DC3.3V/2A BUFFALO製ルーター用ACアダプタ
プラグを交換して他の機器で使えるようにします。
BUFFALO 無線LANルーター用ACアダプタ AT7081A
00年代前半頃のバッファロー製無線LANルーターで使われていたACアダプタです。
使用プラグ
先端が細いプラグに交換します。購入したのはMP-201LNでL字の下にケーブル保護の部品が付いています。無印のMP-201は形状がストレート、MP-201LはL字で下の保護部品が付いていません。電圧区分1は3Vぐらい機器で使われ、ゲームボーイポケットやソニーのBluetooth製品などの小型機器が採用していました。
名称 | 価格 | 販売店 |
---|---|---|
マル信無線電機 MP-201 極性統一DCプラグ 電圧区分1 | \70 | 千石電商 |
マル信無線電機 MP-201L 極性統一DCプラグ 電圧区分1 | \70 | 千石電商 |
マル信無線電機 MP-201LN 極性統一DCプラグ 電圧区分1 | \100 | 千石電商 |
プラグの分解
このプラグは画像のあたりをマイナスドライバーで押すと開きます。
開けばプラグ内の部品を取り出せます。
プラグ交換準備
元のプラグを切ります。
ケーブルの被膜を剥ぎ、シールド線をねじってまとめます。
芯線の被膜を剥ぎます。
ケーブル保護部品を付け忘れているのに気づきました。ハンダ付け後は取り付けできません。
端子に取り付けようとしたら芯線の長さが足りなかったので、もう一度被膜を剥いでいます。
プラグ取り付け
爪でケーブルを固定します。ケーブルを引っ張っても外れないようにします。なかなか固定しづらいので、何度かラジオペンチでつかみながら爪をケーブルに軽く食い込ませてください。食い込みが深いとショートします。
芯線をハンダ付けします。シールド線を半分程度に切ります。
シールド線をハンダ付けします。裏側にするつもりでしたが、うまくできなかったので爪の横側にハンダ付けしています。
ハンダ付けが済んだらプラグのケースに部品を収めます。完成したらテスターでショートをチェックし、問題なければコンセントに接続して電圧や極性の確認を行います。このプラグは細いので、抵抗やコンデンサの足の切れ端をプラグの穴に差し込むとテスターで測定できます。