Panasonic DIGA DMR-BRW500のファンとリモコン掃除

ファン掃除

電源を入れてからしばらく普通に動作して、約1分で勝手に電源オフになってしまう症状の対策です。この症状は本体に内蔵された冷却ファンが回らなくなったときに起きます。回らなくなったファンは掃除をしてシリコンスプレーを吹いたら回復する可能性が高いです。

簡単な作業ですがフタを開ける必要があるので、保証期間内なら購入した店に相談をした方がよいです。今回はDMR-BRW500での作業ですが、他のDIGAも大体似たような作りなので同じようにできると思います。

外側ネジ位置

ネジは両側面に1本ずつ、背面両端1本ずつと背面中央上部の計5本外します。

ファンのコネクタ ファンのネジ

カバーを外したら冷却ファンの電源コネクタを外します。画像の方向から両端を少しずつマイナスドライバーで持ち上げます。冷却ファンは2本のネジで留められているので外します。

ファンに注油

冷却ファンの回転部分の隙間からシリコンスプレーを何度か吹きつけ、ファンの羽を手で回してなじませ、飛び散った潤滑油をティッシュで拭きます。シリコンスプレーはホームセンターで約300円で購入できます。

ファンの間違った向き

電源ケーブルの向きを確認してファンを取り付けます。向きを間違えるとフタが閉まらなくなります。フタを閉めずに電源ケーブルをつなげて電源を入れて起動してみると、ファンが回りすぐに落ちる症状が改善しました。

リモコン掃除

操作が効かなくなったリモコンの分解掃除を行います。大まかな流れはDMR-BRT210のリモコンと同じです。

付属リモコン 背面のネジ2本

電池とネジを2本外します。

ヘラで爪を外す

外周にいくつもある爪で前後が固定されているので、側面に樹脂製のヘラを差し込んで1周させると、傷が付かずに簡単に外せます。マイナスドライバーなどの金属製の道具を使うと傷が付きます。

本体内部1

爪を外すと基板が見えるので、端をヘラで持ち上げてはずします。

本体内部2

ジュースでも飲ませたのか基板とゴムボタンがべたついており、これが操作を阻害していました。基板上の汚れは燃料用アルコールを付けたティッシュで拭き取り、ゴムボタンは歯ブラシにボディソープを付けてこすり水洗いしました。

電池接点

乾いたら出っ張りに合わせてボタンや基板をはめ込みます。電池の接点が裏ぶたに入るように調整して取り付けます。最後に外周の爪をはめ込んでネジを2本締めて電池を入れて完了です。

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