バーチャルサラウンドヘッドホン一覧

ヘッドホン用のバーチャルサラウンド機能を持つ製品のリストです。光/同軸/HDMI接続でドルビーデジタルなどのマルチチャンネル音源からヘッドホン出力に変換できるものが対象です。大型のAVアンプやPC専用品は除いています。

主な製品

赤文字は有線接続が可能な機種です。マウスカーソルを当てると型番が表示されます。販売当時の価格でおおまかに分けています。

98-0102-04200506-0809-1011-1213-20
¥70k↑DS8000DCL3000DWL5000XP-EXT1
¥50k
|
¥40k
DS5000
DS5100
DIR1000DIR2000
W1500
WH7000
DRS3000DWL5500DWL3300
DS7500
HW700
¥30kDIR800
DS4000
DS6000
MHP-AV1
WF6000
DS7000
DS7100L600
¥20kDS3000
WH5000
800CII
WF5500
GA500RP-WF7RP-WF70
MixAmp
¥10kDS1000SU-DH1TBS-DSSSB-R3D
現行品@2021年2月
付属ヘッドホンデコーダー
発売会社型番口径
質量
バッテリ
動作時間
デジタル
入力
最大入力
最大出力
DSPDDDTSAAC
2013SONYMDR-
HW700DS
50mm
320g
リチウム
12時間
HDMI3
光角型1
7.1ch
7.1.2ch
VPT
2017Pana
sonic
RP-WF7040mm
235g
単4x2
16時間
光角型25.1ch
7.1ch
DH
2018SONYWH-L60040mm
320g
リチウム
17時間
HDMI1
光角型1
5.1ch
7.1ch
VPT
2019Logi
cool
MixAmp
Pro TR
なし
有線接続
USB1
光角型1
5.1ch
7.1ch
DH
2020VictorXP-EXT140mm
330g
リチウム
12時間
HDMI3
光角型1
7.1.4ch
7.1.4ch
EF

最大入力が5.1chの機種は上位フォーマット非対応です。最大入力より最大出力が多いものはDolbyPrologicなどの機能による拡張です。WH-L600のHDMI入力はARC接続用でロスレスは使えません。

有線サラウンドヘッドホン

好きなヘッドホンでバーチャルサラウンドが使用できる機種です。発売の灰表示は終了品です。

入出力端子対応規格
発売製品型番デジ入力アナ入力HP出力DSPDDDTSAAC
1998MDR-DS5000角1RCA1標準1VPT××
1999MDR-DS5100角1RCA1標準1VPT×
2001TSS-1角1同軸1ミニ2ミニ1ST×
2001MDR-DS8000角2RCA1標準1VPT
2002SE-DIR1000C角1RCA1標準1DH×
TSS-10角2RCA1ミニ1ST×
2003SE-DIR800C角1同軸1RCA1ミニ1DH×
2004ATH-DCL3000角2RCA1標準1DH
TSS-15角2同軸1RCA1ミニ1SC
HTP-S2角2RCA1ミニ1DH
DHT-M330角3RCA3ミニ1DH
発売製品型番デジ入力アナ入力HP出力DSPDDDTSAAC
2005SE-DIR2000C角2同軸1RCA1標準1DH
MDR-DS1000角1ミニ1ミニ2VPT×
DHT-M370角3RCA3ミニ1DH
RP-WH7000角2RCA1ミニ1PS
2006SE-DIR800CII角1同軸1RCA1ミニ1DH
SU-DH1丸1ミニ1ミニ1DH
HTP-S3角2RCA1ミニ1DH
PS-W1角2RCA1ミニ1DH
2007DHT-M380角3RCA3ミニ1DH
2008TSS-20角2同軸12系統ミニ1SC
2010TBS-DSS角1ミニ1ミニ1DH××
DR-GA500×ミニ4ミニ1VPT×××
2011SB-R3D-USBUSB1丸1ミニ1ミニ1THX××
2012ATH-DWL3300角2RCA1ミニ1DH
2019MixAmp Pro TRUSB1角1ミニ1ミニ1DH××
発売製品型番デジ入力アナ入力HP出力DSPDDDTSAAC

