DAR/DIC/DRT |
17/07/27 | IT用語辞書 | ATRQ_IT.DIC |
17/04/25 | ファンタジー用語辞書 | ATRQ_FT.DIC |
17/04/13 | ビジネスカタカナ・英略語辞書 | ATRQ_BK.DIC |
17/03/28 | 略語→正式名称変換辞書 | ATRQ_RS.DIC |
17/02/03 | ATOK Pad [ベータ7] | |
17/02/03 | ATOKダイレクト for はてな | ATOK_PLUGIN_HWS.DLL |
ATOK 2016 for Windows
年月日 | 名前 | ファイル名 |
---|---|---|
18/11/29 | ATOK 2016用郵便番号辞書 | ATOKAC/ATOKY7/ATOKYC.DIC |
17/01/24 | 乗換案内 駅名変換辞書 for ATOK 2017年1月版 | J_EKIMEI.DAR/DIC/DRT |
16/08/02 | すいすい省入力データ 2016年8月特別版 | ATS902.DAR |
16/07/26 | すいすい省入力データ 2016年7月特別版 | ATS901.DAR |
16/02/05 | ATOKダイレクト for はてな | ATOK_PLUGIN_HWS.DLL |
16/02/05 | ATOK Pad [ベータ7] |
ATOK 2015 for Windows
年月日 | 名前 | ファイル名 |
---|---|---|
17/11/30 | ATOK 2015用郵便番号辞書 | ATOKAC/ATOKY7/ATOKYC.DIC |
16/01/26 | 乗換案内 駅名変換辞書 for ATOK 2016年1月版 | J_EKIMEI.DAR/DIC/DRT |
15/07/23 | すいすい省入力データ 2015年7月版 | ATS905.DAR |
15/02/06 | ATOK Pad [ベータ6] | |
15/02/06 | ATOKダイレクト for はてな | ATOK_PLUGIN_HWS.DLL |
ATOK 2014 for Windows
年月日 | 名前 | ファイル名 |
---|---|---|
16/11/29 | ATOK 2014用郵便番号辞書 | ATOKAC/ATOKY7/ATOKYC.DIC |
15/01/29 | 乗換案内 駅名変換辞書 for ATOK 2015年1月版 | J_EKIMEI.DAR/DIC/DRT |
14/11/26 | はてなキーワード辞書 for ATOK | HATENA_KWD.DAR/DIC/DRT |
14/02/07 | すいすい省入力データ 2014年2月特別版 | ATS902.DAR |
14/02/07 | ATOK Pad [ベータ6] | |
14/02/07 | ATOKダイレクト for はてな | ATOK_PLUGIN_HWS.DLL |
ATOK 2013 for Windows
年月日 | 名前 | ファイル名 |
---|---|---|
15/11/26 | ATOK 2013用郵便番号辞書 | ATOKAC/ATOKY7/ATOKYC.DIC |
14/01/30 | 乗換案内 駅名変換辞書 for ATOK 2014年1月版 | J_EKIMEI.DAR/DIC/DRT |
13/10/24 | 会社四季報 企業名変換辞書 for ATOK 2013年4集 | TK_KIGYO.DAR/DIC/DRT |
13/07/30 | はてなキーワード辞書 for ATOK | HATENA_KWD.DAR/DIC/DRT |
13/07/30 | すいすい省入力データ 2013年7月特別版 | ATS901.DAR |
13/05/28 | すいすい省入力データ 2013年5月版 | ATS118.DAR |
13/02/08 | ATOK Pad [ベータ5] | |
13/02/08 | ATOKダイレクト for はてな | ATOK_PLUGIN_HWS.DLL |
ATOK 2012 for Windows
年月日 | 名前 | ファイル名 |
---|---|---|
14/11/27 | ATOK 2012用郵便番号辞書 | ATOKAC/ATOKY7/ATOKYC.DIC |
13/01/29 | 乗換案内 駅名変換辞書 for ATOK 2013年1月版 | J_EKIMEI.DAR/DIC/DRT |
13/01/29 | 会社四季報 企業名変換辞書 for ATOK 2013年1集 | TK_KIGYO.DAR/DIC/DRT |
12/10/25 | ATOK Pad [ベータ5] | |
