maxell HP-CN12
分解をしてケーブルを取り外します。
HP-CN12
マクセルの安価なカナル型イヤホンHP-CN12です。3種の大きさのイヤーチップの他に、まめ型コードキーパーという物が付属しています。
音が出る部分は楕円(オーバル型ポート)になっています。変則的な形ですがイヤーチップは一般的な大きさです。
ケーブルはY字でからみ防止のパーツが付いています。
仕様
形式 | ユニット | インピ | 感度 | 入力 | 周波数 | 長さ | 端子 | 質量 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ダイナ ミック | 10mm | 16Ω | 100dB/mW | 50mW | 20~22kHz | Y字 1.2m | 3.5mm ストレート | 13g |
再生周波数帯域が、安価なヘッドホンではおなじみの人間の可聴周波数20~20kHzではなく、上限が22kHzになっています。
分解
ハウジングののつなぎ目の隙間にマイナスドライバでこじ開けようとしましたが手応えはなく、手元が滑って手にドライバを突き刺してしまいました。そこで安全策をとってラジオペンチでつまんでみたところ少し開きました。
開いた隙間にドライバを差し込んで開きました。画像は左側ですが、右側は緑色の線の代わりに赤い線が使われています。
もう片方のハウジングもラジオペンチでつまんで分解しました。ドライバーユニットの端子部分にハンダを当ててケーブルを外しました。なかなかハンダが溶けないので追いハンダをして外しています。
ストッパー代わりの結び目をほどいてハウジングからケーブルを外しました。これをE4cのケーブル交換に利用しています。