ATH-DCL3000は本体に操作ボタンがないので付属のリモコンが必須です。ATH-DWL3300はデコーダーにヘッドホン端子はなく、ワイヤレス受信機に端子が付いています。

HTP-S2とHTP-S3はDHを使う時にいくつか制限があるようです。SU-DH1はACアダプタも使える国内版と電池専用の海外版があります。

DR-GA500はリアルサラウンドヘッドホン用のデコーダーがあればAV機器でも利用できます。

サラウンド音声のフォーマットと表の補足

基本的なサラウンド音声の圧縮フォーマット

圧縮フォーマット最大チャンネル数主な用途
Dolby Digital5.1chDVD、BD、ゲーム機
DTS5.1chDVD、BD、ゲーム機
MPEG2-AAC5.1ch地上/BSデジタルテレビ放送

基本はこの3つです。デコード(再生)するには、使用する機器がそれぞれのフォーマットに対応している必要があります。対応していない機器用に、設定から音声出力を2chのPCMに変更することができます。

これらフォーマットは5.1chのマルチチャンネルに対応しますが、必ずしも5.1chになっているわけではなく、モノラル (1ch) やステレオ (2ch) で利用されることもあります。例えば地デジの音声はAACが使われていますが、たまにスポーツ中継でサラウンド放送がある程度で、大半の番組はステレオです。

デジタル出力端子の有無

アナログテレビ放送の終了あたりから、光デジタル出力端子を持たない再生機器が増えています。サラウンドヘッドホンはHDMI入力を持たない機器が多いので、再生機器のデジタル端子の確認が必要です。

Dolby DigitalとDTSの上位フォーマット

Dolby DigitalとDTSには上の基本フォーマットを拡張したものがあります。下位互換があり、一部の再生機は上位フォーマットを基本フォーマットで出力することが可能で、それらと接続するなら非対応の上位フォーマットも5.1chで再生できるようです。

DVD時代のDTSは後発のため、音の仕様がDolbyより優れていますがオプション的な扱いで、収録されるかどうかはソフトによりけりでした。新しいフォーマットは転送する音声データが大きいため、従来の光や同軸端子では使えず、HDMI接続が必須です。

DolbyDTS最大使用端子圧縮
Dolby DigitalDTS5.1ch光・同軸・HDMI非可逆
Dolby Digital EXDTS-ES6.1ch光・同軸・HDMI非可逆
DTS 96/245.1ch光・同軸・HDMI非可逆
Dolby Digital PlusDTS-HD High Resolution Audio7.1chHDMI非可逆
Dolby TrueHDDTS-HD Master Audio7.1chHDMI可逆

DTS 96/24は文字通りの96kHz/24bit対応で、無印DTSの48kHz/24bitを高音質仕様にしたフォーマットになります。

マトリックスデコード再生技術

2つの用途がありますが、主に使われるのはチャンネル拡張です。

チャンネル数の拡張機能

CDを始めとした普通のステレオ音声を5.1chなどのマルチチャンネルに拡張します。世代によって拡張できるチャンネル数が変わります。元の音源はステレオだけでなく、例えばIIxなら5.1ch音声を7.1chに拡張する事もできます。

Dolby最大拡張チャンネル数DTS最大拡張チャンネル数
Dolby ProLogic4chDTS Neo : 66.1ch
7.1ch
Dolby ProLogic II5.1ch
Dolby ProLogic IIx7.1ch
Dolby ProLogic IIz9.1chDTS Neo : X11.1ch

マトリックスエンコードされた音声のデコード

ステレオ音声にサラウンド音声を混ぜ込み(マトリックスエンコード)、非対応機器で再生するとステレオですが、対応機器で再生するとサラウンドになるという機能です。プロロジック対応ソフト(PSPのモンハンなど)の設定画面で音声出力をプロロジックにすれば使えるようです。