12/07/31 | はてなキーワード辞書 for ATOK | HATENA_KWD.DAR/DIC/DRT |
12/07/25 | すいすい省入力データ 2012年7月特別版 | ATS902.DAR |
12/05/29 | すいすい省入力データ 2012年5月版 | ATS118.DAR |
12/04/19 | ATOK 2012 標準辞書(名称変更アシストデータ) | ATOK25.DIC |
12/02/10 | ATOKダイレクト for はてな | ATOK_PLUGIN_HWS.DLL |
ATOK 2011 for Windows
年月日 | 名前 | ファイル名 |
---|---|---|
13/11/26 | ATOK 2011用郵便番号辞書 | ATOKAC/ATOKY7/ATOKYC.DIC |
12/01/31 | 乗換案内 駅名変換辞書 for ATOK 2012年1月版 | J_EKIMEI.DAR/DIC/DRT |
12/01/31 | 会社四季報 企業名変換辞書 for ATOK 2012年1集 | TK_KIGYO.DAR/DIC/DRT |
11/12/15 | すいすい省入力データ 2011年12月版 | ATS153.DAR |
11/11/29 | すいすい省入力データ 2011年11月版 | ATS203.DAR |
11/09/29 | すいすい省入力データ 2011年9月版 | ATS190.DAR |
11/09/29 | ATOKダイレクトビュー for kotobank事典検索 | atok_rt_plugin_kotobank.dll |
11/08/30 | すいすい省入力データ 2011年8月版 | ATS252.DAR |
11/07/28 | はてなキーワード辞書 for ATOK | HATENA_KWD.DAR/DIC/DRT |
11/05/24 | すいすい省入力データ 2011年5月版 | ATS118.DAR |
11/05/24 | ニコニコ大百科かんたん入力 for ATOK | NICODIC.DAR/DIC |
11/05/24 | ATOKダイレクト for ニコニコ大百科 | atok_direct_nicopedia.dll |
11/05/24 | ATOKでかんたんビュー for ニコニコ大百科 | atok_rt_plugin_nicopedia.dll |
11/04/19 | ATOK Pad for Windows [ベータ4] | |
11/02/10 | ATOKダイレクト for Yahoo! JAPAN | ATOK_PLUGIN_YAHOO.DLL |
11/02/10 | ATOKダイレクト for はてな | ATOK_PLUGIN_HWS.DLL |
ATOK 2010 for Windows
年月日 | 名前 | ファイル名 |
---|---|---|
12/11/27 | ATOK 2010用郵便番号辞書 | ATOKAC/ATOKY7/ATOKYC.DIC |
11/01/25 | 乗換案内 駅名変換辞書 for ATOK 2011年1月版 | J_EKIMEI.DAR/DIC/DRT |
11/01/25 | 会社四季報 企業名変換辞書 for ATOK 2011年1集 | TK_KIGYO.DAR/DIC/DRT |
10/12/16 | すいすい省入力データ 2010年12月版 | ATS153.DAR |
10/11/30 | トレンド省入力データ 2010年秋版 | ATS900.DAR |
10/11/30 | すいすい省入力データ 2010年11月版 | ATS203.DAR |
10/09/30 | すいすい省入力データ 2010年9月版 | ATS190.DAR |
10/09/30 | ATOKダイレクトビュー for kotobank 事典検索 | atok_rt_plugin_kotobank.dll |
10/09/21 | ATOK Pad for Windows [ベータ3] | |
10/08/31 | すいすい省入力データ 2010年8月版 | ATS252.DAR |
10/07/29 | すいすい省入力データ 2010年7月特別版 | ATS901.DAR |
10/06/29 | はてなキーワード辞書 for ATOK | HATENA_KWD.DAR/DIC/DRT |
10/05/27 | すいすい省入力データ 2010年5月版 | ATS118.DAR |
10/04/20 | ATOK 2010 標準辞書(名称変更アシストデータ) | ATOK23.DIC |
