アイワ製スピーカーのケーブル交換
80年代のアイワ製ラジカセに付属していたらしいスピーカーのケーブル交換をします。
ケーブル交換
かなり古いアイワ製ラジカセに付属していたスピーカーです。これの切れたケーブルの交換をします。
背面のネジを4本外すとハウジングが開けられます。中には吸音材が入っています。
ウーファーは3.2Ω、ツイーターは500Ωでシンガポール産と記述があります。
端子付近に使われていない都合の良い空き端子があります。これを利用するので外からのケーブルは根元からカットします。ツイーターへのケーブルは切らないようにします。
ハウジング内側のネジ2本を外すと、背面のケーブルホルダーを外す事ができます。ケーブルに結び目を作りストッパー代わりにされていますが、既に外の端子は切れているので内側から引っ張って外せます。
部屋に転がっていた詳細不明のスピーカーケーブルを使ってみます。家電店に行けば安い物なら1m100円前後で買えるので、その辺の物を使ってみるのもいいと思います。このケーブルを空いている端子にハンダ付けしました。
ケーブルの適当な位置を結んでハウジングに通しました。スピーカー側を床に置いて届く程度の位置です。
ハウジングを閉じればひとまずケーブル交換は終了です。これに3.5mmのモノラルミニジャックを付けてほしいと頼まれているので作業を続けます。
秋葉原のトモカ電気で購入した3.5mmモノラルメタル金メッキ、1つ110円です。何となく高級感があるように見えなくもない見栄えの良さです。
ハンダ付け前に付属品を忘れずに通しておきます。順番と向きも確認しておきます。
まずプラスをハンダ付けし、爪でケーブルをつかみ、最後にマイナスのハンダ付けをしました。
絶縁用のチューブをかぶせて、外枠を付けて作業終了です。ステモノ変換で作ったアダプタでステレオ音声を聞く事ができました。