リニアPCM

圧縮されていない音声信号です。2chのPCMは1980年代に登場したCDから使われており、デジタル音声を扱う機器ならほぼ全てが対応しています。5.1chや7.1chのPCMはHDMIによる接続と対応が必要なので、古い機器では扱えません。

フォーマット最大使用端子主な用途
リニアPCM2ch光・同軸・HDMICD
リニアPCM 5.1ch5.1chHDMIブルーレイ、ゲーム機
リニアPCM 7.1ch7.1chHDMIブルーレイ、ゲーム機

表の略称と補足

製品型番型番ソニーのMDR-などシリーズ共通の部分を一部省略
発売年/月発売赤表示は生産終了品
付属ヘッドホン
形式形式ハウジングの形状、全開はフルオープンエア型
ドライバ口径口径音を鳴らす振動板の直径
再生周波数帯域帯域再生可能な周波数の範囲
質量質量電池がある分重めの機種が多い
電池電池リチウムの電池交換はメーカー依頼
持続時間持続一部項目でカーソルを当てると補足を表示
トランスミッター/デコーダー
伝達方法伝達送信機とヘッドホンの通信方法
伝送方式伝送通信時にやりとりする音声信号の種類
伝送帯域帯域送信が可能な周波数の範囲
伝達距離距離通信が可能な最大の距離、間にある障害物等で減少する
電源電源ACアダプタの電圧、電源内蔵の機種は定格電力
質量質量送信機の重さ
HDMI入力端子HDMI上位の音声フォーマットを使う時に必須
デジタル入力端子D入力角:角形光端子、丸:丸形光端子、同軸:RCA端子
アナログ入力端子A入力ミニ:3.5mmミニジャック、RCA:白と赤のRCA端子
パススルー端子スルー電源ONの時、入力したデジタル信号を再出力する
ヘッドホン接続HP接続これがあれば有線接続可能、標準:6.3mm標準ジャック
対応フォーマット
Dolby DigitalDD
Dolby Digital EXDDEX
Dolby Digital PlusDDPlus
Dolby TrueHDDTHD
DTSDTS
DTS-ESDTSES
DTS 96/24DTS96
DTS-HD High Resolution AudioDTSHR
DTS-HD Master AudioDTSMA
DTS ExpressDTSEx
MPEG2-AACAAC
リニアPCM 5.1chPCM51
リニアPCM 7.1chPCM71
Dolby ProLogicDPL
DTS Neo : 6 / XDTSNe
音声変換
Virtualphones TechnologyVPTソニー製品で採用、1994年から改良が続いている
Silent CinemaST/SCヤマハ製アンプで採用、初期の名称はSilent Theater
Dolby HeadphoneDH各社が採用、IIx搭載機種は7.1chまで変換できる
Personal SurroundPSパナソニックが開発し自社の製品で採用していた
THX TruStudio Pro SurroundTHXSoundblaster X-Fiの3D-Headphoneの後継技術

対応フォーマットの△は下位互換での対応です。部品型番は例えばMDR-DS5000の場合、製品型番のMDR-DS5000ではなくデコーダーの型番であるDP-IF5000という名前で販売されていることがあります。探すときはそちらの名前もチェックした方が見つかりやすくなります。

トランスミッターの伝達方法と互換性

送信機のトランスミッターから受信機のヘッドホンへ送る方法です。赤外線と無線の2種類があります。

伝達方法受信可能な場所互換性
赤外線光が届く前方のみ有効アナログ同士など同仕様なら互換性高め
無線360度一定の距離で有効同じ2.4GHzでも流用はほとんどできない

アナログ赤外線はメーカーやバーチャル対応関係なく大体の機種、デジタル赤外線ならMDR-DS8000を除く機種で送受信機の流用ができる可能性が高いです。無線はDS7000とDS7100など一部機種しか互換性がありません。

