Ultrasone HFI-550 Beatmaster
旧HFIシリーズのS-LOGICとハウジングの中身の画像です。
HFI-550 の外観
Ultrasoneのヘッドホン HFI-550 Beatmasterです。2004年頃に販売されていたHFIシリーズの下位機種で、シリーズ共通の折りたたみ可能なヘッドバンドとS-LOGICという特徴を持ちます。
形式 | ドライバ | インピーダンス | 感度 | 再生周波数帯域 | 長さ | 質量 |
---|---|---|---|---|---|---|
密閉 | 50 mm | 64 Ω | 100 dB | 15 ~ 22000 Hz | 3 m | 265 g |
ハウジング
イヤーパッド
イヤーパッドは厚みがあり、耳を覆うため付け心地は良い方です。交換用のパッドが販売されているので劣化したら交換できます。
ヘッドバンド
ヘッドバンドはNeu HX-5000などで使われている物と同じです。それらの機種と同様の動きができます。
ハウジングは180度反転させる事ができます。
横方向に90度回転させる事もできます。
折りたためます。
ヘッドバンドの上には型番、側面にはS-LOGICのロゴが入っています。
ヘッドパッドです。交換用のパッドが販売されているので交換できます。
ケーブル
ケーブルは3mのストレートコード、端子はミニプラグです。
片出しで左側のハウジングからケーブルが出ています。着脱はできません。
イヤーパッドの付け外し
取り外し
イヤーパッドの内側に指を入れて、ハウジングに被さっているイヤーパッドを外します。イヤーパッドの縁がハウジングに引っかかって固定されています。
寸法
イヤーパッドの周りの寸法です。
取り付け
イヤーパッドの裏面の出っ張っている部分を、ハウジングの縁の部分へかぶせていきます。
最後はパッドの内側に指を入れて軽く引っ張りつつはめます。
HFI-550のS-LOGIC
Ultrasoneのヘッドホンでは、S-LOGICというドライバーをセンターからずらした位置に組み込む実装がされています。
Proline750など実際にドライバーの位置をずらして取り付けられている物もありますが、このHFI-550では普通のヘッドホンと同じように中央にドライバーが付いており、シールで音の出る部分を一部隠してオフセットさせています。
50mmドライバーを画像のような寸法のシールで塞がれています。
ハウジングの中身
左チャンネルのドライバーユニット
イヤーパッドを取り外して手前のネジ3つを外すとハウジングを開く事ができます。ドライバーのサイズは50mm、端子は右側に赤い線がつながっています。
ドライバーユニットのマグネットに紙のような物が貼り付けてあります。
左チャンネルのハウジング内部
左チャンネルのハウジングの内部です。配線が一旦基板に入り、そこから右左チャンネルに分配されています。
分岐基板の裏表です。
右チャンネルのハウジング内部
右チャンネルのドライバーです。こちらも端子は右側が赤い線になっています。
右チャンネルのハウジング内部です。中には何もありません。