キャンドゥの100円自転車ライト
強い雨でも浸水する事はあまりなく、点滅モードで使うと相当長く使う事ができます。前と比べて後ろのライトが付いている自転車はあまりありませんが、安価でお手軽に後方からの視認性が良くなるのでお勧めです。
フロント3LEDライト、リア5LEDライト
フロント用ライトのパッケージです。リア用も同じようなパッケージです。ドライバー一本で簡単に取り付ける事ができます。
この画像では明るそうに見えますが、暗い道で前を照らすライトとして使うには全然足りません。しかし街灯がなく暗い場所で、自分の存在を知らせるセーフティライトとしては有効です。光量が無くても暗いところでは目に付くので、無灯火よりは良いでしょう。
一緒にアルカリ電池も購入しておけば、300円で前後ライトとバッテリーがそろいます。この値段なら盗難に遭ってもあまり痛くありません。
ライトの外観
前後同じくらいの大きさです。後ろのボタンを押すと常時点灯、点滅などのモード切替ができます。3回押した時のゆっくり点滅だと100時間以上は使えそうです。7つのモードがあるのでON/OFFに手間がかかります。
厚さも同じくらいです。背面の爪の方向が違うので、実際に取り付けると向きが縦横異なります。
開封
側面の溝にコインを差し込んでひねるとふたが開きます。フロントは両サイドからできますが、リアは片方にしか溝がありません。ふたを開けば電池を入れられます。フロントは外側に赤色のゴムパッキングで水対策がされています。土砂降りの中を数時間走っても浸水はありませんでした。リアの方はゴムパッキンはありませんが、2年以上浸水もなく使えています。
重さ
電池込みでフロント46g、リア48gです。
取り付け金具
取り付け金具は前後共通です。重さは12gで、ライトと合わせて約60gになります。
ネジを外せばこんな感じに分離できます。固定部分は中のゴムを外して太めの物にも対応できます。
取り付け
金具を先に取り付け、ライトを差し込みます。今回は固定部分の中のゴムを外しています。
ライト取り付け時に爪がちゃんとかみ合ってるか確認してください。はまって無くても差し込んだ後、左右に揺すればしっかりはまります。
2年使った方の金具のナットがさび付いています。今まで相当な距離を走り、砂利道を走ったり段差を通ったりしていますが、さび付いた程度で壊れずに問題なく使えています。
電池の電圧
フロントライト
フロントライトに新品1.5Vの電池を入れて照らしてみました。続けてリアで使用中の1.18Vのへたった電池を入れてみたところ照らす事ができません。
ふたを取ってみると1.18Vでもわずかに光っているのが確認できました。
リアライト
リアだと暗くなっていますが1.18Vでもそれなりに光っています。確か1.1Vぐらいで明らかに暗くなっていました。
接触不良
使い始めて何ヶ月かすると、スイッチを押す度に1~3のモードが一気に変化したり、ボタンが反応しなくなったりする事があります。7つのモードもあるのでなかなかOFFにできなくなります。
ネジを締める時にやり過ぎるとネジ穴がつぶれて基板をしっかり固定できなくなり、接触不良の原因になる事もあるので注意してください。
基板を外してゴムボタンの接点を綿棒でこすると綿棒の先が黒くなります。結構汚れてしまうようです。
接点をレシートでこすります。電池接点は今回の目的と関係ありませんがついでにやっておきます。
こすった後のレシートです。こんな感じになるレシートを使ってください。後は組み立てればボタンの反応が正常になっているはずです。
リアでも同じようにできます。
ネジ交換
時間がたつとネジとナットがサビてきます。
そこで購入したサビに強そうなステンレスネジとナットです。ネジは頭の形状が異なるトラス・皿・鍋の3種類が売られていました。その中から鍋ネジを選びます。
名称 | 価格 | 購入店 |
---|---|---|
ステンレス鍋ネジ M4 20mm | \8 | コーナン |
ステンレスナット M4 | \6 | コーナン |
交換が済みました。わざわざ変えるような物でもありませんが、こんな値段なのでホームセンターに行ったついでに買っておくとよいかもしれません。