送受信の仕様とヘッドホンの持続時間

例として発売時期が比較的近いソニーの異なるワイヤレス方式3機種の仕様比較です。

型番伝達方法伝送方式持続時間電池容量
MDR-DS3000赤外線アナログ20時間1100mAh
MDR-DS4000赤外線デジタル7時間1100mAh
MDR-DS6000無線デジタル7時間2000mAh

無線より赤外線、デジタルよりアナログの方が電池の持ちはよいです。

SONY製サラウンドヘッドホン

他社に先駆けてバーチャルサラウンドヘッドホンを発売し、これまでに多くの機種を送り出しています。サラウンド音声の変換はSONY独自のVPT(Virtualphones Technology)を使います。

2010年以降の製品

HMZシリーズはヘッドマウントディスプレイですが音声処理にVPTが使われています。

型番GA500HMZ-T1HMZ-T2HMZ-T3DS7500HW700L600
発売10/1011/1112/1013/1111/1013/1018/04
付属ヘッドホン
形式開放密閉密閉密閉密閉密閉密閉
口径40mm50mm13.5mm13.5mm50mm50mm40mm
帯域14-22k12-20k5-24k5-24k5-25k5-25k
質量238g420g330g320g325g320g320g
電池リチウムリチウムリチウム
持続18時間12時間17時間
トランスミッター/デコーダー
伝達有線内蔵有線有線無線無線無線
伝送デジタルデジタルデジタル
帯域12-24k20-20k
距離30m30m30m
電源DC5.2V15W15WDC8.4VDC12VDC12VDC12V
質量310g600g600g220g480g410g
HDMI×11333ARC1
D入力USB1×××角1角1角1
A入力ミニ4×××RCA1RCA1ミニ1
スルー×HDMI1HDMI1HDMI1角1
HDMI1
角1
HDMI1
×
HP接続ミニ1×ミニ1ミニ1
標準1
×××
対応フォーマット
DD××
DDEX××××××
DDPlus××××
DTHD××××
DTS××
DTSES××××
DTS96××××
DTSHR××××
DTSMA××××
DTSEx××××××
AAC××
PCM51××
PCM71××××
DPLIIx×××IIx/IIzIIzIIx
DTSNe××××Neo:6Neo:X×
音声変換
VPT7.1ch5.1ch5.1ch7.1ch7.1ch9.1ch7.1ch
型番GA500HMZ-T1HMZ-T2HMZ-T3DS7500HW700L600

DR-GA500はパソコンの7.1chアナログマルチ出力と組み合わせるPC用で、一応USBによるデジタル接続はできますが、その場合は2chまでの対応です。

1998~2009年の製品

型番DS5000DS5100DS8000DS3000DS4000DS1000DS6000DS7000DS7100
発売98/1199/1101/1103/0904/1105/1005/1007/1109/10
付属ヘッドホン
形式全開全開全開開放密閉密閉密閉密閉密閉
口径40mm40mm50mm30mm40mm40mm40mm40mm50mm
帯域12-24k12-24k12-24k20-20k10-22k12-22k10-22k6-25k5-25k
質量280g280g350g275g300g175g360g285g325g
電池単3x2単3x2単3x2単4x2単4x2単3x2リチウムリチウム
持続30時間30時間7時間20時間7時間7時間10時間13時間
トランスミッター/デコーダー
伝達赤外線赤外線赤外線赤外線赤外線有線無線無線無線
伝送アナログアナログデジタルアナログデジタルデジタルデジタルデジタル
帯域20-20k20-20k12-24k20-20k12-24k12-22k12-22k12-24k12-24k
距離正面10m正面10m正面10m正面7m正面7m30m30m30m
電源DC9VDC9VDC9VDC9VDC9VDC9VDC9VDC9VDC6V
質量1000g1000g1000g370g400g200g335g285g280g
HDMI×××××××××
D入力角1角1角2角1角1角1角1角2角2
A入力RCA1RCA1RCA1RCA1RCA1ミニ1RCA1RCA1RCA1
スルー××××角1×角1角2角2
HP接続標準1標準1標準1××ミニ2×××
対応フォーマット
DD
DDEX××××××××
DTS×
DTSES××××××
AAC××××
DPLIIIIIIIIIIIIIIIIxIIx
音声変換
VPT5.1ch5.1ch6.1ch5.1ch5.1ch5.1ch5.1ch7.1ch7.1ch
型番DS5000DS5100DS8000DS3000DS4000DS1000DS6000DS7000DS7100