10/02/05 | ATOKダイレクト for Yahoo! JAPAN | ATOK_PLUGIN_YAHOO.DLL |
10/02/05 | ATOKダイレクト for はてな | ATOK_PLUGIN_HWS.DLL |
ATOK 2009 for Windows
年月日 | 名前 | ファイル名 |
---|---|---|
11/11/24 | ATOK 2009用郵便番号辞書 | ATOKAC/ATOKY7/ATOKYC.DIC |
10/01/21 | 乗換案内 駅名変換辞書 for ATOK 2010年1月版 | J_EKIMEI.DAR/DIC/DRT |
10/01/21 | 会社四季報 企業名変換辞書 for ATOK 2010年1集 | TK_KIGYO.DAR/DIC/DRT |
09/12/17 | すいすい省入力データ 2009年12月版 | ATS153.DAR |
09/11/19 | すいすい省入力データ 2009年11月版 | ATS203.DAR |
09/11/19 | トレンド省入力データ 2009年秋版 | ATS900.DAR |
09/09/29 | すいすい省入力データ 2009年9月版 | ATS190.DAR |
09/09/17 | すいすい省入力データ 2009年9月特別版 | ATS901.DAR |
09/08/27 | すいすい省入力データ 2009年8月版 | ATS252.DAR |
09/06/18 | はてなキーワード辞書 for ATOK | HATENA_KWD.DAR/DIC/DRT |
09/05/28 | すいすい省入力データ 2009年5月版 | ATS118.DAR |
09/04/23 | 標準辞書(名称変更アシストデータ) | |
09/03/24 | ATOKダイレクトランチャー | atok_direct_launcher.dll |
09/02/06 | ATOKダイレクト for Yahoo! JAPAN | ATOK_PLUGIN_YAHOO.DLL |
09/02/06 | ATOKダイレクト for はてな | ATOK_PLUGIN_HWS.DLL |
ATOK 2008 for Windows
年月日 | 名前 | ファイル名 |
---|---|---|
10/11/24 | ATOK 2008用郵便番号辞書 | ATOKAC/ATOKY7/ATOKYC.DIC |
09/01/22 | 乗換案内 駅名変換辞書 for ATOK 2009年1月版 | J_EKIMEI.DAR/DIC/DRT |
09/01/22 | 会社四季報 企業名変換辞書 for ATOK 2009年1集 | TK_KIGYO.DAR/DIC/DRT |
08/12/18 | すいすい省入力データ 2008年12月版 | ATS153.DAR |
08/11/19 | すいすい省入力データ 2008年11月版 | ATS203.DAR |
08/09/30 | すいすい省入力データ 2008年9月版 | ATS190.DAR |
08/08/28 | すいすい省入力データ 2008年8月版 | ATS252.DAR |
08/08/06 | すいすい省入力データ 2008年8月特別版 | ATS902.DAR |
08/07/29 | ATOK候補デザイン「リバース」 | UISET.XML |
08/06/19 | はてなダイアリーキーワード辞書 for ATOK | HATENA_KWD.DAR/DIC/DRT |
08/06/19 | すいすい省入力データ 2008年6月版 | ATS203.DAR |
08/05/27 | すいすい省入力データ 2008年5月版 | ATS118.DAR |
08/05/27 | トレンド省入力データ 2008年5月版 | ATS900.DAR |
08/05/21 | ATOKダイレクト for goo | ATOK_PLUGIN_GOO.DLL |
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ATOK 2007 for Windows
年月日 | 名前 | ファイル名 |
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07/08/29 | ATOKダイレクト for はてな [ベータ] | ATOK_PLUGIN_HWS.DLL |
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07/05/29 | すいすい省入力データ 2007年5月版 | ATS118.DAR |
07/04/24 | 標準辞書アップデート(名称変更アシスト) |