audio-technica ATH-CK9
断線したケーブルの端子の交換を行います。
ATH-CK9
オーディオテクニカのBAイヤホンです。
イヤーチップを取り付けるノズルのサイズは4.8mmです。
端子交換
片側から音が出なくなったケーブルの断線修理を行います。
端子付近のケーブルを動かすと音が出る事があるので端子付近が断線しています。ケーブルを動かしつつ断線箇所を特定してその手前をカットします。
ケーブルを左右に分離させ皮膜を剥ぎます。赤がRchで2本ある同じ色はGND、緑はLchです。テスターが無くてもケーブルをさかのぼっていけば左右どちらかが分かります。
3.5mmのステレオミニプラグ単体です。端子のピンアサインは先端からL、R、GNDになります。端子を回すと外枠が外れます。下の長いのがGND、この向きだと手前がLchで奥がRchの物が多いですが、テスターで確認した方が良いでしょう。
忘れないうちに外枠をケーブルに通しておきます。忘れるとハンダ付けのやり直しです。
内部の線にも皮膜が付いているのでヤスリで軽くこすって皮膜を剥いでおきます。表面の色が落ちればOKです。そばの線と絡みやすいのでヤスリがけ中は離しておきます。ヤスリがけが終わったらGNDはまとめておきます。GNDは左右共通で同じ場所にハンダ付けを行います。
ハンダ付け箇所は3つありますが、1つずつ作業を進めていきます。まずはRchの端子の穴に線を通してフラックスを塗り、テープで仮固定してずれないようにしてからハンダ付けを行います。そのあとラジオペンチで爪を折り曲げてケーブルを固定します。続けて裏返しにしてGND端子の穴に線を通してハンダ付けを行います。
最後にLchをハンダ付けして外枠を付けて終了です。