部品型番

型番プロセッサヘッドホン電池電池容量
MDR-DS5000DP-IF5000MDR-IF5000NC-AA700mAh
MDR-DS5100DP-IF5100MDR-IF5000NC-AA700mAh
MDR-DS8000DP-IF8000MDR-IF8000NH-AA1600mAh
MDR-DS3000DP-IF3000MDR-IF3000BP-HP550550mAh
MDR-DS4000DP-IF4000MDR-IF4000BP-HP550550mAh
MDR-DS1000DP-1000MDR-XD050
MDR-DS6000DP-RF6000MDR-RF6000BP-HP20002000mAh
MDR-DS7000DP-RF7000MDR-RF7000
MDR-DS7100DP-RF7100MDR-RF7100
MDR-DS7500DP-RF7500MDR-RF7500
MDR-HW700DSDP-HW700MDR-HW700
DR-GA500DP-GA500DR-GA210

Pioneer・audio-technica製サラウンドヘッドホン

PioneerのSE-DIR1000Cはヘッドホンシステムとしては世界で初めてドルビーヘッドホンを搭載し、以降の機種でもドルビーヘッドホンが使われています。型番の数字が4桁の上位機種、3桁の下位機種の2つのモデルがラインナップされていました。

audio-technicaも全機種ドルビーヘッドホンを搭載しています。付属ヘッドホンは同社の開放型ヘッドホンADシリーズの上位モデルをカスタマイズしたような仕様です。

Pioneeraudio-technica
型番DIR
1000C
DIR
800C
DIR
2000C
DIR
800CII
DRS
3000C
DCL
3000
DWL
5000
DWL
5500
DWL
3300
発売02/0703/1005/0706/0208/0504/0307/1110/1112/07
付属ヘッドホン
形式開放密閉開放密閉開放開放開放開放
口径50mm40mm50mm40mm50mm53mm53mm53mm14.5mm
帯域10-24k12-22k10-24k12-22k10-24k5-35k5-35k5-35k5-25k
質量360g250g350g250g350g360g375g370g5.7+50g
電池単3x2単3x2単3x2単3x2リチウム単3x2単3x2単3x2リチウム
持続20時間16時間20時間20時間7時間10時間6時間10時間6時間
トランスミッター
伝達赤外線赤外線赤外線赤外線無線赤外線無線無線無線
伝送デジタルデジタルデジタルデジタルデジタルデジタルデジタルデジタルデジタル
帯域12-22k12-22k
距離正面10m正面8m正面10m正面8m30m正面10m30m30m30m
電源DC12VDC9VDC12VDC9VDC9VDC12VDC9VDC5VDC5V
質量1100g520g1000g520g720g900g465g325g325g
HDMI×××××××××
D入力角1角1
同軸1
角2
同軸1
角1
同軸1
角2
同軸1
角2角2
同軸1
角2角2
A入力RCA1RCA1RCA1RCA1RCA1RCA1RCA1
RCA1RCA1
スルー××角1×角1角1角1角2角2
HP接続標準1ミニ1標準1ミニ1×標準1××ミニ1
対応フォーマット
DD
DDEX×××××××
DTS
AAC××
DPLIIIIIIIIIIIIIIIIxIIx
音声変換
DH5.1ch5.1ch5.1ch5.1ch5.1ch5.1ch5.1ch7.1ch7.1ch
型番DIR
1000C
DIR
800C
DIR
2000C
DIR
800CII
DRS
3000C
DCL
3000
DWL
5000
DWL
5500
DWL
3300

