リアルサラウンドヘッドホンの組み立て
フルオープンエアーのヘッドホンと耳掛けヘッドホンを使ってリアルサラウンドヘッドホンを作成します。
リアルサラウンドヘッドホン
HP-AK100に耳掛けを3セット貼り付けたリアルサラウンドヘッドホンです。多くのヘッドホンを利用しているので配線がひどい事になっています。ヘッドホンスタンドも用意しておくといいかもしれません。
フルオープンエアーのヘッドホンをベースにしているので、外に貼り付けたヘッドホンの音がそのまま耳に届きます。外側にはまだスペースがあるので、別のヘッドホンと7.1ch出力対応の機械を用意すればを用意すれば7.1chにもなりそうです。
このヘッドホンの製造元は既になく入手が難しいので、代わりに耳乗せ型のヘッドホンに針金を巻いて耳掛けヘッドホンを付けてみてもいいかもしれません。
組み立て
AIWA HP-AK100、u字耳掛けヘッドホン3つ、固定するための中に針金が通ったひもを用意します。ひもは百均の園芸コーナーで黒や緑の物が売られています。
作業手順
ハウジングを固定している枠にひもを通します。内側から通すとやりやすいです。ひもから出た針金が周囲を傷つけないように気をつけてください。ひもを通したら耳掛けのフックをひもで固定します。
もう一本ひもを通して2点止めにします。残りも同じ手順で付けていきます。
今回は右側のヘッドホンのケーブルが長いu字型の物だけ使っているので、アームにケーブルを固定して左からまとめてケーブルを出しています。
接続
こんな感じで配線が出てきました。今回はこれを5.1ch出力を持つPC用のUSB音源に接続します。
USB音源の端子です。フロント出力はRCA端子になっているのでミニプラグに変換するケーブルを使います。
フロントとリアの端子に接続しました。しかしセンターとサブウーファーは1つの端子だけに割り当てられていて、そのままでは接続する事ができません。
そこでステレオ左右分配アダプタを使います。これでセンターとウーファーの信号を左右に分ける事ができます。
出力元でセンターとサブウーファーの音量調整が連動してしまう場合はボリュームコントローラを挟んでみると良いです。
割り当て
ケーブルの差す位置を変えるだけで簡単にスピーカーの割り当てが変更できるので、いくつかの割り当てを試してみたところ画像のようになりました。センターは割とどこでもよく、フロントは手前下が一番しっくりきて、ウーファーは有効なソースが無かったので不明、リアはスペースを使って位置調整ができるのでもっと良い位置があるかもしれません。