ママチャリのブレーキレバー交換
ボロボロになったブレーキレバーの交換を行います。
新しいレバーと使用工具
ブレーキレバーの樹脂が劣化してボロボロになっています。逆側のレバーは金具のネジがさび付いて動かない状態で固定が緩み、ブレーキレバーがぐらぐら揺れてしまいます。
交換用ブレーキレバー
交換用のブレーキレバーを購入しました。これはホームセンターのコーナンで398円でした。
ブレーキレバーは付属の金具の爪を端に引っかけ、その反対側をネジ止めして固定します。
ブレーキワイヤの先端を固定する部分にグリスが塗られています。今後ワイヤを交換する時、この部分にグリスを新たに塗っておいた方がいいのかもしれません。
使用工具
ブレーキレバーの交換作業はNo2のドライバと10mmのレンチがあればできます。今回のネジのようにさび付いて固まっている場合、外すのにペンチやプライヤが必要になります。
右側(前輪用)ブレーキレバーの交換
前輪のブレーキを制御する、右側のブレーキレバーを交換します。
右レバーの取り外し
さび付いた金具をペンチとプライヤで無理矢理回します。
何とか金具を外してレバーが外せました。
右レバーからワイヤを外す
右ブレーキレバーに付いているワイヤをたどっていくと前輪のブレーキにたどり着きます。前ブレーキのナットを緩めると、ピンと張っているワイヤを緩める事ができます。
ナットを緩めた後にレバー側のワイヤを引っ張るとワイヤが少し出てきます。出てきたワイヤをレバー下側にある溝を通して外します。
画像の位置までワイヤを移動したら手前に引き出します。
レバーからワイヤが外れました。
新しい右レバーにワイヤを取り付け
逆の手順で新しい右ブレーキにワイヤを取り付けます。
ワイヤを取り付けたら、新しい右ブレーキをハンドルに固定します。レバーの向きは気持ち外側にすると握りやすいです。
前ブレーキの調整
レバーを取り付けたら、前ブレーキのワイヤを下に引いて、ナットを(ワイヤが動かない程度に軽く)締めて固定します。ナットを締めたら右レバーを握って動作確認します。
レバーが緩ければワイヤを下に引っ張り、レバーが固ければワイヤを上に引きます。調整が済んだら前ブレーキのナットをしっかり締めて、右ブレーキの交換は完了です。
左側(後輪用)ブレーキレバーの交換
続けて後輪のブレーキを制御する、左側のブレーキレバーを交換します。
左レバーの取り外し
左レバーの金具はドライバでネジが回せましたが、ナットが空回りしてしまったので、プライヤでナットを押さえて外しています。
左レバーからワイヤを外す
後ろブレーキは画像のワイヤが通っているナットを緩めます。緩める前に目印代わりのテープを付けておくと調整がしやすくなります。
ナットを緩めたら前の物と同じ要領で左レバーからワイヤが外せます。
新しい左レバーにワイヤを取り付け
新しいレバーにワイヤを取り付けます。
ワイヤを付けたらレバーを固定しておきます。
後ろブレーキの調整
目印を頼りにワイヤを引いてナットで固定します。目印通りにしたつもりが結構ズレていて、何度かナットを締め直しながら動作確認して調整しました。これで左レバーの交換は完了です。