ATH-DWL5000は表の端子以外に2chスピーカー用のライン出力端子と、アナログマルチch用の入力端子が実装されています。ATH-DWL3300はカナル型イヤホンが付属します。レシーバーとイヤホンの着脱が可能で、レシーバーに他の有線ヘッドホンやイヤホンを接続することができます。

部品型番

型番トランスミッターヘッドホン交換イヤパッド
SE-DIR1000CTRE-D1000SE-DIR1000
SE-DIR800CTRE-D800SE-DHP800
SE-DIR2000CTRE-D2000SE-DHP2000
SE-DIR800CIITRE-D800IISE-DHP800II
SE-DRS3000CTRE-D3000SE-DHP3000
ATH-DCL3000ATH-DCL3000TATH-DCL3000RHP-AD7
ATH-DWL5000ATH-DWL5000TATH-DWL5000RHP-AD7
ATH-DWL5500ATH-DWL5500TATH-DWL5500RHP-DWL5500
ATH-DWL3300ATH-DWL3300TATH-DWL3300REER-CKM55

Panasonic製サラウンドヘッドホン

RP-WF6000まではパナソニック独自のパーソナルサラウンド、RP-WF5500以降はドルビーヘッドホンを搭載しています。

2009年のRP-WF5500、2010年にはRP-WF6000と相次いで生産終了してしばらく販売は途切れていましたが、2012年のRP-WF7以降は販売が継続しています。

型番WH5000WH7000WF6000WF5500WF7WF70
発売04/1205/1106/1108/0612/0317/04
付属ヘッドホン
形式密閉開放開放開放密閉密閉
口径40mm50mm50mm40mm40mm40mm
帯域18-22k10-24k10-24k20-22k10-24k10-22k
質量312g320g380g255g227g235g
電池単3x2単3x1単3x2単3x1単4x2単4x2
持続20時間10時間8時間6時間15時間16時間
トランスミッター
伝達赤外線赤外線無線無線無線無線
伝送デジタルデジタルデジタルデジタルデジタルデジタル
帯域18-22k10-24k10-24k20-22k10-24k10-24k
距離正面8m正面10m30m30m30m30m
電源DC6VDC6VDC9VDC6VDC5VDC5V
質量334g375g355g255g223g226g
HDMI××××××
D入力角1角2角2角2角2角2
A入力RCA1RCA1RCA1ミニ1RCA1RCA1
スルー×角1角1角1角1角1
HP接続×ミニ1××××
対応フォーマット
DD
DDEX××××
DTS
DTSES×××××
AAC
DPLIIIIIIIIIIxIIx
音声変換
DH
PS
型番WH5000WH7000WF6000WF5500WF7WF70

部品型番

型番トランスミッターヘッドホン電池電池容量
RP-WH5000RP-WH5000TRP-WH5000HHHR-3AH/2B1550mAh
RP-WH7000RP-WH7000TRP-WH7000HHHR-3AH/2B1550mAh
RP-WF6000RP-WF6000TRP-WF6000HRP-BP60002000mAh
RP-WF5500RP-WF5500TRP-WF5500HHHR-3AM/2B2000mAh
RP-WF7RP-WF7HHHR-4AG700mAh
RP-WF70RP-WF70H

その他メーカー製サラウンドヘッドホン

VictorOnkyoTurtle
Beach
CreativeLogicool
型番HP-W1000HP-W1500SU-DH1MHP-AV1TBS-DSSSB-R3D-USBMixAmp
発売未発売05/1106/0305/1210/0611/1019/06
付属ヘッドホン
形式開放開放密閉
口径40mm40mm40mm
帯域12-22k10-22k20-20k
質量320g345g370g
電池単3x2単3x2単3x2単3x2
持続16時間10時間9時間
トランスミッター/デコーダー
伝達赤外線赤外線有線無線有線有線有線
伝送デジタルデジタルデジタル
帯域12-22k10-22k
距離正面8m正面12m30m
電源DC9VDC9VDC3VDC5VUSB 5VUSB 5VUSB 5V
質量370g99g460g154g
HDMI×××××××
D入力角2角2丸1角1
同軸1
角1USB1
丸1
USB1
角1
A入力RCA1ミニ1
RCA1
ミニ1RCA1
ミニ2
ミニ1ミニ1ミニ1
スルー×××角1×××
HP接続××ミニ1×ミニ1ミニ1ミニ1
対応フォーマット
DD
DTS×××
AAC×××
DPLIIIIIIIIIIx×IIx
音声変換
DH5.1ch5.1ch5.1ch5.1ch7.1ch7.1ch
THX5.1ch
型番HP-W1000HP-W1500SU-DH1MHP-AV1TBS-DSSSB-R3D-USBMixAmp

