UACC-ASU-10
無指向性の変わった形状をしたスピーカーを分解してパッシブ化します。
分解とパッシブ化
USB-DAC内蔵アクティブスピーカーです。左スピーカーからは右との接続用のRCAケーブル、右スピーカーからはUSBケーブルが出ています。RCAライン入力とヘッドホン・ウーファー出力を持ちます。
無指向性スピーカーでドライバーユニットは下向きに取り付けられ、その前に円錐型のディフューザーが付いています。
分解
底面のゴム足の下にネジがあります。ネジ3本を外し、続けて4本のネジを外します。
筐体を開きましたが基板は取り出せません。4つのRCA端子中央のシール下に隠しネジがあるので、プラスドライバーで突き刺して回します。
ネジを外しても基板は溝に収まっているのでなかなか外れません。揺するなりして外したら、元に戻す気はないのでUSBケーブルと、前面の操作ボタン用の基板を結ぶフラットケーブルをカットしました。
パワーアンプにLA4597、USB-DACはUDA1321PSが使われています。
ハンダ作業
基板につながっている短いスピーカーケーブルをハンダごてを使って外します。赤がプラスで白がマイナスです。
黒端子の根元にスピーカーケーブルをハンダ付けします。
前面基板を元の溝に収め、メイン基板を筐体にネジ止めします。あとは筐体を閉じて元通りに組み立てます。
アンプと接続
AB級アンプ内蔵のXonar U3と接続してみました。無指向性らしい音の広がりがあります。
ドライバーユニット
そのまま分解を進めていくとドライバーユニットが出てきます。ユニットは完全に密閉された容器に収まっています。
3.2Ω5Wと書かれています。