SB-R3D-USBのTHX TruStudio Pro Surroundは多様な機能を持ちますが、その中の一つにバーチャルサラウンドヘッドホンがあります。これはCreativeが買収したA3DとSensauraの技術が生かされ、PCゲーマーに好評だったCMSS-3DHeadphoneの後継に当たります。SB-R3D-USBで細かな設定をするにはPCと接続する必要があります。

サラウンドヘッドホン対応ホームシアターセット

昔販売されていたホームシアターセットに含まれるアンプ部の一覧です。サラウンドヘッドホンのデコーダーとしては大きいですが、AVアンプと比べるとコンパクトです。ヘッドホン接続時の音声変換はヤマハはサイレントシネマ(TSS-10以前はサイレントシアター)、他の2社はドルビーヘッドホンです。

デノンのホームシアターセットの型番はアンプ単体がAVC、セットにはDHTが付きます。M330の場合、アンプの型番はAVC-M330、そのアンプを含むホームシアターセットの型番はDHT-M330となります。トールボーイスピーカーにAVC-M330を組み合わせたDHT-M730というモデルもありました。

会社YAMAHAPioneerDENON
型番TSS-1TSS-10TSS-15TSS-20HTP-S2HTP-S3PS-W1M330M370M380
発売01/0102/1004/1008/0504/1006/0406/0604/1005/1007/08
アンプ
電源DC15VDC15VDC15V135W135W20W70W70W70W
質量1.5kg1.6kg1.3kg1.6kg4.5kg4.5kg4.4kg3.9kg3.9kg3.9kg
HDMI××××××××××
D入力角1
同軸1
角2角2
同軸1
角2
同軸1
角2角2角2角3角3角3
A入力ミニ2RCA1RCA1ミニ1
RCA1
RCA1RCA1RCA1RCA3RCA3RCA3
スルー××××××××××
HP接続ミニ1ミニ1ミニ1ミニ1ミニ1ミニ1ミニ1ミニ1ミニ1ミニ1
対応フォーマット
DD
DTS
DTS96××××××××
AAC××
DPLIIIIIIIIIIIIIIIIIIII
CDSP××××××××
SDB××××××××
音声変換
ST/SC5.1ch5.1ch5.1ch5.1ch
DH5.1ch5.1ch5.1ch5.1ch5.1ch5.1ch
型番TSS-1TSS-10TSS-15TSS-20HTP-S2HTP-S3PS-W1M330M370M380

CDSPはCinema DSPでヤマハ独自のサラウンド処理ができます。SDBはSuper Dynamic Bassという低音を増強する機能です。

TSS-1の2つのアナログ入力はフロントとリア用で、当時のパソコンでよく見かけたアナログ4ch出力に対応しています。AVC-M330はDolbyDigitalEX/DTS-ES/DolbyPrologicIIx/DTSNeo:6に対応していますがスピーカー増設時に使用する機能です。

マニュアルによると、PioneerのHTP-S2とHTP-S3は付属のリモコンがないとサラウンドのモードの変更ができず、マルチチャンネルのソース入力時のみドルビーヘッドホンが有効になるようです。また、ドルビーヘッドホンの3モード(DH1、DH2、DH3)の切り替えの記述が見当たらないので、どれかのモードで固定かもしれません。PS-W1もドルビーヘッドホンのモードの切り替えはないようです。

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